四月馬鹿

本日をもって、このコラムも終了となります。長い間のご精読ありがとうございました。終了の理由は執筆者の天国への長期出張によるものです。現地報告によれば、天国よいとこ一度はおいで、だそうです。酒はうまいしネエチャンはきれいだ、ウワッウワッワー。鯛や平目の舞踊り。それは竜宮城の話です。仏教徒の方は極楽浄土ですから、蓮の花が咲き乱れ、美しいところだそうです。『阿弥陀経』には「其の国の衆生、衆苦有ること無く、但だ諸楽を受くるが故に極楽と名づく」ということなので、。日本人は、思いが適えられる結構な世界と考えてきました。もっとも、温泉に入ると「極楽、極楽」といいますから、案外、気楽に行けるところのようです。阿弥陀如来が法蔵菩薩であった時に立てた四十八願の一つである三十五願「女人往生願」により、女性が極楽浄土に生まれかわると男性となるとされているそうなので、極楽にきれいなネエチャンは期待できません。『法華経』サンスクリット本の観世音菩薩普門品によると、極楽浄土では性交が行われない代わりに、蓮華の胎に子供が宿って誕生するということになっているので、女性は不要ということらしいです。フェミニズムの方々やLGBTQ運動の方々はどうされるのでしょう。極楽行拒否運動でもされるのでしょうか。そうなると地獄しか選択肢はないので、閻魔大王にお願いするしかありません。それとも、「そもそも法華経は間違っている」という批判をされるのでしょうか。そういう批判を聞いたことがないのですが、あるいはどこかで主張されているかもしれません。もしくは仏教からキリスト教かイスラム教に改宗されて、天国行きを希望されるのかもしれません。キリスト教やイスラム教でも、死後すぐに天国に行けるわけではなく、まず「最後の審判」というのを受けねばなりません。しかし宗派によって、内容にかなりの違いがありますので、改宗の折には慎重に選ぶ必要があります。キリスト教ではマタイの福音書に「生前に悔い改めなかったものはシオール、重大な悪行を犯した者は永遠に滅びるゲヘナにいく。最後の審判で復活したイエス・キリストが再臨し裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と、地獄に墜ちる者を分ける」だそうです。生きているうちに悔い改めないといけないのです。最後の審判はいつ行われるかというと、「世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められる」とされていますから、世界の終焉まで待たないといけません。どこで待つかと言うと千年王国ということになっているそうです。千年王国については宗派により説明が異なりますが、もし内容を知りたければ、ヨハネによる黙示録を読んでください。宗派によっては、死ぬと天国と地獄の他に煉獄(れんごく)があって、そちらに行く死者もあるそうです。仏教の方では、死者の魂はすぐに三途の川を渡るのではなく、命日から7日目です。行き先が天国か地獄になるかを決める審判が、四十九日までの間「7日ごと」に行われます。最初の審判は命日から7日目の初七日です。閻魔様は五番目三十五日ですので、お間違いのないように。
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