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旧暦から新暦へ新着!!
12月4日は「カレンダーの日」です。明治5年の太政官布告で太陽暦が採用されることとなり、明治5年12月3日(旧暦)が1873年(明治6年)年1月1日(新暦)とされました。この改暦により、日本は太陽暦を採用している諸外国と外交上の足並みを揃えられることになったということです。西洋文化を取り入れたい明治政府にとって外国と条約を結んだり、会合の約束をする時に暦が違うのは不便でした。 日本は長い間、月を基・・・
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Language Origins
ストーキー編集の言語起源論 Language Origins ストキー他の共著による言語起源論。アメリカ手話学会ではほとんど無視されてきたが、現代の視点から見ると慧眼である論文が掲載されている
日本の被占領
若い人の中には日本が連合国軍(英米軍の他にフランス、中華民国、ソ連やオランダなど17か国だが実質英米軍)に占領されていたことを知らない人もいるようです。極端な場合ですが、日本とアメリカが戦ったことすら知らない人もいるとか。広島と長崎の原子爆弾はどこが落としたのだと思っているのでしょうね。 1945年9月2日に日本は正式に降伏文書に署名し、そこから日本は英米軍の占領下になり、連合国軍最高司令官マッカ・・・
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欧米の古戦場
日本の古戦場はほとんどが住宅に埋め尽くされ、昔の面影はわずかに残る土塁とか小山と碑だけということが多いのですが、欧米の古戦場は当時の面影を残していることが多いというのが個人的な印象です。理由は簡単で、城の大きさと建築方法にあると思われます。日本の城は天守閣を中心にして、堀や土塁で周囲を囲む形が一般的で、現在、堀は埋められて道路になっていたり、土塁は崩されて、一部に石垣が残っているだけです。天守閣も・・・
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小牧・長久手の古戦場
「どうする家康」は小牧・長久手の戦いに入ります。天下分け目の戦いといえば関ヶ原の戦いをイメージする人が多いのですが、個人的にはこの戦いが家康と秀吉の実質的な戦いであり、分け目だと思っています。結果的に勝敗が曖昧でしたが、それは家康の戦略であり、最終戦は大阪冬の陣と夏の陣で豊臣家を滅亡させるので、これが最終戦です。しかしその前の関ヶ原の戦いで趨勢は決まっていました。すなわち家康対秀吉の争いは、小牧・・・・
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終戦記念日
8月15日は終戦記念日です。日本ではこの日に玉音放送があり、天皇から国民に敗戦を伝えたことをもって終戦としています。どの時点をもって敗戦とするか、についてはつねに議論になります。日本の敗戦は連合軍のポツダム宣言を受諾したことをもって敗戦とするというのが国際的な認識なので、論理的には9月2日に降伏文書に署名しているので、その日を終戦とするのが正しいのかもしれません。しかし8日15日の玉音放送をもって・・・
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八月一日(ほずみ)
難読人名の1つとして八月一日(ほずみ)があります。これは旧暦の八月一日になると稲などの作物の穂が実るので、穂を摘む季節になった、という意味が語源になっています。新暦だと真夏なのでピンときません。今年は閏月が入ったため、9月15日が旧暦八月一日になります。現代では稲作も早稲(わせ)が中心になり、この頃になると新米もでてきます。閏月がなければひと月後の10月15日頃なので、収穫が始まっても不思議はない・・・
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第1次世界大戦開戦
1914年7月28日から1918年11月11日にかけて、連合国と同盟国(中央同盟国)の間で戦われた世界規模の戦争が第一次世界大戦です。当時は世界大戦という呼び名でしたが、第二次世界大戦後、第一次という呼び名に替わりました。 この戦争では7000万以上の軍人(うちヨーロッパ人は6000万)が動員され、史上最大の戦争の一つです。第二次産業革命による技術革新と塹壕戦による戦線の膠着で死亡率が大幅に上昇し・・・
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ポツダム宣言
1945年7月26日にアメリカ大統領トルーマン、イギリス首相チャーチル、中華民国蒋介石主席の名で日本に対して出された、13か条からなる宣言がポツダム宣言です。正式には日本への降伏要求の最終宣言とも言います。ポツダムとはドイツのベルリン近郊にある町の名前です。事後報告を受けたソ連のスターリン共産党書記長は署名していません。中華人民共和国も大韓民国も成立はこの後ですから、当然、署名者に入っていません。・・・
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月面着陸
1969年7月20日、アメリカのアポロ11号が世界最初に人類が月面に着陸しました。今でも偽だとかいろいろな陰謀論がありますが、これが捏造だという証拠を示すのは相当困難です。現在のようなコンピュータ技術があったわけでもない時代に、これだけの画像を捏造できるとしたら、それこそすごい技術で、それなら今の画像技術ももっと早く世に出ていたはずです。 この月面着陸計画はJ.F.ケネディの大号令によるもので、当・・・
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フランス革命 Révolution française
パリ祭の名で知られている、フランス革命記念日(7月14日)はフランスの祝日 (fête nationale)です。フランス革命 (Révolution française) のシンボルである、1789年7月14日バスティーユの奪取 (prise de la bastille) と1790年の建国記念日(Fête de la Fédération)を記念して毎年フランスで祝われる祝賀行事で・・・
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Sign Language Studies 14
書名 Sign Language Studies 14 概要 手話と生物学の関係のみならず、視野を広げて、性教育や性用語の通訳についても言及するWoodwardの論文が載っている。1977年当時、すでにgayやlesbianなどによる分類があり、差別について厳しい論評をする彼の視点がわかる。現在話題のLGBTは昔から米国では差別の対象であった。ただこの時点ではTやQ、Aについては意識になかったよう・・・
手話言語学入門(連載記事)
解説 本書は1985年から3年にわたり、全日本ろうあ連盟の季刊誌から依頼を受けて連載したものです。期間が長いため、書いている間に多少概念の揺れなどがありますが、基本的には言語学の立場から見た手話という言語についての私論が展開されていますので、現在でも通用する箇所が多いと思います。また専門書ではなく一般向けですので、比較的わかりやすいと思います。当時はまだ手話を言語と認めない人が多く、とくに聾教育界・・・
日本海海戦と日露戦争
1905年(明治38年)5月27日日露戦争の日本海海戦において東郷平八郎が率いる日本海軍連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を撃滅し、日本が歴史的な大勝利を収めました。このことは世界史上重要な出来事でした。ソ連になる前のロシアに勝利したので、反露の国々では今も高く評価されています。TOGOというビールが今もあります。日露戦争の勝利にポーツマス講和会議となり、日本の地位が国際的に高まりました。そして勝・・・
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Sign Language Studies 10
書名 Sign Language Studies 10 概要 Stokoe, Woodward,Battison,Jordanなど後に著作を出した人々のベースとなる論文が掲載されている。テーマは外国手話(アメリカ手話以外)との比較。
Sign Language Studies 9
書名 Sign Language Studies 9 概要 カナダの木工所のサイン、身振りと言語起源の問題など、手話を広く捉えた論文が掲載されている。この頃から、聾者の手話だけでなく、いわゆる業界のサインなども視野に入れる視点が示されている。Kendonのgestuculation(身振り化)というコミュニケーション方法の提案はHewsの言語起源論を発展させたものである。
Sign Language Studies 8
書名 Sign Language Studies 8 概要 Klima &Bellugiが後の著作のベースとなる手話の詩的特徴について、Goldin^Meadowがホームサインの発生について、Chavesはスペインの修道院における聾教育について、Hansen&Olsenはデンマーク手話の特徴について、Taylorは英語と日本語の前置詞や助詞のエラーが聾児に見られること、Barakatはシトー派修道・・・
Sign Language Studies 7
書名 Sign Language Studies 7 概要 手話に関する心理言語学、社会言語学からのアプローチの古典。手話習得、ろう文、ろう児の親の心理などに関する論文を掲載している。