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土用の丑の日新着!!

今年は7月24日が土用の丑の日です。鰻の厄日です。丑の日に鰻を食べる習慣を広げたのは平賀源内という江戸時代の学者だというのが通説になっています。平賀源内がうなぎを広めるに至った理由は彼なりにうなぎを世間に広く食べてもらうためのマーケティングの一環だったと言われています。うなぎは現代社会でも高級品ですが、江戸時代でも一般市民にとってもかなり高級な食べ物だったそうです。うなぎを食べるという風習は少なか・・・

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七夕新着!!

もう過ぎてしまいましたが、7月1日は半夏生でした。そして今日は七夕です。半夏生は雑節という日本独自の習慣で、今でこそ、雑節と二十四節気は分けられていますが、昔は暦ということで区別せず、お年寄りのいう通りの食べ物や飲み物を用意していた、という生活だと思います。七夕というと、ある落語を思いだします。借りた袴を留守の間に返し、「七に置いた」と書置きします。それを読んだ貸主が「借りたものを質に入れるとは何・・・

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甲子仏滅の日新着!!

本日は干支の甲子(きのえね)という60日周期の第1日目です。とくにめでたいということではないと思われるかもしれませんが、この日は、七福神の一つである大黒天の縁日にあたり、大黒天を祀っている寺社では甲子祭が開かれます。大黒天は、金運、商売繁盛、縁結びなどのご利益があるので、参拝してお願いごとをすれば、夢が叶う可能性大です。ご近所の大黒天が祀られているお寺があれば、ご参詣するのもよいでしょう。甲子の日・・・

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3度目の庚申

本日は今年、3度目の庚申です。庚申という道教の習慣は平安時代に貴族の間で流行り、一種のもの忌みのような感じの行事でした。しかし、江戸時代に庶民に広がるにつれ、宗教的な色合いが減り、徹夜行事として、楽しみの1つになっていったようです。昔は、それほど娯楽が多くなく、年に数回の祭りや正月、盂蘭盆会の他は、縁日とか二十四節気の行事のたびに、集まって食事をすることが娯楽でした。結婚式や葬式も大きな行事でした・・・

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春社

春の社日を略して春社といいます。そもそも社日は他の雑節に比べて知名度は低くなりました。雑節は二十四節気とは別に日本独自に設定された旧暦の行事です。節分、八十八夜、入梅、二百十日、土用などはよく知られていますが、社日や半夏生は知名度が低いようです。春の社日は、種まきをする前に土地の神様に挨拶をする日のことで、秋の社日は収穫をする前に土地の神様に挨拶をする日のことで、農業と深い関係があります。日本は昔・・・

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初庚申

今年の新暦2月26日、旧暦1月17日は干支の庚申になり、今年初の庚申となります。ちなみに今年の庚申は2月26日、4月26日、6月25日、8月24日、10月23日、12月22日です。干支は60日で1周しますから、60日毎にあります。新暦は月の日数が不規則なのでわかりにくいですが、旧暦は30日毎なので、すぐにわかります。 庚申の習慣が日本に伝わったのは平安時代だそうですが、庶民に広がったのは江戸時代で・・・

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閻魔賽日と藪入り

旧暦睦月と文月十六日は閻魔賽(さい)日です。この日は藪入りでもあります。閻魔は死後の世界において人々の善悪を裁くとされる閻魔大王です。この日は地獄の釜の蓋が開き、亡者たちが一時的に苦しみから解放されるとされています。地獄も藪入りなのです。この日に閻魔大王を祀る寺院へお参りし、罪や過ちを犯した人々が、自らの行いを懺悔し、閻魔大王に赦しを乞うために訪れるのです。普段の生活で罪や過ちを犯したことのない人・・・

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睦月満月の小正月

2月24日は旧暦睦月十五日、初満月です。そして小正月です。昔は初の満月の日に小正月祝いをしていたのです。無病息災や家内安全などの祈願をします。小正月は別名を女正月(おんなしょうがつ・めしょうがつ)ともいいます。昔は元旦を男の正月としていたので、小正月を女の正月と呼ぶようになりました。女正月は年末年始にゆっくりと休めなかった女性たちが、ゆっくりと休養したり遊んだりする日でもあります。今では新暦の正月・・・

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白馬節会と人日の節句、七草粥

旧暦1月7日に「白馬節会(あおうませちえ)」が宮中では行われていました。白馬と書いてアオウマと読むのは由来があります。白馬節会が始まった当初は中国の故事に従い、ほかの馬よりも青み(鴨の羽の色)をおびた黒馬(「アオ」と呼ばれる)が行事で使用されていました。醍醐天皇の頃になると白馬または葦毛の馬が行事に使用されるようになりましたが、読み方のみそのまま受け継がれたため「白馬(あおうま)」となったとされて・・・

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六日年越し

旧暦1月6日には旧暦1月7日の「七日正月」の前日として、「年越し」の行事が行われていました。七日正月というのもおもしろい習慣で、本来は「人日(じんじつ)の節句」です。人日の節句とは、日本における五節句の一つであり、その中でも特に新年を祝う節句です。人日の節句は、1月6日の「六日年越し」と1月7日の「爪切りの日」という日本の伝統的な行事とも関連があります。六日年越しは、新年の悪霊を追い払い、無病息災・・・

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初水天宮

旧暦1月5日に水天宮にお参りすることを初水天宮といい、初詣とは別の意味があります。初水天宮とは1月5日に東京か福岡県のどちらかの水天宮に参拝することです。水天宮は水と子供を守護し、水難除け、漁業、海運、農業、水商売、また安産、子授け、子育ての神様となっています。東京の水天宮の歴史は江戸時代までさかのぼります。福岡県久留米市の水天宮を信仰していた久留米藩主第9代の有馬頼徳(ありまよりのり)が、参勤交・・・

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旧暦睦の御用始め

旧暦では1月4日に「御用始め」をするところが多かったようです。もう新暦では2月中旬ですから、今更の感じがすると思います。「西洋式の商慣習が普及する以前は、1月2日に普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしがあった。」そうです。(https://ja.wikipedia.org/wiki/仕事始め) 「農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅な・・・

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旧暦正月

明けましておめでとうございます。本日は旧暦令和五年元旦です。先日、立春で新年が始まったという「古い」感覚の方もおられると思いますが、暦の上では本日から新年が始まります。従って今日から旧正月となります。伝統的なお正月の行事をしてみるのも新たな感覚になってよいと思います。肝心の神社やお寺はもう新暦で動いていますが、初詣もゆっくりできます。 今年は新暦だと閏年で、2月29日があり、しかも休日が2日もあっ・・・

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旧暦大晦日と恵方

旧暦の大晦日は2024年2月9日になります。昨年の閏月で1カ月遅れた旧暦ではようやく年が終わります。新暦では12月31日ですから、そう思いがちですが、旧暦では31日はなく30日が毎月の晦日(みそか)であり、師走30日が大晦日となります。みそかとは三十日のことですから、言葉と合っています。 大晦日は歳神様(としがみさま)(または歳徳様(としとくさま))への信仰に基づく儀礼から生じとされています。歳徳・・・

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御願解き

2024年2月3日は旧暦12月24日になります。沖縄では旧暦の行事が今でも行われていて、この日はウグァンブトゥチ(御願解き)と呼ばれています。ウグァンブトゥチは年末に今年の感謝と、起きてしまった事柄を請い下げ、旧正月への準備期間です。家屋を掃除して神々へ感謝を捧げ、ヒヌカン(火の神)から一年の祈願を下げ、ウティン(御天)への里帰りをお見送りします。https://www.ryuukyuu.co.j・・・

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春節

2024年2月2日は旧暦12月23日になります。旧暦の行事ではこの日から春節となります。春節といえば中国人が旅行することで知られるようになりました。日本のインバウンド政策で中国人観光客の爆買いや旅行客をアテにするようになって急に注目を浴びるようになりました。それまでは中華街などのイベントで知られている程度でした。伝統的には春節に先立つ行事として旧暦12月23日に大掃除をして、竈の神を祭る祭竈が行わ・・・

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小正月、左義長、wikipedia

1月15日は小正月とされ、また左義長という、いわゆる「どんど焼き」が行われる地域もあります。しかしこれらの行事はそもそもが旧暦の時代の習慣なので、それを単純に新暦に移しても実感的にわかないこともあります。正月を新暦で祝うため、必然的にその関連行事も変更になってしまったのですが、肝心の行事の意義もだんだん薄れていき、やがては消滅していく運命にあるかもしれません。なぜ小正月というかというと、1月1日か・・・

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新年宴会

1948年まで1月5日は新年宴会の日で祝日でした。新年宴会は奈良時代から宮中で行われていた元日節会(がんじつのせちえ)に由来し、室町時代から中断されていたのを、明治になって再興したものだそうです。(wikipedia) しかし、元日には宮中で様々な行事が行われることから、1872年(明治5年)より1月5日に移され、「新年宴会」という名称になりました。皇族のほか、親任官(大臣、高級官僚、軍人など)、・・・

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元始祭

1月3日に皇居では元始祭が行われます。元始祭とは宮中祭祀 のひとつで、天皇 が 宮中三殿 (賢所・皇霊殿・神殿)において陛下みずから主宰する親祭で、皇位の元始を寿ぐ儀式です。元始祭は明治3年旧暦の1月3日 に神祇官八神殿に八神・天神地祇・歴代の皇霊を鎮祭したのに始まるとされています。明治6年1月3日から現在の三殿親祭の形式となったそうです。明治41年9月19日制定の皇室祭祀令では大祭に指定されてい・・・

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今年最後の庚申

12月28日は旧暦の庚申(こうしん)で、今年は7回あり、最後の庚申の日です。今日、庚申の日の行事をしているのは数少ないですが、江戸時代までは盛んに行われていました。その痕跡として庚申塚や庚申塔が各地に残っています。庚申信仰は道教に説く「三尸説」(さんしせつ)を元に、密教や修験道、民間信仰や習俗などが組み合わさって成立したものとされていますが、明治時代に迷信として排除されました。三尸説とは人間の体内・・・

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