日本史と世界史で読み解く 北米建国物語 第11回(6) 黒船から明治維新へ、そして南北戦争

― 日本が幕府を倒した頃、アメリカでは何が起きていたのか ―
1853年から1869年まで
この16年間を日米の年表で並べてみましょう。
日本
1853年 ペリー来航
1854年 日米和親条約
1858年 日米修好通商条約
1863年 薩英戦争・下関戦争
1866年 薩長同盟
1867年 大政奉還
1868年 明治維新
1869年 東京奠都
アメリカ
1853年 ペリー来航の背景となる太平洋進出
1860年 リンカーン大統領当選
1861年 南北戦争開始
1863年 奴隷解放宣言
1865年 南北戦争終結
1865年 リンカーン暗殺
1868年 第14修正条項成立
1869年 大陸横断鉄道完成
これを見ると、1850年代から60年代にかけて、日米両国が激動の時代を経験していたことが分かります。
「黒船」は歴史の終点ではなかった
ペリー来航は、単に日本を開国させた事件ではありません。
それは、日本が近代国家への道を歩み始めるきっかけの一つでした。
そしてアメリカにとっては、大西洋岸の植民地から始まり、西部開拓を経て太平洋国家になった歴史の到達点でもありました。
さらにその直後、日本とアメリカはそれぞれ国内の大変革を経験します。
日本は明治維新。アメリカは南北戦争と再建。
両国は「古い社会をどう変えるか」という問題に、それぞれ異なる答えを出したのです。
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