国際子どもの日
日本の子どもの日は5月5日の端午の節句ですが、International Children’s Day国際子供の日は11月20日です。1954年、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、国連によって制定されました。1959年11月20日には国連総会で「子どもの権利宣言」が採択され、その30年後の1989年の11月20日、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が、国連総会で採択されました。この条約が生まれたことにより、世界中で子どもの保護への取り組みが進み、これまでに多くの成果が生まれました。(https://www.unicef.or.jp/wcd/)
世界の中には可哀そうな子どもがたくさんいます。
「年間520万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっている。(6秒に1人の5歳未満児が命を落としている。)」
「5,900万人が小学校に通えていない。(小学校に通う年齢の子どもの11人に1人に相当)」
「3億5,600万人近くの子ども(6人にひとり)が、極度の貧困状態(1日1.90米ドル未満)で暮らしている。」
「推定170万人の子ども(0?14歳)がHIVと共に生きている。」
「1億6,000万人が、児童労働に従事している。(そのうち 7,900万人は、危険な状況・条件下で働いている)」(同上)
UNICEFはこういう子どもたちを支援をしています。個人や各国だけではどうにもならない状況なのですが、やはり個人や国が支援しないとどうにもならないのです。
ユニセフは東京事務所を開設していますが、別に日本ユニセフ協会というのがあり、「UNICEF東京事務所はユニセフ公的資金調達局の駐日事務所として、日本政府からの政府開発援助(ODA)による資金協力や、その他の連携促進などを行っています。民間(個人、団体、企業等)の窓口は日本ユニセフ協会、政府機関の窓口はUNICEF東京事務所と、それぞれの役割をふまえ、ユニセフ支援の輪を広げるために日頃から密に連携して活動しています。」と役割を分担しています。ユニセフのアンバサダー(大使)も黒柳徹子さんはユニセフ国際大使で、日本ユニセフ協会大使は長谷部誠さん、ユニセフ・アジア親善大使がアグネス・チャンさんと分かれています。世界でも著名人が大使であったり、イベント参加があったりしています。ユニセフへの寄付は税額控除の対象となり、約40%が所得税額から控除されます。マンスリーサポートが便利ですが、偽サイトもあるので注意してください。正しくはこちらです。https://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_monthly2.html
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