Louisville(ルイビル)でpumpkin


十三夜の月のイラスト

インディアナポリスからセントルイスに向かう途中、往路で立ち寄ったルイビルを通過しました。とくに寄る予定はなかったのですが、高速道路を走っていたら、大きなカボチャがズラリと並んでいる市場があり、あまりの光景に高速を降りて市場に行きました。折しもすでに10月に入っており、ハロウインに使うカボチャが市に出ていたのです。付近の農場から集められたもので、巨大なものから、普通サイズまで、すべてがオレンジ色のカボチャが所狭しと並んでいる光景は壮観でした。日本のスイカ市場でも、こうは並んでいないでしょう。カボチャのサイズのコンテストもあったようです。カボチャ市の発祥はイリノイ州モートンだそうですが、アメリカ各地で、この時期になるとカボチャ市が開かれるようです。初めて見た光景なので、印象的でした。

日本でもハロウインのカボチャは有名になり、お化けのような顔に作られます。ハロウインの起源については調べていただくとして、日本で知られるようになったのは、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」という映画の影響のようです。主人公はJack,the Pumpkin Kingといいますが、これはあのカボチャで作ったランタンのJack O’Lanternに由来します。ジャック・オー・ランタンの作り方は簡単で、いろいろなやり方がありますが、まずヘタのある部分の頭を切り取ります。そして中身をくり抜きます。くり抜いた実と種は別にしておきます。実はあとでパンプキン・パイにしますし、種は乾燥させて、ナッツのようなおつまみスナックにします。

くり抜いた後の皮の部分をお化け風にナイフで切り取るのですが、三角の目と鼻、そして口に歯を付けるのが定番です。そして中に蝋燭を入れてランタン(提灯)にして、夜に飾ると目鼻口が蝋燭の火で揺らぎ、お化けの雰囲気がでます。ちなみに、このJack O’Lanternの飾りがある家は「ハロウインをします」というメッセージですから、子供たちは、その家に行き「Trick or treat。(いたずらか、お菓子か?)」と尋ねて、お菓子をもらう、という習俗です。普通は「Treat.」といいお菓子をくれるのですが、中には奇特な人がいて「Trick.」と言ってくれる家があります。

そうすると、子供たちは大歓声を上げて、木にトイレットペーパーを撒きつけたり、生卵をぶつけたり、泡スプレーをかけたりできます。またハロウイン飾りに凝る家もあります。がいこつ、棺桶などの他、いろいろな化け物を飾り、施設のお化け屋敷を作り人もいて、大人も子供も楽しむ習慣です。また、大人たちも仮装してパーティをします。映画「ET」では、ETを故郷に返すため、ハロウインの日を選んで、ETをゴブリンに見立てる、という設定がある他、「シンデレラ」ではカボチャの馬車が登場し、真夜中に魔法が消える、というのもハロウインが下敷きになっていることは案外知られていません。ハロウインとカボチャが結びついたのはアメリカ文化からです。ハロウインにはカボチャ料理だけでなく、水に浮かべたリンゴを手を使わずに食べる「アップル・ボビング」や、皿に盛った干しブドウにブランデーで火をつけ、つまみ取る「スナップ・ドラゴン」があります。

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