黒金曜日


黒金曜日

最近日本でもブラックフライデーセールというのが増えてきました。アメリカでは1960年代頃から増えてきたのが、次第に世界に広がっているようです。元々はアメリカではThanksgiving Dayが11月の第4木曜日で、その翌日は商品が売れない日なのでお店が起死回生を狙って始めたものです。アメリカでは年2回感謝祭とクリスマスにターキー(七面鳥)を食べる習慣ですが、最初は感謝祭だけでした。今でもクリスマスにターキーを食べるのはアメリカだけのようです。感謝祭にターキーを食べるようになったのは、当時のアメリカには野生の七面鳥がたくさんいて、手に入れやすく、肉量も多く、宴会の料理としては好都合でした。乱獲が進んでいまでは野生のものはほとんどなく、飼育されたものが処理されてスーパーで売っています。丸焼きにしたものは肉量も多いので、客が大勢の時にのみ出されます。感謝祭とクリスマスには家族が集まる習慣になっており、家族がいない人や外国人なども招待されます。その時、お土産をもって行くとか、プレゼントの交換などもあります。日本ではクリスマスだけですが、アメリカでは感謝祭にも行われます。それでその前には商品が売れるわけです。感謝祭の休日は日曜日まで連休の人が多いので、金曜日は店が休みだったりすることもあり、商品が売れません。クリスマスは25日一日だけなので、翌日は平日ですから、商品が売れない日ということはありません。

アメリカでは感謝祭前からクリスマスまでの1カ月間に一年の売り上げの4分の1があるとされ、来年度の景気動向を予想する指標となっています。物が売れれば生産も必要になりますが、売れないと生産も減るからです。

ターキーはアメリカでは人気があり、普段でも加工されたものがサンドイッチやサラダにして人気があります。日本のチキンと似ています。日本でクリスマスにチキンを食べる習慣はターキーがないので代用していたものが広がったと思われます。アメリカでは感謝祭とクリスマスはフライドチキンが売れない日なのですが、日本でクリスマスにチキンが売れるので、チキン会社は大歓迎のようです。食習慣でいえば、アメリカは野生の七面鳥から始まり、野牛やビーバーを乱獲し、やがては鯨も乱獲してきました。そして自動車や飛行機の普及で二酸化炭素を放出してきました。

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