World Intellectual Property Day


知的財産

世界知的所有権の日は毎年4月26日に開催されます。このイベントは、2000年に世界知的所有権機関(WIPO)によって設立され、「特許、著作権、商標、意匠が日常生活にどのように影響するかについての認識を高め」、「創造性と、世界中の経済と社会の発展に対するクリエイターやイノベーターの貢献を祝う」ことを目的としています。4月26日が世界知的所有権の日として選ばれたのは、1970年に世界知的所有権機関設立条約が発効した日と一致するためです。世界知的所有権の日は、WIPO最大の知的財産(IP)パブリックアウトリーチキャンペーンです。[1](Google 訳)

World Intellectual Property Day is observed annually on April 26. The event was established by the World Intellectual Property Organization (WIPO) in 2000 to "raise awareness of how patents, copyright, trademarks and designs impact on daily life" and "to celebrate creativity, and the contribution made by creators and innovators to the development of economies and societies across the globe". April 26 was chosen as the date for World Intellectual Property Day because it coincides with the date on which the Convention Establishing the World Intellectual Property Organization entered into force in 1970. World Intellectual Property Day is WIPO’s largest intellectual property (IP) public outreach campaign.[1](Wikipedia)

4月26日は世界知的財産の日です。上記の日本語はその下のwikipedia英語版の翻訳です。翻訳はGoogleの機械翻訳です。さて、この文章の知的財産権はどこにあるでしょうか。原文はwikipediaですから、まずはwikipediaにありそうです。しかし、wikipediaはいろいろな人が書き込んでいるので個人としての著作権が明確ではありません。そもそもwikipediaの文はWIPO(https://www.wipo.int/about-ip/en/)からの引用から構成されています。そして翻訳には翻訳権があるはずですが、実は普通に人間が翻訳した場合と違い「Google翻訳はいわゆる 機械翻訳 です。 機械翻訳には創作性がないため、その結果には著作権の保護を受ける権利が与えられないと一般的に考えられています( 著作権審議会第9小委員会(コンピュータ創作物関係)報告書 )(https://note.com/kyokushinfc/n/n16e3f150dc5e)だそうです。そしてこのコラムは引用と翻訳で構成されています。しかしこの構成と本文は筆者の独創です。つまり組み合わせ方が知的財産権ということです。この文章は引用部分をカッコで括り、引用先を明示しているので、本文とそうでない分が明示されています。なので本文は知的財産権の対象ということになります。なおpropertyはいろいろな意味があり、Weblioでは「財産、資産、所有物、所有地、地所、土地(建物)、所有権、所有、(ものの)特質、特性」と挙げています。Intellectualは「(意志・感情に対して)知的な、知力の、知力を要する、頭を使う、知性のすぐれた、理知的な」を挙げていて、それらの合成語である知的財産の英語は実に範囲が広いことがわかります。

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