ルネサンス
今、1960年代、70年代に買った本を読み返しています。
半世紀経って読み返して見ると、昔わからなかったこと、当時無視していたことなど新しい発見が数多くあります。
書物という遺産はすごいですね。
歴史は繰り返すというか、今、なんとなく煮詰まってきている社会が新たな展開をするためには昔を学ぶ必要があると思います。それがルネサンスつまり温故知新なのです。
ルネサンスは復古と呼ばれますが、単純に昔に戻すのではなく、今の視点から作り直すことを意味します。現代用語でいうならリノベーションです。
古民家もトイレは汲み取り式ではなく、水洗。風呂は五右衛門ではなくシャワー付きの自動式。台所はかまどでなく電子レンジ。こういう便利は取り入れるべきです。一方で、現代はなくなってしまった囲炉裏や廊下の復活。
そこから得られる快適さを追求するのが温故知新。