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コラム Articles
松の廊下新着!!

4月11日は旧暦3月14日に当たります。この日は「松の廊下」の事件が起こった日です。忠臣蔵が歌舞伎や映画になっているため、架空の話と思っている人もいるようですが、実際に起きた事件で「赤穂事件」と呼ばれています。 忠臣蔵という名称は「仮名手本忠臣蔵」という文楽や歌舞伎の題目に由来しています。忠臣蔵の方は創作であり、実際の赤穂事件とはかなり違っています。江戸時代、江戸幕府から同時代に起こった武家社会の・・・

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神武天皇崩御

神武天皇76年3月11日、神武天皇は崩御されたとされています。今は「伝説上の人物」とされていますが、誕生日も命日もきっちり決まっているのがおもしろいですね。実はさらに詳細にいろいろなことが記されています。「諱は彦火火出見(ひこほほでみ)、あるいは狭野(さの、さぬ)。『日本書紀』記載の名称は神日本磐余彦天皇(かんやまといわれびこのすめらみこと)。天照大御神の五世孫であり、高御産巣日神の五世の外孫と『・・・

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無手勝流

元亀2年3月9日(1571年4月3日) 剣豪塚原卜伝が亡くなりました。享年83歳でした。塚原卜伝は講談では有名人ですが、宮本武蔵と比べると、現代では知らない人も多いかもしれません。講談などでは、若い頃の宮本武蔵が卜伝の食事中に勝負を挑んで斬り込み、卜伝がとっさに囲炉裏の鍋の蓋を盾にして武蔵の刀を受け止めたとする逸話があります。月岡芳年の錦絵などが昔の漫画や絵本で再現されたので、印象的ですが、実際に・・・

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神武天皇祭

四月三日は神武天皇祭が宮中で行われます。神武天皇祭は、初代天皇である神武天皇を祭る皇室の宮中祭祀です。戦前は大祭で休日(祝祭日)の一つでした。初代天皇である神武天皇の崩御日に相当する4月3日に毎年行なわれ、神武天皇の天皇霊を祭ります。崩御日は『日本書紀』によれば紀元前586年(神武天皇76年)3月11日ですが、これをグレゴリオ暦に換算して4月3日としています。それがいいかどうかという議論もあります・・・

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如月の満月

本日は旧暦だと如月の十五日、満月です。如月の望月といえば、西行の「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」を思い起こす人も多いと思われます。今年はこの時期に、早い地方なら桜も咲きます。西行がなぜこの日に拘ったかというと、釈迦の入滅の日は2月15日だからです。仏教の僧である西行法師は、出来ることなら同じ日の、桜の花の下で死にたいと願い、実際亡くなったのは2月16日というエピソードが残っています・・・

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天皇誕生日

天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。こうして国民が陛下のお誕生日をお祝いする、というのはなぜなのでしょうか。誕生日のお祝いというのは家族とか、親しい人、大切な人に対してです。つまり天皇陛下というのは国民にとって、大切な人と考えている、ということになります。この機会に、なぜ天皇というご存在が大切なのかを考えてみるのもよい機会です。世界には王国がいくつもありますが、どの王朝も交代があり、日本の皇室・・・

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平曲

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」この文は誰もが知っていると思います。学校でも習ったことがあるはずです。これは「平家物語」の冒頭の部分です。この平家物語を盲僧が琵琶を弾奏しつつ語るのを「平曲」と呼んでいます。「語る」というは、節を付けて歌うことで、内容が叙事詩的なので「歌う」と言わずに「語る」というのだそうです。平曲に使われる琵琶を特に平家琵琶と呼び、構造は楽琵琶と同じですが、小型のものが・・・

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盲僧琵琶の世界

荒神信仰に欠かせないのが盲僧琵琶の歴史です。琵琶を弾く盲僧というのは、いわゆる琵琶法師のことです。法師というのは、本来は僧のことです。本来、法師とは仏教、及び仏教の教義が説かれている経典に詳しく、人の師となるほどの学識・経験を備えた僧侶に対する敬称です。戒律に詳しい僧侶を律師といい、禅定修行に長けた者を禅師と呼称しています。それが、時代と共に、僧侶全般に対する呼称となり、さらに僧侶姿の人物の呼称と・・・

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旧暦師走九日

新暦1月8日は旧暦だと12月9日で、まだ師走です。この日は日本史において、いろいろなことがありました。大化元年(646年) には孝徳天皇が難波長柄豊碕宮に遷都しました。この宮跡に建てられた難波宮(後期難波宮)と区別して前期難波宮とも呼ばれることもあります。乙巳の変(645年)の後、中大兄皇子(後の天智天皇)らによって企画され、白雉2年(651年)に孝徳天皇が遷都し、同3年(652年)に宮の造営が完・・・

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赤壁の戦い

建安13年(208年) 11月 20日、 赤壁の戦いがありました。旧暦11月20日は今年は12月20日になります。赤壁の戦いは三国志の中でも特に有名な戦いで、孫権・劉備の連合軍と曹操軍が長江の赤壁で戦い孫権・劉備軍が勝利しました。その前の状況として、河北を平定した曹操は、208年7月、荊州の牧であった劉表を攻めるため兵を率いて荊州へ南下したのですが、8月に劉表が死に、跡を継いだ劉琮は9月に曹操へ降・・・

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寛政暦

寛政九年11月18日、西洋天文学に基づく新暦「寛政(かんせい)暦」を採用。翌年1月1日から実施されました。寛政暦は日本の江戸時代に作られた太陰太陽暦です。この暦は、徳川家治の時代(1789年)に作成されました。寛政暦の作成者は、高橋景保という天文学者です。寛政暦が作られた背景には、それまで使われていた宝暦暦(ほうれきれき)が、天文計算において誤差が大きくなっていたため、より正確な暦を求める声が高ま・・・

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飛行機の日

12月17日は飛行機の日とされ、ライト兄弟が成し遂げた歴史的な出来事に由来しています。 1903年12月17日、アメリカ・ノースカロライナ州のキティーホークという町で、ライト兄弟(兄ウィルバー、弟オーヴィル)が世界で初めて動力付き飛行機の有人飛行に成功しました。ライトはWrightと書きます。このときの挑戦では、オーヴィルが操縦するフライヤー号が飛行時間12秒間・飛行距離36mの飛行を達成しました・・・

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電話創業の日

12月16日は 電話創業の日です。1890年(明治23年)のこの日、東京市内と横浜市内を結ぶ、日本初の電話事業が逓信(ていしん)省によって開始されました。電話局(電話交換所)は、東京麹町区辰の口と横浜居留地233番館に設置され、創業時の加入者数は東京が155台、横浜が42台だそうです。 創業当時の電話は、 通話相手に直接つながるのではなく、通話したい場合は、まず電話交換所に電話をつなぎ、交換手に通・・・

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近江屋事件

近江屋事件(おうみやじけん)は、江戸時代末期(幕末)の慶応3年(1867)旧暦11月15日に起こりました、今年の旧暦11月15日は12月15日です。坂本龍馬と中岡慎太郎、龍馬の従僕であった山田藤吉の3人が京都河原町通蛸薬師下ルの近江屋井口新助邸において殺害された事件です。この近江屋事件の前に、尊王攘夷派の志士たちが薩摩藩の藩主・島津久光を暗殺しようとした寺田屋事件(1862年)がありました。この事・・・

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討ち入り

忠臣蔵は誰もが知っていますが、その物語は映画やテレビドラマの影響で固定化されています。その元となったのは人形浄瑠璃や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」です。「刃傷松之廊下」「赤穂義士の討ち入り」も実際にあったことですが、当時は、私怨による仇討ちですし、徒党を組んでの押し入りですから、ヤクザの出入りと同じで、御法度でした。そこで、昔の室町時代の話、という設定にして、検閲を逃れたわけです。そのせいで、名前も変・・・

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Remember Pearl Habor

アメリカ側から見た「Remember Pearl Harbor(真珠湾を忘れるな)」の意味は、1941年12月7日(日本側12月8日)に起きた真珠湾攻撃を忘れず、その教訓を後世に伝えることです。この攻撃は、アメリカにとって「Infamy Day(恥辱の日)」として記憶されており、アメリカが第二次世界大戦に参戦するきっかけとなりました。真珠湾攻撃は、アメリカの歴史において非常に重要な出来事であり、国・・・

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この世をば

11月16日は旧暦10月16日であり、寛仁2年、藤原道長の娘・妍子が皇太后に、威子が後一条天皇の中宮になったことで、道長は三代に渡る中宮の外戚となったことで、絶対的権力をえました。そこで道長は「此世をば我世とぞ思ふ望月の欠けたる事もなしと思へば」と自らの繁栄を詠みました。NHKの大河ドラマ「光る君へ」はまだそこまで行ってませんが、かなり近づいています。この時代、登場人物が藤原ばかりで、なかなか筋が・・・

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松陰忌

10月27日は吉田松陰の命日です。松陰忌は、幕末の思想家・教育者である吉田松陰を偲ぶ日で、彼が処刑された1859年10月27日に由来します。吉田松陰(1830-1859)は、長州藩の下級藩士の子として生まれ、幼少期から兵学を学びました。彼は松下村塾を開設し、高杉晋作や久坂玄瑞などの弟子を育てました。松陰は国防のために西洋の知識を取り入れようとし、ペリーの黒船に乗り込んで留学を試みるなど、行動力に富・・・

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伴天連の語源

「伴天連(バテレン)」という古語は現代では時代劇にしか出てきません。伴天連の語源は、ポルトガル語の「padre(パードレ)」に由来します。これは「父」や「神父」を意味し、日本にキリスト教が伝来した際にカトリックの宣教師を指す言葉として使われました。文献上の初出は1569年の「御湯殿上日記」に見られ、「はてんれん、けふりんしいたされて」という記述があるそうです。この言葉は、江戸時代初期には「伴天連宗・・・

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宗教の定義

宗教の起源を研究する上で、宗教とは何か、つまり宗教の定義が必要になります。ヒトの進化の過程でいつから宗教が始まったのかを決めるのは相当困難なようです。現在、いろいろ議論になっているのはネアンデルタール人やデニソワ人などの「旧人」とホモ・サピエンスのような「新人」の境界が言語や社会形成、宗教などの発生と関係があると考えられているそうです。新人になって、自分以外の死を認識し、埋葬のような行為をすると考・・・

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