Highway 1(1号線)

サンディエゴからLAへの帰路は、通常はI-5という高速道路です。しかし時間があれば、1号線というカリフォルニア海岸を走るハイウエイをドライブするのも楽しいです。私たちが住んでいたノースリッジNorthridgeはLAの北部にあります。CSUNのある場所です。ここからサンディエゴだけでなく、Long Beachなどに行くには、1号線をゆっくりドライブするのも楽しい旅です。時間のない観光旅行では、そういう余裕がありませんが、時間的余裕があれば、レジャーとしてのドライブは楽しいものです。1号線は短期滞在でも一部ならドライブできるので、訪問客と一緒だったり、自分の短期滞在の時にもドライブしました。グランドキャニオンやナイアガラ、オニックスケーブ、ホワイトサンズのような巨大な大自然ではないですが、美しい自然や動物などを見ることもあり、自然が楽しめます。
ルート66やI-20, I-40といった米大陸横断道路はLAからシカゴ、NY、DCといった東西の大都市を繋ぐ幹線道路ですが、アメリカ大陸を長方形に見立てると、LAは左下の隅、NY、DCは右上の隅にあるので、幹線道路は長方形の斜線(対角線)となります。そして1号線はカリフォルニアから、オレゴン州を通ってシアトルのあるワシントン州まで、長方形の左縦線を走っています。長方形の上横線はカナダ国境を走る道路がありますが、ここはなかなかの難所なので、そこを走る機会はありませんでした。下横線はメキシコとの国境であり、今回、半分ほど走りましたが、いつか機会があれば、残りの半分を走ってみたいと思いました。
後日、それは一部叶い、テキサス州南部、ニューオールリンズ、そしてフロリダ州をオーランドからマイアミまでドライブできました。そして右縦線はNYからリッチモンドとその先のウイリアムズバーグまで、右縦線の3分の1ほどをドライブできました。なかなか全米踏破というわけには行きませんでしたが、それでも、合計35州を踏破できました。アメリカの州には本土以外にアラスカとハワイがあり、ハワイは何度も行き、オアフ島とハワイ島はドライブしましたが、アラスカには行く機会はついにありませんでした。アメリカ人でも全州踏破という人は滅多にいないということですし、まあ外国人としてはちょっと自慢できるかもしれません。
何より、アメリカという国をかなり理解できるようになりました。アメリカは50州、日本は約50県と数字だけは似ていますが、1つ1つのサイズはまったく違いますし、多様性の内容が全く違います。国土はアメリカが日本の約20倍、人口は約2倍です。人口密度は約10分の1で、人種の種類ははるかに多いです。日本は国土の約8割が森林ですが、アメリカは国土の3分の1は国有地で、砂漠や森林の「未開拓地」です。日本の森林山地で国有地は少なく、ほぼ私有地なので、開拓は難しいのですが、アメリカの国有地は払い下げによって、大規模開発が可能です。その開発(develop)をするのがデベロッパーであり、同じ名前の日本の不動産業者とはスケールが違います。アメリカではまず水源地を確保し、運河を作って、人工湖(水源)を確保して、その周囲にwater frontという高級住宅地を造成していきます。日本の不動産会社が河の周辺にマンションを建てるのは根本的な思想が異なります。このように日米の文化差を理解できるようになったのも滞米期間の長さのおかげです。
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