主婦の休みの日
株式会社サンケイリビング新聞社が中心となり制定したそうで、wikipediaによると
1.家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュできる日。
2.家族が元気になってニッポンも元気になる日。
3.夫や子どもが家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日。
としているそうです。
年中無休で家事や育児にがんばる主婦が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュをするための日で読者のアンケートにより1月25日、5月25日、9月25日の3日が「主婦休みの日」として選ばれたそうです。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった忙しい期間の後の期間です。ちなみに「主婦」とは普段から家事を主に担当している人のことをいい「主夫」も含むとされています。
イトーヨーカ堂、江崎グリコ、花王、キッコーマン食品、キユーピー、ニチレイフーズ、パナソニック、P&G、明治、ライオン、ロッテなど、「主婦休みの日」に賛同する企業が応援団となっており、この日を中心にイベント・サービスなどが実施されているとのことで、やはり商業ベースで決められたみたいです。
しかし、近年は男性の育児参加、家事分担が叫ばれていて、実際に普及しつつあるようなので、家事や育児が主婦の仕事という前提の主婦の休みの日という発想は時代遅れのような気もします。母の日の直後でもあり、夫や子供が家事をすることも増えてきたので、年3回もあっても意味がないかもしれません。そして、そもそも忙しいとされてきた“主婦”が本当に休めるのかも疑問です。上記のような企業の商品を買うことではなく、家事代行業や出張料理人、掃除会社の方がありがたいでしょう。あるいは家族旅行して家事から解放される方が現実的です。そうなれば、この日は家族連れの旅行は特別割引があるとか、旅行業の出番でしょう。上記の応援企業は旅行クーポンの提供とか、家事代行支援のクーポンとか、新しい展開を考えるべきです。
一方で、昔に比べて家事は楽になってきており、共稼ぎに疲れた女性からは専業主婦希望が増えているそうです。昔のように亭主の稼ぎだけで生活できるように、所得を増やすことが一番ありがたいといえます。家事労働を減らし、その空いた時間を労働力に回すという政策の結果、賃金は相対的に減り、共稼ぎしないと生活できないような現状を変えることが根本的解決だといえます。
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