May Storm Day


別れ話

5月13日は2月14日のバレンタインデーから88日目で別れ話を切り出す日だとか。語呂合わせでもなく、変な新習慣です。バレンタインデーの翌月3月14日がホワイトデー、その1か月後の4月14日がイエローデー(韓国だけのようですが、誰からももらえなかった人が集まってカレーを一人で食べる日だそうです)、そして5月14日がブラックデー(これも韓国だけだそうですが、イエローデーにも呼んでもらえない寂しい人が一人黒い物=ジャージャー麺などを食べる日だそうです)と連続しています。日本はそのブラックデーの前日に別れ話をする日になっているので、翌日のブラックデーは新たなチャンスがありそうですから、ジャージャー麺など食べていないで、チャンスを探すべきですね。

なぜ88日目に別れ話をするかというと「八十八夜の別れ霜」という言い伝えがあり、これ以降は霜が降りないことにちなみ、別れ話を切り出すのに最適な日ということだそうです。

「メイストーム」(May Storm)とは「5月の嵐」で、日本では5月頃、温帯低気圧の急速な発達により強風や大雨をもたらす気象現象のことです。「メイストーム」という語は和製英語であり、「メイストーム・デー」(May Storm Day)という表現も日本が起源とされています。

5月13日は気象だけでなく、別れ話を持ち出された人が大荒れになったり、涙で空からも雨が降るのかもしれません。

4月14日は日本ではオレンジデーです。これはホワイトデーと関係があり、イエローデーとは関係ありません。その二人の愛情を確かなものとする日として、オレンジまたはオレンジ色のプレゼントを贈り合うのだそうで、そうなると別れ話にはならなさそうです。愛媛県の柑橘類生産農家が1994年に発案、JA全農えひめ(全国農業協同組合連合会愛媛県本部)が2009年に制定したそうなので、商魂であることは変わりません。

ちなみに「みかんの日」は11月3日と12月3日であり、「オレンジデー」とは別だそうです。また一ヵ月後の5月14日は「マーマレードの日」だそうです。こちらは愛媛県八幡浜市に事務局を置く「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会」が制定したそうです。イギリスでは2006年から開催されている世界最大級のマーマレードの祭典「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」の第1回日本大会が2019年5月12日に開幕したことを記念して、「オレンジデー」の4月14日の一ヵ月後の5月14日を記念日としたものだそうです。なぜ5月12日でないのか疑問も残りますが、そこはご都合主義ということで。愛媛県は年に何回も記念日があるのですね。

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