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コラム Articles
旧暦正月

明けましておめでとうございます。本日は旧暦令和五年元旦です。先日、立春で新年が始まったという「古い」感覚の方もおられると思いますが、暦の上では本日から新年が始まります。従って今日から旧正月となります。伝統的なお正月の行事をしてみるのも新たな感覚になってよいと思います。肝心の神社やお寺はもう新暦で動いていますが、初詣もゆっくりできます。 今年は新暦だと閏年で、2月29日があり、しかも休日が2日もあっ・・・

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立春2024

2024年2月4日は二十四節気の最初の節気、立春です。二十四節気は太陽歴ですが、旧暦だとこの日の近くに正月が来ることが多いので、旧正月と混同されることがあります。今年の2月4日は旧暦12月24日になりますから、まだ正月にはなりません。それでもこの日から新年が始まるとしていろいろ行事を行う地域があります。立春により大寒が終わります。立は文字通り、これから始まるという意味で、四季に対してそれぞれ立春・・・・

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春節

2024年2月2日は旧暦12月23日になります。旧暦の行事ではこの日から春節となります。春節といえば中国人が旅行することで知られるようになりました。日本のインバウンド政策で中国人観光客の爆買いや旅行客をアテにするようになって急に注目を浴びるようになりました。それまでは中華街などのイベントで知られている程度でした。伝統的には春節に先立つ行事として旧暦12月23日に大掃除をして、竈の神を祭る祭竈が行わ・・・

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大寒

今年は1月20日から二十四節気の大寒に入ります。二十四節気は旧暦の習慣ではありますが、太陽暦なので新暦と同じ日付になります。旧暦は正確には太陰太陽暦ですから、月の運行だけでなく、太陽の運行も活用しています。現在採用されている新暦は太陽の運行だけを利用し、月の運行は無視するものですから、自然との関係からいくと不自然な面も出てくるという不合理な側面もあります。新暦が合理的、旧暦は不合理と考えていた明治・・・

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小正月、左義長、wikipedia

1月15日は小正月とされ、また左義長という、いわゆる「どんど焼き」が行われる地域もあります。しかしこれらの行事はそもそもが旧暦の時代の習慣なので、それを単純に新暦に移しても実感的にわかないこともあります。正月を新暦で祝うため、必然的にその関連行事も変更になってしまったのですが、肝心の行事の意義もだんだん薄れていき、やがては消滅していく運命にあるかもしれません。なぜ小正月というかというと、1月1日か・・・

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旧暦師走

1月11日から旧暦の師走になりました。新暦から1カ月遅れていますが、旧暦は1カ月が30日ですから、少しずつ取り返していきます。昨年は閏月があったので、1年が13カ月ありました。今年は新暦の2月に閏日がありますから、1日だけ取り返しが早くなります。しかし旧暦では2月も30日なので、その分のズレが起こります。ややこしいように感じますが、実際は単純で旧暦は1年が基本的に30日×12か月で360日ですから・・・

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人日の節句と七草粥

人日(じんじつ)の節句は五節句の1つで、古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていたそうで、7日目を人の日には犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていたことに由来するそうです。 この日には一年の無病息災を願って、また正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為、7種類の野菜(七草)を・・・

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小寒

1月6日は小寒の入りです。テレビの天気予報はこの日だけが小寒のような説明をしますが、それは間違いです。小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といいます。小寒には、寒中や寒稽古など、おなじみの習慣がたくさんあります。小寒は二十四節気の1つで、二十四節気は春分点から春分点までの1年を24分割したもので、約15日続きます。従って1月19日までが小寒です。その後は大寒となります。二十四節気は七十二候に三分・・・

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仕事始め

1月4日は多くの人の仕事始めの日でしょうが、一方で正月三が日が終わり、今日からお休みという人もいるでしょうし、まだまだ仕事が続くという人もいるでしょう。今年は年初から大災害があり、誰もが変動の歳を予感したかもしれません。天変地異は自然現象として冷静に扱う人もいるでしょうが、一方で天の意思とか、運命とか、いろいろ思いを巡らせる人もいることでしょう。そうした人々の思いを迷信として排除してしまうことは、・・・

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冬至の翌日は元日?

冬至はこの日を境に日が長くなっていくことから、「一陽来復(いちようらいふく)」という新年の元日のような日です。古来から現在でも、冬至を境に日が長くなっていくので、だんだん暖かくなるようなイメージですが、実際にはこれから大寒など、寒さは増していきます。太陽が気温と関係があることは確かなのですが、現在の天気予報でも解説しているように、北方からくる寒い高気圧と南方から来る熱い高気圧が来るかどうかで気温が・・・

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冬至 winter solstice

一年で最も昼の時間が長くなるのが夏至、最も夜が長くなる冬至です。冬至は生命の象徴である太陽の力が最も弱くなる日であることから、「死に最も近い日」と考えられ、恐れられてきたという歴史があります。一方、この日を境に日が長くなっていくことから、陰の気が極まり陽の気に向かう折り返し地点とも位置づけられ、「一陽来復(いちようらいふく)」という、衰運をあらため幸運へと向かうみそぎの意味合いがあり、それで柚子湯・・・

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大雪(たいせつ)

12月7日から二十四節気の大雪(たいせつ)に入ります。予報では「12月7日は二十四節気の1つ大雪です」という紹介がなされますが、このコラムでいつも説明するように二十四節気は1年を24に分割したものなので、ほぼ15日間続きます。特定の日のことではなく期間なのです。大雪の次の節気は冬至です。二十四節気は紀元前世紀の中国の戦国時代に成立したものと考えられ、当時の中原の気候が基準になっているので、現代の日・・・

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旧暦から新暦へ

12月4日は「カレンダーの日」です。明治5年の太政官布告で太陽暦が採用されることとなり、明治5年12月3日(旧暦)が1873年(明治6年)年1月1日(新暦)とされました。この改暦により、日本は太陽暦を採用している諸外国と外交上の足並みを揃えられることになったということです。西洋文化を取り入れたい明治政府にとって外国と条約を結んだり、会合の約束をする時に暦が違うのは不便でした。 日本は長い間、月を基・・・

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師走

旧暦12月は師走です。今では新暦でも12月を師走というようになりました。他の月は旧暦の和名を言うことは少ないのですが、なぜか師走になるとマスコミは盛んにいうようになります。年の瀬ということもいわれます。瀬というのは「流れる水」というのが原義ですが、急流という意味もあります。年末のたまった支払いを行う困難さを、浅瀬や川の流れが急な所を船で行く困難さにたとえて表したということで、年の瀬という表現ができ・・・

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黒金曜日

最近日本でもブラックフライデーセールというのが増えてきました。アメリカでは1960年代頃から増えてきたのが、次第に世界に広がっているようです。元々はアメリカではThanksgiving Dayが11月の第4木曜日で、その翌日は商品が売れない日なのでお店が起死回生を狙って始めたものです。アメリカでは年2回感謝祭とクリスマスにターキー(七面鳥)を食べる習慣ですが、最初は感謝祭だけでした。今でもクリスマ・・・

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小雪

11月22日から二十四節気の小雪(しょうせつ)に入ります。検索するとショウセツよりも女優の名前が先にでてきます。このジョークも霜降同様、天気予報で使われることでしょう。 この時期、昼間はそれほど冷えず、ときには春を思わせるような暖かな日になることがあります。このような日を「小春日和」といいます。小春とは春のことではなく、旧暦の10月をさし、初冬の穏やかで暖かい気候を春に例えて「小春日和」と呼ぶよう・・・

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十五夜

10月29日は旧暦長月十五日で、十五夜です。旧暦の八月十五夜がいわゆる名月の十五夜ですが、今年は夏が長かったせいもあり、今の方が秋らしくなっていて、空も済んでおり、十五夜の月らしい雰囲気があります。月見の宴は八月十五夜にするのが本来ですが、こういう行事は固定的に考える必要はなく、余裕ができた時に何度も楽しんでよいものだと考えています。旧暦のよいところは月齢と同じなので、朔日(ついたち)には月の始ま・・・

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十三夜

10月27日は旧暦長月十三日で、十三夜です。満月は毎月あり、十三夜も本来は毎月ありますが、長月の満月がいわゆる名月であり、その後の次の満月前の十三夜をとくに十三夜と呼んでいます。満月は世界中、どこの文化でも重要視していますが、十三夜という満月前の状態や十六夜(いざよい)のように、わずかに過ぎた状態を愛でるのは日本独特の文化意識だろうと思います。 キリスト教文化圏ではクリスマス前夜は楽しい気分になり・・・

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秋土用の辰の日

令和5年10月25日秋土用の辰の日(丙辰)です。夏土用は丑の日なので、「う」のつく食べ物、黒い食べ物でしたが、秋土用は辰の日で青い食べ物の縁起がよく、「た」のつく食べ物がよいとされています。「た」のつく食べ物は多いのですが、青くて「た」のつくものというと、あまり思い浮かびません。青首だいこん、というのが浮かんだのですが、ちょっと苦しいですね。青物というのは、従来は野菜のことを指すのですが、魚にも青・・・

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霜降

シモフリではなく、ソウコウと読みます。二十四節気の1つです。シモフリでは高級牛肉になってしまいますが、最近ではこちらの方が普通かもしれませんね。ちょっと寂しい気もします。 七十二候では 初候:霜始降(しもはじめてふる) 霜がはじめて降りる頃とされています。昔は、朝に外を見たとき、庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから、雨や雪のように空から降ってくると思われていました。そのため、霜は降るといいま・・・

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