ルート66 ④ Gallup / Albuquerque

Gallup
アリゾナ州には奇岩が連なる観光地がたくさんあり、ひとつひとつ訪問していては何日あっても足りません。先を急ぐ旅なので、観光は諦め、アリゾナ州を抜けると、次はニューメキシコ州です。R66の次の街ギャラップに入ります。標高約1,970メートルの高原に位置し、「インディアン・カントリーの心臓」と称され、ナバホ・ネーションやズニ族居留地への玄関口として知られています。インディアンというのは差別語とされ、日本ではアメリカ先住民(Native Americans)と言い換える習慣になっていますが、現地では今でもIndiansと平気で使っています。こういう「言葉狩り」については、Political Correctnessという政治思想と関係が深く、人権主義に厳密な人々とそうでない人々がいて、それが多様性を形成しているのがアメリカという多民族・多文化国家なのですが、日本は多様性とか多文化共生というスローガンは広がっていても、実際は多様性が少なく、政争の具になっている印象が強いです。日本では差別用語というレッテルが貼られると、「一斉に」禁止されるという排他的傾向が強い文化です。多様性を認める前提には寛容が不可欠ですが、日本文化は意外に非寛容な側面が強いといえます。
ギャラップは、1926年に歴史的なルート66が町を通過したことで観光が盛んになり、多くのモーテルやインディアン・トレーディングポストが軒を連ねたとされています。現在もルート66沿いのネオンサインや歴史的建造物が当時の面影を残しており、ハリウッドの西部劇撮影地としても有名です。今回の旅では、残念ながら、さっと通過し、次の街へとドライブを続けました。
Albuquerque(アルバカーキー)
アルバカーキーはバルーンフェスティバルで有名ですが、シーズンが違っていて、ここで一泊した後、目的地の1つであるサンタフェに行きました。サンタフェにはメキシコ聾学校があり、そこの副校長をしている女性を訪問するためです。彼女とはCSUNのNCODの指導者養成講座で知り合い、卒業したら是非会いに来いという招待を受けていたからです。彼女は白人とインディアンの混血でしたが、とても優しいだけでなく、底抜けに明るい性格で人気者でした。ニューメキシコ聾学校を見学し、彼女の家に泊めてもらい、同居している同僚や友人たちとのホームパーティは今でも忘れられません。
サンタフェといえば、日本では宮沢りえの写真で有名になりましたが、アメリカではサンタフェ鉄道として有名です。サンタフェ鉄道は正式名をアッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道(Atchison, Topeka and Santa Fe Railway)といいます。サンタフェ鉄道についてはいろいろな紹介が出ているので省略しますが、今も有名なロゴマークを見かけることが多いです。サンタフェは「アメリカでもっとも美しいクリスマスの1つ」とされていて、土壁(アドベ)に蝋燭が並ぶ姿はロマンチックです。シーズンが違ったので見られなかったのも残念でした。実物を見てみたかったと今でも思います。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | |

