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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第6回 吉宗の改革と十三植民地の発展(4)新着!!

― 江戸の財政再建と、大西洋を渡って成長する北米 ― 吉宗と北米植民地の「経済問題」 ところが、両者が抱えていた問題は違いました。吉宗の問題は、「幕府の支出が多く、収入が追いつかない」ことでした。そこで、年貢、新田開発、倹約、大名からの上納、財政改革などによって幕府の財政を立て直そうとしました。 一方、北米植民地では、「経済は成長しているのに、本国の規制が強い」という問題が次第に大きくなっていきま・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第6回 吉宗の改革と十三植民地の発展(3)新着!!

― 江戸の財政再建と、大西洋を渡って成長する北米 ― ペンシルベニアは「穀物の植民地」 中部植民地では、さらに異なる経済が発展しました。ペンシルベニアは肥沃な土地に恵まれ、小麦などの穀物生産が盛んでした。フィラデルフィアは重要な港となり、農産物をヨーロッパやカリブ海へ輸出します。こうして十三植民地は、地域によって異なる経済を持つ社会へと発展していきました。これは後のアメリカ合衆国にとって重要な特徴・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第6回 吉宗の改革と十三植民地の発展(2)新着!!

― 江戸の財政再建と、大西洋を渡って成長する北米 ― 同じ頃、北米では人口が急増していた では、18世紀前半の北米を見てみましょう。 イギリス領十三植民地では、人口が急速に増えていました。移民がヨーロッパから渡ってきます。イギリス人だけではありません。ドイツ人。スコットランド人。アイルランド系の人々。フランス系の人々。その他、多様な背景を持つ人々が北米へ移住してきました。さらに植民地で生まれた人口・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第6回 吉宗の改革と十三植民地の発展(1)新着!!

― 江戸の財政再建と、大西洋を渡って成長する北米 ― 18世紀に入ると、日本と北米はそれぞれ大きな変化を迎えます。 日本では、江戸幕府が成立してから100年以上が経過し、徳川政権は安定していました。しかし、その一方で幕府の財政は次第に苦しくなっていました。そこで登場したのが、8代将軍・徳川吉宗です。1716年、吉宗は将軍となり、「享保の改革」を進めます。 一方、北米では、イギリス領十三植民地の人口・・・

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二百十日 ― 台風を警戒する日本の暦新着!!

「二百十日(にひゃくとおか)」は、立春から数えて210日目にあたる日です。毎年9月1日前後に訪れ、2026年は9月1日が二百十日にあたります。まだ残暑が厳しい時期ですが、暦の上では夏から秋へと移り変わる大切な節目です。そして昔の人々にとって、二百十日は「台風の季節がやって来る」と警戒する日でもありました。今年はすでにたくさんの台風が来ているので、二百十日が意識されることはあまりないかもしれません。・・・

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八月三十一日 ― 夏の終わりを告げる特別な一日新着!!

八月三十一日という日は、日本人にとってどこか特別な響きを持っています。夏休みの最後の日、宿題の締め切り、そして夏との別れ。子どもの頃の記憶と結びついている人も多いのではないでしょうか。暦の上ではすでに立秋を過ぎていますが、実際の日本ではまだ厳しい暑さが続く八月三十一日。この日は、夏から秋へと季節が移り変わる「境目」として、独特の存在感を持っています。 日本の学校では、長い間、夏休みを七月下旬から八・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第5回(続々々) 元禄文化とニューイングランド新着!!

― 江戸の町人文化と、北米植民地の「知の社会」 ― ・「豊かさ」が生んだ二つの文化 ここで今回のテーマに戻りましょう。元禄文化とニューイングランド文化は、どちらも17世紀の社会の成熟から生まれました。 日本では、戦争がなくなったことで農業・商業が発展し、それにより都市が成長して、町人が豊かになる。そして、娯楽・出版・芸術が発展、という流れがありました。 ニューイングランドでは、植民地社会が安定する・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第5回(続々) 元禄文化とニューイングランド新着!!

― 江戸の町人文化と、北米植民地の「知の社会」 ― ・しかし「自由な社会」だったわけではない ここで注意が必要です。ニューイングランドは、後のアメリカで「自由」や「民主主義」の象徴として語られることがあります。しかし、17世紀のニューイングランド社会が現代の意味で自由だったわけではありません。ピューリタン社会では宗教的規律が非常に厳しく、異なる信仰を持つ人々が迫害されることもありました。例えば、ロ・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第5回(続) 元禄文化とニューイングランド新着!!

― 江戸の町人文化と、北米植民地の「知の社会」 ― ・その頃、ニューイングランドでは何が起きていたのか 同じ17世紀後半、北米のニューイングランドでも社会が成熟し始めていました。特に現在のマサチューセッツ州周辺では、ボストンを中心に都市社会が形成されます。ただし、日本の江戸とは社会の成り立ちが大きく違いました。ニューイングランド社会を作った中心的な集団の一つがピューリタンです。彼らは宗教的な信念を・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第5回 元禄文化とニューイングランド新着!!

― 江戸の町人文化と、北米植民地の「知の社会」 ― 17世紀後半、日本では江戸時代が成熟期を迎えていました。 徳川幕府による政治的な安定が続き、戦国時代のような大規模な戦争はほとんどありません。農業生産が増え、全国を結ぶ交通網が整備され、商品が盛んに流通するようになりました。そして、都市に暮らす人々の間から、新しい文化が生まれます。それが「元禄文化」です。井原西鶴、松尾芭蕉、近松門左衛門、菱川師宣・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第4回(続々々) 鎖国の日本、開拓の北米新着!!

― 海を管理した日本と、川をたどって内陸へ進んだヨーロッパ人 ― ・なぜ北米では「西へ」が重要になったのか 北米の歴史を理解する上で、「西」という方向は非常に重要です。大西洋岸に到着したヨーロッパ人にとって、西には巨大な大陸が広がっていました。その先には何があるのか。どこまで土地が続いているのか。どんな資源があるのか。どんな民族が暮らしているのか。こうした未知への関心が探検を促しました。そして、「・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第4回(続々) 鎖国の日本、開拓の北米新着!!

― 海を管理した日本と、川をたどって内陸へ進んだヨーロッパ人 ― ・日本の「道」と北米の「水路」 ここで、交通という視点から日本と北米を比べてみましょう。江戸時代の日本では、街道が整備されました。東海道。中山道。甲州街道。日光街道。奥州街道。これらの道路を利用して、人や物、情報が全国を移動しました。江戸を中心とした交通網は、幕府による統治にも役立ちました。一方、北米では川と湖が交通網の中心でした。・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第4回(続) 鎖国の日本、開拓の北米新着!!

― 海を管理した日本と、川をたどって内陸へ進んだヨーロッパ人 ― ・なぜ幕府は海を管理したのか その背景には、日本独特の地理的条件があります。日本は島国です。外国勢力が海から侵入してくる可能性がある一方、海によって国内を守ることもできます。幕府は、長崎、対馬、薩摩、松前など、海外と接する窓口を限定することで、外国との情報や貿易をコントロールしました。これは「世界から離れる」というより、「世界との接・・・

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処暑 ― 夏の終わりを告げる風と七十二候新着!!

八月も後半に入ると、暦の上では「処暑」を迎えます。処暑は二十四節気の一つで、毎年おおむね八月二十三日ごろにあたります。「処」には「とどまる」「収まる」という意味があり、暑さが次第に収まり、秋の気配が濃くなっていく時期を表しています。とはいえ、現代の日本では処暑を迎えても厳しい残暑が続くことが珍しくありません。それでも、朝夕の風や空の高さ、虫の声などに、少しずつ季節の変化を感じるころです。処暑は、夏・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第4回 鎖国の日本、開拓の北米新着!!

― 海を管理した日本と、川をたどって内陸へ進んだヨーロッパ人 ― 17世紀前半、日本と北米は大きく異なる方向へ進み始めました。日本では徳川幕府が国内の統治を安定させ、海外との交流を厳しく管理する体制を整えていきます。後に「鎖国」と呼ばれることになる体制です。 一方、北米では、イギリス人やフランス人が大西洋岸から内陸へ進み、森林、湖、河川を利用して新しい交易拠点や植民地を築いていました。一見すると、・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第3回(続々) 新着!!

・17世紀、日本と北米を結ぶ「もう一つの世界」 実は、この時代の日本と北米には、直接的な接点も存在しました。17世紀初頭、スペイン領メキシコを経由して日本と北米を結ぶ太平洋交易が行われていました。1609年、フィリピン総督を務めたロドリゴ・デ・ビベロが日本近海で遭難し、現在の千葉県御宿町付近に漂着しました。徳川家康は彼らを保護し、帰国のための船を建造させます。1610年には「サン・ブエナ・ベントゥ・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第3回(続) 新着!!

・1608年、フランス人もケベックを建設 そして翌1608年、北米ではもう一つ重要な都市が誕生します。ケベックです。フランス人探検家サミュエル・ド・シャンプランがセントローレンス川沿いに築きました。ケベックもジェームズタウンと同じく、ヨーロッパ人による植民拠点でした。しかし、フランス人の北米進出にはイギリスとは異なる特徴がありました。フランスは毛皮交易を重視し、先住民族との同盟関係を築きながら内陸・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第3回 家康が江戸幕府を開いた頃、北米でも新しい社会が始まった― 江戸の町とジェームズタウン、二つの「新しい都市」 ―新着!!

1603年、徳川家康が征夷大将軍に任命され、江戸幕府が成立しました。この出来事は、日本史では「戦国時代の終わり」として扱われます。しかし、同じ年を北米史の視点から見ると、もう一つ興味深いことが見えてきます。それは、北米でもヨーロッパ人による「新しい社会づくり」が本格化しようとしていたことです。 日本では、戦乱を終わらせるために徳川家康が政治制度を整え、江戸を中心とする新しい国家秩序を築き始めました・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第2回(続々)「同じ1600年代」が全く違う方向新着!!

1600年代初頭の世界を一枚の地図として眺めると、とても興味深い光景が浮かび上がります。日本では徳川家康が江戸に幕府を開き、国内の戦乱を終わらせようとしていました。 イギリスではジェームズ1世が即位し、北米植民地の建設が始まります。 フランスではシャンプランがケベックを建設します。 スペインはすでにメキシコやフロリダなど広大な領域を支配していました。 つまり17世紀初頭は、日本にとって「国内統一の・・・

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日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第2回(続)日本では秀吉が天下を統一する新着!!

ロアノーク植民地が謎に包まれていた頃、日本では歴史が大きく動いていました。1582年、明智光秀による本能寺の変によって織田信長が倒れます。その後、豊臣秀吉が勢力を伸ばし、1590年には小田原の北条氏を降伏させ、全国統一を達成しました。つまり、日本では一人の権力者が国内を統一していたのです。 一方、イギリスでは海外に新しい植民地を作ろうとしていました。まったく異なる歴史が同じ時間に進行していたのです・・・

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