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1年の折り返しと夏の入り口新着!!

一年のちょうど半ばに位置する7月1日は、暦のうえでも生活のうえでも、さまざまな意味を持つ日です。新しい月の始まりであると同時に、一年の後半戦のスタートでもあり、季節の移り変わりや心の区切りとして、私たちの暮らしに静かな余韻をもたらしてくれます。旧暦では、7月は「文月(ふみづき)」と呼ばれました。この呼び名には諸説ありますが、「文(ふみ)を書く月」、すなわち手紙のやりとりが盛んになる月という説が有力・・・

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夏至新着!!

夏至(げし)は、二十四節気のひとつで、一年のうちで最も昼の長さが長くなる時期です。2025年の夏至は6月21日。日本ではちょうど田植えの時期とも重なり、農村では季節の節目として意識されてきました。 夏至は二十四節気の中でも特に天文的な意味が強い節気ですが、そこに細やかな変化を与えるのが「七十二候(しちじゅうにこう)」の存在です。七十二候とは、一年を約5日ごとに分けて自然の移ろいを表現したものです。・・・

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入梅新着!!

今年は6月11日が入梅(にゅうばい)です。偶然ですが、満月です。満月も雨や雲で見られないかもしれませんね。日本には、四季のほかにも繊細な季節の移ろいを表す言葉が多く存在します。その中でも、という言葉は、梅雨の始まりを告げる静かでしっとりとした響きを持ち、日本人の自然観や生活の知恵を今に伝える言葉です。入梅とは、文字通り「梅雨に入ること」を意味し、気象庁が発表する梅雨入りとはやや異なる、暦に基づいた・・・

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小満

今年は5月21日から、二十四節気の1つである小満に入ります。立春から数えて8番目(立春を含む)の節気です。小満とは「植物や動物などのありとあらゆる生き物が次第に成長し、天地に満ち始める頃」という意味です。草木が生い茂り、動物たちも心地良い気候を楽しむ時期とされています。小満は万物が次第に成長し天地に満ち始める頃で、江戸時代の『暦便覧』では、「万物盈満(えいまん。物事が充分に満ち足りること)すれば草・・・

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立夏

立夏(りっか)は二十四節気の一つで、春分と夏至の中間に位置し、暦の上で夏の始まりを示します。2025年の立夏は5月5日から始まり、次の節気である小満までの約15日間を指します。立夏は「夏の気配が立ち上がる」という意味を持ち、山々の緑が濃くなり、爽やかな風が吹き始める時期です。この時期はゴールデンウィークとも重なり、自然を楽しむのに最適な季節です。 立夏の時期には端午の節句が含まれるため、柏餅や粽(・・・

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穀雨

4月20日から二十四節気の穀雨に入ります。二十四節気の一つ「穀雨」とは「雨降って百穀(ひゃっこく)を潤す」という言葉から来ています。名前の通り温かく柔らかい雨が降り、田畑を潤す時期です。春分や清明の時は晴れたり曇ったり、温かかったり寒かったりと春の変化が多い気候でしたが、穀雨の頃になると気候が安定してくるため、種まきに最適な季節になります。昔から農作業のスタートは穀雨を目安にされてきました。農作業・・・

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春土用の入り

4月17日は春土用の入りの日です。2025年の春の土用の中日は戌の日で4月23日(水)(壬戌 じんじゅつ、みずのえいぬ)です。4月17日(木)から5月4日(日)の間です。土用の間にある間日(まび、かんじつ)は土用期間中で土公神が天に戻る日とされ、土用期間中(約18日間)は土に関することが禁じられていますが、間日は土いじりをしても良い日とされています。 2025年の春土用の間日は巳・丑・酉の日で4月・・・

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清明

清明(せいめい)は季節の変わり目を表す二十四節気のひとつです、定気法という原理で、太陽黄経が15度のときと定義されており、2025(令和7)年は4月4日に該当します。正確には中央標準時4月4日 21時49分です。4月の初旬は桜ばかりが話題になりますが、草木が芽吹き、すべてのものが清らかで生き生きしている、という意味合いからその名が付いております。期間としては、次の節気の「穀雨」(こくう)前日までと・・・

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年度末

3月31日は年度末です。今年は月曜日なので、余計にややこしいです。実際はその前の週の金曜日までに済ますことが多いと思われます。ただ、日付で管理している場合は、郵送だと水曜日とか木曜日あるいは金曜日に届くことになるので、来週まで持ち越しになり、処理が年度始めと重なり、混乱がありそうです。逆にいえば、金曜日までという締め切りが3日早くなることが多いので、その分、大変でもあります。しかも、この時期に新入・・・

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春雷

春雷、という語の響きがよいからなのか、季節感があるせいなのか、多くの歌や文学に登場します。ネット検索するとまず米津玄師がでてきます。春雷(しゅんらい)は、文字通り春に鳴る雷のことです。時期的には立春から立夏の頃までに発生する雷をさします。寒冷前線が通過する時に発生する界雷(かいらい)で、雹(ひょう)などを伴う事もあります。 立春の頃の雷は春の到来を伝えるともいわれ、冬眠していた地中の虫たちが雷鳴に・・・

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弥生朔日

3月29日、旧暦では弥生朔日となります。今年はこの時期に桜も咲いていますから、正に春らしい時期となりました。まだ時々寒い日もあるかと思うと、初夏を思わせる暑い日もあって、これも春らしい気候です。この気温の寒暖差によって、空気中の水分が霞や霧になるので、それがまた春らしい景色となります。 枕草子の有名な序である「春はあけぼの。春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細く・・・

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桜餅の違い

桜餅の関東と関西の違いは、ひとことでいうと、関東では「長命寺」という小麦粉の薄生地であんこをくるんだ桜餅が主流です。関西では道明寺というもちもちでつぶつぶの生地であんこを包んだ桜餅が主流です。 関東風桜餅の発祥元は、山本新六という人物で、1717年、花見名所を作ろうと、隅田川のほとりにたくさんの桜の木が植樹された頃に、長命寺の門番だった新六は、桜の葉の塩漬けを使った桜餅を考案しました。これを門前に・・・

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二十四節気の春分

二十四節気では春分の前が啓蟄、後が清明となります。15日で一節気、それが24あるので、360日となりますが、5日ほど足りなくなるので、足りない日を、閏(うるう)で調整して用いています。二十四節気は1月節(1月のはじめ)、1月中(1月の中心)などといったかたちで、12の月の「節」「中」が定められました。 そして12の月の中の日を含まない月が、閏月として扱われました。旧暦の1月(ひとつき)は29日の月・・・

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Vernal Equinox

Vernal equinoxと聞いて、ピンとくる人はそう多くないと思います。英語圏でもあまり知られていない英語ですし、文学などにもあまり登場してきません。英語圏ではMarch equinoxという表現の方がまだ馴染みがあるようです。英語圏では科学用語ですが、日本では春分という誰もが知る祝日です。春分は科学的には、秋分や夏至と冬至も同じレベルで考えるべき天文現象です。諸外国では、理科の時間に習うので・・・

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彼岸の菓子

春の彼岸の代表的な食べ物は「ぼたもち」ですが、他にも季節の野菜やきのこを使用することが最適とされており、春彼岸にはタラの芽やたけのこ、秋彼岸にはきのこやナスなどを食べます。 お彼岸の食事には、いなり寿司や五目寿司が定番の一つです。 古くからの儀礼として、山菜やれんこんの酢漬けを使って、肉や魚を避けて作られています。 仏教の教えでは、生命を宿す動物をお供えすることが禁じられているためです。植物にも生・・・

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春彼岸の入り

3月18日は春の彼岸の入りです。2日後の20日が「お中日」、22日が「彼岸明け」ということになります。彼岸といえば「彼岸花」を連想する方もおられるかもしれませんが、彼岸花(曼殊沙華)は秋彼岸の花で、春には咲きません。春の彼岸花というのは、とくに決まったものはないようです。お墓に供える花としては、トルコキキョウ、菊、カーネーション、アイリス、ガーベラ、スターチス、牡丹、ストック、スイートピー、フリー・・・

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啓蟄の候

3月5日は二十四節気の1つである啓蟄(けいちつ)です。この言葉を聞くと、春が本格的にやってきた、という感じになります。二十四節気は、小寒・大寒・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至です。一度に見ることはあまりないかもしれませんが、春夏秋冬以外の言葉も多く含まれていて、自然の移り変わりがわかるようになってい・・・

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上巳の節句

今年の3月3日は上巳(じょうし、じょうみ)の節句です。上巳の節句はいわゆる桃の節句、雛祭りです。「上巳」は上旬の巳の日の意味であり、元々は3月上旬の巳の日であったものが、古来中国の三国時代の魏の頃より3月3日に行われるようになったと言われています。今年は巳年でもあり、とくに縁起がいいかもしれませんね。あいにく、日付の方は巳ではなく、未(ひつじ)です。この日は旧暦だと2月4日であり、慶長9年(160・・・

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立春

今年は2月3日が二十四節気の1つ、立春になります。前日が節分、つまり節気の分かれ目ということです。節分と立春は時々混同されますが、別の日です。節分や立春の日の決まり方には一定のルールがあります。2021年から2057年までの節分は、西暦年を4で割って余りが1の場合は2月2日、それ以外は2月3日になります。そして立春は節分の翌日になるルールです。2025年は「2025年÷4=506余り1」なので2月・・・

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旧暦正月

今年は新暦1月27日が旧暦の旧正月になります。地方では旧正月の行事が行われることもあります。旧暦1月1日は、通常雨水(2月19日ごろ)の直前の朔日であり、1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動します。旧暦で平年だった年は翌年の旧正月は約11日後退し、閏月があれば約18日進みます。日本の旧正月には、おせち料理が中心となります。おせち料理は、色とりどりの料理が重箱に詰められ、一年の幸運や健康を・・・

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