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クールジャパン
7月31日はクールジャパンの日だそうです。NHK BS1の番組「クールジャパン」を制作する株式会社クリエイティブネクサスが制定したそうです。(https://zatsuneta.com/archives/107313.html)「クールジャパン(Cool Japan)とは、海外でクール(かっこいい)と捉えられている日本の商品・サービス・文化を表わす言葉である。アニメ・漫画・ゲーム・自動車・電気機器・・・
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やまとことば⑰ ~て動詞
「~てみる」「~てやる」のように、日本語には数多くのテの後に動詞が付いて、その前の~に入る動詞と共に、句が1つの動詞のようになっている特殊な形式があります。このタイプの用法をテ形と呼び、日本語教育では難儀の1つとされています。日本語教育の教育法を参考にして、まずテ形の機能を紹介します。(https://jn1et.com/howto-tekei/)まず「て形」の11機能を紹介します。 ①順次動作(・・・
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七福神
7月29日はしち・ふ・くなので、七福神の日とされています。七福神は誰もが知っていますが、詳しくは知らない方が多いと思います。中には中華由来の神様もいて、在日外国人ならず「在日外国神」の始まりかもしれません。もっともお釈迦様や仏様のほとんどが「外国仏」ですし、密教のように祖師が唐人の場合もあるので、日本は古来から人種多様性文化です。七福神には女性もいますし、年齢も職業もさまざまな多様性集団ですから、・・・
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やまとことば⑯ 気4
「気」をケと読む語には、気から始まる語と気で終わる語があります。国語辞典から抽出してみましたので、まず、知識試しを楽しんでください。気疎い(けうとい)(嫌だと感じる。いとましい。不愉快。)、気圧される(けおされる)(相手の勢いに気持ちが負ける。)、気色(けしき)(1.表情や態度から見て取れる心の様子。2.物事が起こり始める気配。兆し。)、気高い(けだかい)(尊い気品があること。品格が高い。)、気怠・・・
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やまとことば⑮ 気3
「気」をケと読むとこちらも古来から、多くの語があります。「気(け)」から始まる語もありますが、どちらかというと「気(け)」で終わる語の方が多いようです。意味としては辞典によれば①そのものがもつ要素や傾向。また、それが感じられる状態・気配。②そのものから発して、その存在を感じとらせるもの。気体状のもの。におい。味など。③それを感じられる心の状態。気分。心地。④気候。天気。⑤病気。⑥多く「気(け)が付・・・
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ポツダム宣言
ポツダム宣言とは、1945年7月26日にアメリカ大統領、イギリス首相、中華民国主席の名で日本に対して出された、13か条からなる宣言です。正式には日本への降伏要求の最終宣言と言います。 ポツダムとはドイツのベルリン近郊にある町の名前です。ドイツ降伏後、米英ソ3国の首脳がこの町に集まり、第二次世界大戦の戦後処理について話し合いが持たれました。その中で日本と戦争状態にあった主要三国であるアメリカ・イギリ・・・
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やまとことば⑭ 気2
「気」を組み合わせてできている語はほとんど言い換えができません。「天気」「空気」「雰囲気」などの漢語から、「気を回す」「気をつける」「気がつく」など形式上は目的語名詞であっても、1語の動詞のような印象をもつ語もたくさんあります。実際、これらの漢語や組み合わせ語は外国語に訳す場合は1語になるか、対応する訳語がないため、長い説明となるか、のどちらかになります。これはそもそも「気」に該当する語がないから・・・
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土用の丑の日
今年は7月24日が土用の丑の日です。鰻の厄日です。丑の日に鰻を食べる習慣を広げたのは平賀源内という江戸時代の学者だというのが通説になっています。平賀源内がうなぎを広めるに至った理由は彼なりにうなぎを世間に広く食べてもらうためのマーケティングの一環だったと言われています。うなぎは現代社会でも高級品ですが、江戸時代でも一般市民にとってもかなり高級な食べ物だったそうです。うなぎを食べるという風習は少なか・・・
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やまとことば⑬ 気1
「気」という語はやまとことばにしては珍しく常に漢字で表記されます。これまで解説してきたのは動詞ですが、気は名詞です。気が常に漢字で表されるのは古代中国語の思想が反映しているという解説が多いのですが、すでに多くの派生語ができており、やまとことばと考えてよいと思われます。「気」とは何か、といわれると説明に困ります。哲学的解説としては(Wikipedia)かなり長いものになり「気息、つまり息の概念がかか・・・
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大暑
今年は暑い日が続き、旧暦の流れがぴったりです。今年は7月22日が大暑(たいしょ)になります。大暑は二十四節気の1つで暑さが最も厳しくなる頃とされています。約半月の大暑が過ぎると立秋となり、もう秋が始まるという季節感です。All About オールアバウト暮らしというサイトが詳しいので、一部を紹介します。(https://allabout.co.jp/gm/gc/487927/)まず二十四節気は七十・・・
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やまとことば⑫ みる2
「~てみる」はどういうものか、結果を確かめるために実際に行為をすることで、意志動詞につきます。よくわからないから試しにちょっとしてみるという意味なので、「ちょっと」の度合いを超えている場合は使いにくいです。「このカレーはすごくおいしいので、たくさん食べてみてください。」は違和感がありませんか?間違っていないけど、ちょっと変な感じがするのは「たくさん」があるからで、「このカレーはすごくおいしいから、・・・
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やまとことば⑪ みる1
「みる」は実際に視覚で「みる」の他に「観る、診る、視る、看る」と多くの漢字が充てられています。まずそれぞれの英訳語をみてみましょう。「観る」look on、watch、see、watch、view、take in、see、catch、watch、「診る」examine (medically)、「視る」presume、take for granted、assume、ward、guard、look o・・・
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夏土用入り
本日から旧暦の夏土用に入ります。土用といえば「丑の日の鰻」という固定観念は平賀源内が作った宣伝だったのですが、今では習慣にまでなっていて、宣伝効果の恐ろしさを改めて知るよい機会でもあります。実は夏の鰻は油が落ちて旨味が少なく、むしろ冬になって油の乗った鰻の方がおいしいという人もいます。鰻の裂き方が関東(正確には江戸文化圏)と関西(正確には非江戸文化圏)では異なり、関東は背開き、関西では腹開きで、こ・・・
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やまとことば⑩ する・やる3
「やる」と「する」の違いの意味分析は国語学でも進んできていますが、活用というか語形変化のパターンが違うことの理由はあまり研究されていません。「やる」は「やらない、やります、やる時、やれば、やれ」と活用します。つまり「や」が語幹つまり変化しない部分で、「ら、り、る、る、れ、れ」の語尾が付くわけです。しかし「する」の方は「しない、します、する時、すれば、せよ・しろ」と語幹はなく、全体が活用します。ある・・・
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やまとことば⑨ する・やる2
「する」も「やる」も英語ではdoに該当するので意訳するしかありません。というよりも日本語は名詞中心言語で、英語は動詞中心言語なので、英語なら1語になっているものを、名詞に「する」をつけて動詞化して対応させているわけです。たとえばcopyはそれだけで名詞も動詞もあります。日本語だと「コピー」は名詞なので、「コピーする」にするか、「コピーを取る」のように名詞を目的語にして、意味的に適合しそうな動詞を当・・・
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やまとことば⑧ する・やる1
「する」 は 意識的、無意識に関わらず、ある結果になる様に行動すること、という意味です。 「やる」 は 自分の意思で行動することや与えることに使われ、カジュアルな意味合いが強い言葉、という意味です。確かに、「やってやる」という意思を示す表現はありますが、「してする」という表現はありません。「してやる」はかろうじて成立します。「やってやる」の転訛である「やっちゃる」はありますが、「しっちゃる」はあり・・・
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やまとことば⑦ ある・いる2
「ある」 と「いる」は動きという意味の他に、文法形式上には大きな違いがあります。「ある」の反対語は「ない」ですが、「いる」の反対語は「いない」です。形式の違いとしては、「ある」には対比的な逆の概念があるのに対し、「いる」は否定による形式です。漢字で考えると「有」の反対は「無」ですが、「在」の反対は「不在」であり、ここでも否定語がつくことで反意を表す形式です。形式的にみると、反意語が存在するか、否定・・・
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やまとことば⑥ ある・いる1
「ある」 は、物や事柄がそこに存在しているという意味で使われます。 その一方で、 「いる」 は、人や動物などの生き物がそこに存在しているという意味で使われます。 「ある」には、「有る」と「在る」の2種類があります。漢字で書くと「有る」と「在る」に書き分けられます。同じ音のヤマトコトバが漢字で書き分けられるということは、漢字が入ってきて、概念が分化したと考えられます。「有る」は、所有や物の有無を意味・・・
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やまとことば⑤ こと3
コトの用法として、名称の言い換えを表す用法があります。コトは、「AことB」の形で、言い換えによる詳しい説明や実体を紹介することができます。「千年に一人の天才こと〇〇さんにお話をしていただきます」のように表現できます。しかし近年は、このコトを省略し、間(ま)をおくことで代替している表現が増えてきました。理由は不明ですが、文語的なニュアンスや古い表現のような感じがするからでしょうか。文法的な説明として・・・
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やまとことば④ こと2
①その人・物事に関連する事柄を表す用法には、「仕事のことで悩んでいます」のような表現があり、これは「仕事について悩んでいます」と言い換えられます。あるいは「仕事上のことで悩んでいます」とも言えます。これはたとえば、会計担当者の人が、会計担当であることに悩んでいるのではなく、ある事案の内容について悩んでいることを表します。こういう相談を受けた時、「そんなら、その仕事辞めたら?」というのは本質ではない・・・
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