令和五年甲辰


甲辰

明けまして、おめでとうございます。本年は甲辰(きのえたつ)です。そして元日は甲子(きのえね)という十干十二支の第一番という、始めるにはとてもめでたい日になっています。

甲辰の歳は活気にあふれ、力がみなぎる歳だそうです。今までがんばってきた人は今年、その成果が花開いたり、新しい才能が発見されたりする歳だそうですから、これまで努力された方には良い年になるでしょう。甲というのは十干の最初であり、また亀の甲羅のように固いものを連想させます。そこで硬い種から芽が出てくることを連想させます。辰は龍であり、皇帝の象徴です。そこで権力とか栄えるとかいう縁起が良いことを連想させます。

今年は世界中で選挙があり、政権交代も予想される国も多くあります。まず1月に台湾の総統選挙があります。2月にインドネシア大統領選挙、3月にロシア大統領選挙、11月にはアメリカ大統領選挙と日本に影響の大きい国の選挙があり、結果次第で日本の政治・経済に影響が及びます。日本も9月には自民党総裁選があるので、首相交代があるかもしれません。

硬い種から新しい芽が出る歳という縁起からすると、いずれもこれまでの硬い支持層のままでなく、新しい人と交代になって成長していくことも期待できそうです。世界も日本も世間はなんとなく閉塞感を感じています。新型コロナ禍がようやく終わって、さあこれからと思っていても、インフルエンザなどが流行り、なんといっても物価高です。今年はこうした厄禍から解放されたいものです。

新年早々から、政治は混迷の世界に突入しそうな雰囲気ですが、これも秩序あるロゴスの世界に入るためには、一旦はカオスの世界を経過しないといけないのと同じで、我慢というより、期待をもって曙を待つことが必要でしょう。一度に太陽が中天に上がるのではなく、日の出はまず空が白んできて、徐々に星が消えて、闇が晴れていきます。ゆっくりと確実に明るくなっていくのが夜明けです。幸い今年は運気が良いようですから、ゆっくりと日の出を待つことにしましょう。今日から暦の上では初春です。本当の春がもうじきやってきます。迎春。

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