ルート66 ①


十三夜の月のイラスト

カールの紹介やら、事前に連絡しておいた人々を訪ねて、LAからシカゴそしてNYまで家族でドライブすることになりました。このルートは有名なルート66で、映画やテレビドラマでよく使われてきました。当時はすでに高速道路網が完成されており、I-20がそれに近いルートを走っています。イメージとしては旧東海道とそれに並行している東名高速のような感じです。I-20の途中には少し外れてR66を走る観光道路があって、街道には昔のドライブインなどが残っていて人気です。東海道の松並木や宿場を観光するような感じです。日本では歩きですが、アメリカはドライブです。R66の歌ではシカゴからLAなので、反対方向の旅になります。この曲は、1946年に Bobby Troup が書いた “(Get Your Kicks on) Route 66”。後に Nat King Cole や The Rolling Stones などがカバーして有名になりました。

まずはサンバナディーノが最初の宿場町です。ここには以前、カールが連れて行ってくれたカリフォルニア聾学校がありますが、今回はパスです。次はバーストウ。モハベ砂漠の真ん中にあって、両側には平原しかない所の真ん中を直線道路が走っていて、よく映画に出てきます。昔は交通の要所でした。この町がカリフォルニアの最後ですが、先の長い旅なので、ここもパスして、ここを過ぎるとアリゾナ州に入ります。次がキングマンです。ここまで来ると外国観光客も少なく、典型的なアメリカ西部の街になります。最初の宿はここにしました。

アメリカのフリーウエイでは、街を通ると街に入る道との交差があり、日本でいうインターチェンジには、必ずモーテルという旅行者用の格安のホテルとその隣にマクドナルド、デニーズといったファストフードやレストランがあります。モーテルは事前に予約できますが、その日に現地でも泊まれることも多いです。大きな街の有名なチェーン店は予約で埋まってしまうことも多いですが、ローカルな小さなホテルはほぼ空いているので、現地で「VACANCY(空室)」というネオン看板を頼りに行き当たりばったりで探すのも、旅慣れてきたらおもしろいものです。こういうモーテルは街道沿いに並んでいるので、すぐわかります。日本でいうなら、駅前のビジネスホテルのような感覚です。チェーンホテルは部屋の造りもほぼ同じで、料金も統一的なので安心できます。宿泊地が決まっていれば、その方が安心できますが、場合によっては予約時間に到着できないこともありえます。ことにアメリカ大陸は横に長いので時差があります。東部時間(EST Eastern Standard Time UTC-5)、中部時間 (CST Central Standard Time UTC-6)、山岳部時間(MST Mountain Standard Time UTC-7)、太平洋時間(PST Pacific Standard Time UTC-8)の4つのタイムゾーンがあります。このゾーンと地図を把握していないと、次の町に予約したら時間に遅れて取り消されている、という事件が生じます。今はナビが教えてくれるので心配ありませんが、時差のない日本での感覚だと間違えます。当然、日没と日の出が違います。こういう実体験をするとアメリカ大陸の広さが理解できるようになります。

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