仕事始め


仕事始め

1月4日は多くの人の仕事始めの日でしょうが、一方で正月三が日が終わり、今日からお休みという人もいるでしょうし、まだまだ仕事が続くという人もいるでしょう。今年は年初から大災害があり、誰もが変動の歳を予感したかもしれません。天変地異は自然現象として冷静に扱う人もいるでしょうが、一方で天の意思とか、運命とか、いろいろ思いを巡らせる人もいることでしょう。そうした人々の思いを迷信として排除してしまうことは、優しさに欠けるといえるでしょう。

物理万能、科学万能と信じている、いわゆる唯物論思想の人は見方を変えるとそれも一種の宗教のような側面があります。コンピュータ万能を信じる人はコンピュータに裏切られ、インターネット万能を信じる人はインターネットに裏切られ、マネー万能主義の人はマネーでつまづきます。宗教を過信する人は周囲から避けられ、恋愛至上主義の人はなかなか幸福感がえられない、というように、何事にも過剰にのめり込むと結果はあまりよくないようです。かといって何もしないでじっとしていては何事も成りません。ほどほどといわれても、どこまでがほどほどなのか、判断がむずかしいものです。それならどうすればよいのだ、といわれそうですが、それは誰にもわからない、というのが真実なのではないでしょうか。欧米人は真実や真理は1つと考える傾向にありますが、東洋的思想では、事実は1つしかなくても、真実や真理は人により違いがあってもよい、と考えるのだと思います。真理の究極ともいえる宗教も世界にたくさんあり、東洋の宗教には多くの神がいます。数学でも複数解があることが当たり前にあり、最先端といわれるITの世界でも規格がなかなか統一できないでいます。

むしろ複数あることで競争し、切磋琢磨することで進歩も進化も深化も進んでいきます。今年からはグローバル化という統一的な志向かはローカル化という分化的傾向が強まると予想する人が増えてきました。分断をよくないことと捉えるのは統一主義的な思想で、むしろ多様化とか細分化が専門化を促進するということもいえます。

日本の店舗もデパートやスーパーのようなまとめるスタイルから、一品に特化した専門店が急増し、ブランドよりもSNSでバズッった多様な品物に人気がでます。マクロ経済よりも実体経済は社会の心理的変化に敏感に対応しているといえるでしょう。

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