大日本史は、江戸時代の水戸藩が中心となって編纂した日本の正史です。編纂開始から完成まで、実に250年以上を要したこの大事業は、単なる歴史書にとどまらず、近世日本の思想や政治意識、そして国家観を体現した存在として、今もなお高く評価されています。大日本史の編纂が始まったのは、17世紀後半のことです。水戸藩二代藩主・徳川光圀(とくがわ みつくに)が、歴史を通じて人心を正し、徳川家の支配正当性を高めること・・・
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