いつつば


保険

1「五(5)つ(2)葉(8)=(いつつば)」と読む語呂合わせから、人生100年時代を迎える現代社会において一人ひとりが豊かな人生を送るために、ライフプランや資産形成、健康の増進、保険などで自ら将来の準備をする「自助」について考える日とされているそうです。自助と五枚の葉がどういう関係なのか不明ですが、制定した一般社団法生命保険協会のホームページにある資料によると「希望、知恵、財運、健康、愛」のことだそうで(https://www.seiho.or.jp/info/news/2020/pdf/20200417_2.pdf)それぞれ希望=希望を描くライフプラン、知恵=人生を歩む知恵、財運=自分らしく生きるための資産形成、健康=病気や事故の予防による健康、愛=愛を形にする保険の意味だそうです。そしてこれらが「自助」ということなので、5月28日が自助の日という説明でした。自助というのは、一般的には災害時の自助、共助、公助という概念として説明されることが多いのですが、生命保険会社は希望、知恵、財産、健康、愛はすべて自助努力でしなさい、と考えているわけです。保険が愛という考え方も違和感があります。この愛というのは自己愛のことでしょうか。普通は他人を愛することを意味していて、家族のことを考えて生命保険に入ると思います。それを自助とするのは無理があるように思います。最初のライフプランとは以前、人生設計と言っていたことだと推測できますが、人生は他人にとやかくいわれる筋合いのものではなく、まして保険会社にあれこれいわれたくないです。言われるまでものなく自分のものです。知恵も正に同じで自分で会得するものです。資産形成には環境や運もあるでしょうから、自分でできることは案外少ないかもしれません。生命保険は、昔はともかく、現在ではマサカの時に備えるもので、掛け捨ても多いですから、自分の資産形成にはならないのが普通です。健康は誰もが気にしています。病気や事故を望んでいる人はいません。そして病気や事故になるとお金が必要になります。その時のための保険というのはわかります。

同協会の「いつつばの日」の説明では2019年の創立の段階では「全国銀行協会・信託協会・日本証券業協会・日本損害保険協会とともに、シンポジウム「人生100年時代に必要なリテラシーと金融業界の役割」を開催」、「2019年4-6月に自助に関するセミナー等を延べ約980回開催、約6.4万人のお客さま等が参加」という行事があったようですが、これらは「皆様が自助について考えるうえで必要なリテラシーの向上に貢献していきます」ということなので、上から目線の運動に見えます。本当に自助努力で人生を考えようとしている人には「余計なお世話」と思う人もいるでしょう。実際、ホームページにはやたら統計が出てきますが、これが「リテラシー」の内容です。

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