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神無月朔日新着!!
今年は新暦と旧暦がちょうど1カ月ずれていて、11月1日が旧暦10月1日となります。旧暦十月の別名は神無月ですが、これには都市伝説のような通説が広がっています。 神様がいなくなる月説: 旧暦10月には全国の神々が出雲大社に集まるため、他の地域には神様がいなくなるという説です。一般に、これが「神無月」の由来とされていますが、これは俗説とされています。神の月説というのもあります。 「神無月」の「無」は「・・・
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ぜんざい新着!!
ぜんざいの日は毎年10月31日に祝われています。この日は、出雲大社の神事「神在祭(じんざいさい)」に由来しています。出雲大社では、毎年10月に全国から多くの人々が集まり、神々を祀る祭りが行われます。ぜんざいという言葉は、元々「蒸し」や「煮し」を意味する「蒸し」に由来しています。江戸時代には、蒸し物や煮物を指す言葉として使われていました。それが、現在のぜんざいは、小豆を煮詰めた甘い汁物だけを示すよう・・・
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TKG新着!!
たまごかけごはん(TKG)は、日本の家庭料理の一つで、シンプルながらも非常に人気があります。10月30日が「たまごかけごはんの日」とされているのは、2005年に「日本たまごかけごはんシンポジウム」が開催されたことに由来しています。たまごかけごはんの起源は明確ではありませんが、江戸時代から食べられていたとされています。特に、農家や漁師の間で手軽に栄養を摂取できる食事として親しまれていました。しかし町・・・
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債権の語源と意味新着!!
債権は、特定の人(債権者)が他の特定の人(債務者)に対して一定の行為(給付)を請求する権利を指します。語源はラテン語の「jus obligatio」に由来し、ローマ法から発展した概念です。漢字の「債」は「人」と「責」を組み合わせたもので、責任や義務を負うことを意味します。 国債は、国が資金調達のために発行する債券で、国の信用力を背景にしているため、安全性が高いとされています。国債は国が資金を調達す・・・
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選挙の語源 2新着!!
「選挙」という言葉は、漢字の「選」と「挙」から成り立っています。「選」は「選ぶ」、「挙」は「挙げる」という意味です。古代中国における「選挙」は、現代の選挙とは異なり、主に官吏登用制度を指していました。特に有名なのは「郷挙里選」という制度です。この制度は、地方の有力者や長官が優秀な人材を推薦し、中央政府がその推薦を基に官吏を選ぶというものでした。「郷挙里選」は前漢の武帝の時代に始まりましたが、やがて・・・
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松陰忌新着!!
10月27日は吉田松陰の命日です。松陰忌は、幕末の思想家・教育者である吉田松陰を偲ぶ日で、彼が処刑された1859年10月27日に由来します。吉田松陰(1830-1859)は、長州藩の下級藩士の子として生まれ、幼少期から兵学を学びました。彼は松下村塾を開設し、高杉晋作や久坂玄瑞などの弟子を育てました。松陰は国防のために西洋の知識を取り入れようとし、ペリーの黒船に乗り込んで留学を試みるなど、行動力に富・・・
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原子の語源と原子力新着!!
10月26日は「原子力の日」です。1964年、日本政府はこの日を「原子力の日」と定めました。この背景には、1956年10月26日、日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟しました。原子力が平和的利用の象徴として、我が国に新たなエネルギーの可能性をもたらした記念日なのです。また、1963年のこの日は、茨城県東海村の日本原子力研究所において、日本初の原子力発電が行われました。動力試験炉(JPDR)と呼ば・・・
伴天連の語源新着!!
「伴天連(バテレン)」という古語は現代では時代劇にしか出てきません。伴天連の語源は、ポルトガル語の「padre(パードレ)」に由来します。これは「父」や「神父」を意味し、日本にキリスト教が伝来した際にカトリックの宣教師を指す言葉として使われました。文献上の初出は1569年の「御湯殿上日記」に見られ、「はてんれん、けふりんしいたされて」という記述があるそうです。この言葉は、江戸時代初期には「伴天連宗・・・
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伝統の語源新着!!
「伝統」という言葉は、中国の古典に由来します。「伝」は「伝える」、「統」は「統べる」という意味を持ち、合わせて「伝え統べる」、すなわち「受け継がれてきたもの」を指します。日本での初出は平安時代の文献に見られますが、具体的な文献名や時期については諸説あるそうで、明治時代の訳語ではないようです。伝統に相当する昔の表現としては、「古来の習わし」や「家風」、「家訓」などが使われていました。これらの言葉は、・・・
霜降(そうこう)新着!!
本日から二十四節気の「霜降」(そうこう)に入ります。霜降は秋の終わりを告げる節気で、文字通り、霜が降り始める時期を指します。今年のように暖かいと霜はまだの地域も多いと思われますが、夜は小寒い日もあります。七十二候では霜降は以下の三つの候に分かれます。 初候:霜始降(しもはじめてふる) - 霜が降り始める。次候:霎時施(こさめときどきふる) - 時折小雨が降る。末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ) - ・・・
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学位
英語のartsには広い意味があり、日本語はその都度訳語を変えています。たとえば大学院を出て修士号をえますが、この修士は文系ならMater of Arts, M.A.ですし、理系ならMaster of Science, M.S.です。厳密にいえばMasterが修士なので、直訳して「学芸修士」、「科学修士」としているケースもあります。ちなみに大学出つまり学士はBachelorでofの後に学部名がつきま・・・
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芸術の語源と歴史、日本の芸術
「芸術の秋」といわれ、美術館などを訪れる人が急増する季節でもあります。最近は「アート」という表現も増えてきましたが、この語には何となく近代的、前衛的なニュアンスがあります。日本語の「芸術」と英語の「アート」は、しばしば同義語として使われますが、微妙な違いがあります。「芸術」は、技術や技能を重視する側面が強く、伝統的な技法や形式に基づく表現が含まれます。一方、「アート」は、より広範な創造的表現を指し・・・
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秋土用の入り
今日から秋土用に入ります。農業も暦を頼りにすることがなくなったので、世間の習慣も変わってきていますが、伝統を考えるにほよい機会です。秋土用は、立冬の前の約18日間を指します。この期間は、季節の変わり目であり、特に農作業や体調管理に注意が必要とされています。 土用は四季それぞれに存在し、春夏秋冬の土用がありますが、秋土用は特に冬の準備期間として重要視されています。秋土用には、特定の日として「土用の辰・・・
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学問の語源と歴史
「学問」という語の語源 は中国の古典に由来します。「学」は「まなぶ」と読み、知識や技術を身につけることを指します。「問」は「問い」を意味し、疑問を解くことや探求することを示します。つまり、学問とは学び、疑問を解き、知識を深めることを意味します。人から教わるのではなく、自ら疑問をもって探究することが学問の基礎です。そして真理を見つけ出すことが重要です。 日本における学問の歴史は、古代から現代まで様々・・・
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倫理の語源と歴史
「倫理」は漢字の「倫」と「理」から成り立っています。「倫」は「人間関係」や「秩序」を意味し、「理」は「道理」や「原理」を意味します。倫理は英語で ethicsですが、この語は、ギリシャ語の ethosに由来し、これは「習慣」や「性格」を意味します。日本語では他にも「道徳」「規範」と訳されることもあります。これらは倫理が人々の行動や社会の規範に関わる概念であることを示しています。倫理の歴史は、古代文・・・
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科学の語源と歴史
科学といえば、日本の今では理系、自然科学の意味に限定されていますが、昔の大学のいわゆる一般教育は自然科学、社会科学、人文科学の3分野があり、それらをまんべんなく学習することが「教養」と考えられていました。どこから変わってしまったのか、考えてみましょう。「科学」という言葉は、英語の science に由来します。 “science” はラテン語の scientiaから来ており、これは「知識」や「知る・・・
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思想・哲学
英語のphilosophyの日本語訳は「哲学、哲学体系、哲理、原理、(経験などによって得た)人生哲学、人生観、処世観、(哲人のような)冷静さ、達観、悟り」など数多くあります。理念は普通、ideaという英語が対応していますが、時にはphilosophyが対応することもあります。「哲学」という言葉は、日本語で「知恵を愛する」という意味を持ちます。これは、中国の古典に由来し、「哲」は「知恵」や「賢い」を・・・
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十三夜
今年は10月15日が旧暦長月13日なので、今夜の月が「十三夜」になります。秋の夜長、澄んだ空に浮かぶ月は、古来より日本人の心を捉えてきました。その中でも「十三夜」は特別な意味を持ち、十五夜の満月とは異なる趣を楽しむことができます。この夜は「後の月」とも呼ばれ、十五夜の「中秋の名月」に次ぐ美しい月夜とされています。十五夜が満月であるのに対し、十三夜は少し欠けた月で、その微妙な形が一層の風情を醸し出し・・・
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スポーツの語源
「スポーツ」という言葉は、古フランス語の「desport」または「disport」に由来し、これは「楽しむ」や「気晴らしをする」という意味を持ちます。この言葉はさらにラテン語の「desportare」に遡り、「気晴らしをする」や「楽しむ」という意味を持っています。英語においては、14世紀頃から「sport」という形で使われ始め、主に娯楽やレクリエーション活動を指すようになりました。日本英語としては・・・
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選挙の語源
「選挙」という言葉は、中国の古典に由来しています。「選」は「選ぶ」という意味で、「挙」は「挙げる」という意味です。これらの漢字が組み合わさることで、「選び挙げる」、すなわち「候補者を選び出す」という意味が生まれました。この概念は古代中国の官僚制度において、官僚を選抜するための方法として用いられていました。日本においても、古代から官僚や役人を選ぶための制度が存在していましたが、現代のような選挙制度が・・・
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