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おおつごもり新着!!

今日から旧暦師走に入ります。師走朔日です。今年の暦は新旧で一カ月ズレています。今日は「おおみそか」で、「みそか」が毎月の支払日であるように、年払いの支払日です。今では考えられない悠長な商売があったのです。払えなくて夜逃げして踏み倒した人もいたようですが、基本的には売り手と買い手の信頼があったわけです。夜逃げして、一時的に逃れても、行った先では信用をえられず、結局、生活できなくなってしまう、という社・・・

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終える、を考える新着!!

毎月30日が「みそか」で、旧暦ではこの日が支払い日です。現在では、月末のところもありますが、支払日もマチマチで、それぞれの企業が設定しています。そのため月末という意識も薄れてきています。そして「みそか」という語も死語化しています。 晦日が過ぎれば翌日は朔日(ついたち)ですが、この語もほぼ死語化しています。朔日は新月で、月が全部欠けている状態ですが、新月という言葉が示すように、ここから「新しい月」が・・・

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えらぶ、を考える新着!!

「選ぶ」は古い日本語の中でも非常に基本的な動詞で、「良いものを取り分ける」という意味を持っていました。語源的には、「え」は「良い」や「優れた」を意味し、「らぶ」は「取り分ける」や「選定する」という意味を含んでいます。古代日本では「えらぶ」という言葉は主に重要な役職や地位を選定する際に使われていました。例えば、祭祀や戦士など、特定の役割を持つ人々を選ぶ際に使用されました。例文「神々の使いをえらぶ。」・・・

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正月飾り新着!!

正月飾りには多少のルールがあって、「一夜飾りはよくない」といいます。昔から一夜飾りは縁起がよくないといわれていますが、その説はいろいろあるようです。歳神様をお迎えするのに大晦日に飾りつけを行うような急ごしらえでは、神様に失礼、誠意に欠けるため。あるいは、新しい歳神様(1年間滞在します)が31日の早朝にその家に来られ、今までの歳神様は元旦の零時ちょうどに帰られます。31日の昼間や夜に飾ったのでは引継・・・

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栄光、を考える新着!!

「栄光」という言葉は、日本語で「輝かしい成功」や「名誉」を意味します。「栄光」の語源は、漢字そのものにあります。「栄」は「栄える」、「光」は「光り輝く」という意味を持っています。この二つの漢字が組み合わさることで、「栄光」という言葉は「成功して輝くこと」や「名誉の光」を指すようになりました。中国語では「栄光」は“荣耀”(róngyào)と表現されます。この言葉は、日本語の「栄光」と同じく、輝かしい・・・

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うれしい、を考える新着!!

「うれしい」という言葉の語源とその歴史的な変遷について見てみましょう。「うれしい」の語源は、古代日本語の「うれふし」に由来するとされています。「うれふし」は「心が晴れる」という意味を持ち、何か良いことが起きたときの心の状態を表現しています。これが現代の「うれしい」に変化しました。歴史的変化と用法の変化として、古代日本語では、「うれふし」が用いられ、心が晴れるような状況を表す言葉として使われていまし・・・

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Yule(ユール)新着!!

クリスマスに比べ、ユールというのはほとんど知られていません。クリスマスというのは英語のChristmasの借用語で、Christは「キリスト」、masは「祭」の意味です。一般にイエスの降誕の日とされていますが、これは「伝説」であって、そもそもイエスの生誕は年月日に諸説があります。西洋歴はキリスト教暦ですから、西暦ゼロ年がイエスの誕生年のはずです。紀元前BCはBefore Christですし、ADは・・・

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クリスマス・イヴ新着!!

12月24日はクリスマス・イヴであることは誰もが知っているはずですが、今の日本では、この日がクリスマスと思っている人がほとんどではないでしょうか。 “クリスマス”にはチキンを食べて、クリスマスケーキを楽しみにする、というのが、「年中行事」になっている感じがします。この時期にチキンを食べるのは、どうやら日本独自の習慣のようで、アメリカが七面鳥を食べる習慣を真似たものだといわれています。そのアメリカが・・・

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うるさい、を考える新着!!

「うるさい」という言葉は、日常生活でよく使われる日本語の一つです。「うるさい」の語源は古い日本語に遡ります。元々「煩い(うるさし)」という形容詞から派生した言葉です。古語「うるさし」は「煩わしい」や「面倒だ」という意味を持ち、それが現代日本語に変化して「うるさい」となりました。 歴史的な用法の変化として、古語では、平安時代から鎌倉時代にかけて、「うるさし」という言葉は主に「煩わしい」や「面倒だ」と・・・

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4年目新着!!

本コラムも本日から4年目に入ります。三年前に書き始めて毎日書き続けてきたので、今日で1096回目となります。自分で自分を褒めるのは気恥ずかしいのですが、ネタ探しもけっこう大変で、ネットでいろいろ検索したり、最近はGPTを利用することもありますが、基本は自分の個人的感想が中心の「徒然草」です。しかし調査していく中で、勉強になったこともたくさんありました。昔なら、広辞苑や百科事典などを参照したので、そ・・・

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冬至の行事新着!!

冬至になると、いよいよ年末が近づいたという気がします。冬至は二十四節気の1つで、この後、小寒、大寒と続いて立春になります。つまりこれからさらに寒くなるぞ、ということです。一般的な感覚では、一番寒いのが真冬で、それが冬至だと思われがちですが、これは日照の関係だけで、1年間で太陽高度(太陽の位置)が最も低くなる日であり、北半球では1年間で日の出から日没までの日中が最も短くなる日です。確かに日照は温度と・・・

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赤壁の戦い新着!!

建安13年(208年) 11月 20日、 赤壁の戦いがありました。旧暦11月20日は今年は12月20日になります。赤壁の戦いは三国志の中でも特に有名な戦いで、孫権・劉備の連合軍と曹操軍が長江の赤壁で戦い孫権・劉備軍が勝利しました。その前の状況として、河北を平定した曹操は、208年7月、荊州の牧であった劉表を攻めるため兵を率いて荊州へ南下したのですが、8月に劉表が死に、跡を継いだ劉琮は9月に曹操へ降・・・

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うっとおしい、を考える新着!!

「うっとおしい」の語源は古い日本語に遡ります。この言葉は「うつ(鬱)」という漢字に由来し、「心がふさいで晴れない」状態を表しています。「鬱」は、精神的な重さや気分の沈みを意味し、これに動詞「おす(押す)」が結びついて、「心を押しつけるような重い気分」を指すようになりました。このため、現代の「うっとおしい」という表現が生まれました。用法の変遷として、古語では、「うつ」と「おす」の組み合わせが心の状態・・・

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寛政暦新着!!

寛政九年11月18日、西洋天文学に基づく新暦「寛政(かんせい)暦」を採用。翌年1月1日から実施されました。寛政暦は日本の江戸時代に作られた太陰太陽暦です。この暦は、徳川家治の時代(1789年)に作成されました。寛政暦の作成者は、高橋景保という天文学者です。寛政暦が作られた背景には、それまで使われていた宝暦暦(ほうれきれき)が、天文計算において誤差が大きくなっていたため、より正確な暦を求める声が高ま・・・

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飛行機の日新着!!

12月17日は飛行機の日とされ、ライト兄弟が成し遂げた歴史的な出来事に由来しています。 1903年12月17日、アメリカ・ノースカロライナ州のキティーホークという町で、ライト兄弟(兄ウィルバー、弟オーヴィル)が世界で初めて動力付き飛行機の有人飛行に成功しました。ライトはWrightと書きます。このときの挑戦では、オーヴィルが操縦するフライヤー号が飛行時間12秒間・飛行距離36mの飛行を達成しました・・・

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電話創業の日新着!!

12月16日は 電話創業の日です。1890年(明治23年)のこの日、東京市内と横浜市内を結ぶ、日本初の電話事業が逓信(ていしん)省によって開始されました。電話局(電話交換所)は、東京麹町区辰の口と横浜居留地233番館に設置され、創業時の加入者数は東京が155台、横浜が42台だそうです。 創業当時の電話は、 通話相手に直接つながるのではなく、通話したい場合は、まず電話交換所に電話をつなぎ、交換手に通・・・

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近江屋事件新着!!

近江屋事件(おうみやじけん)は、江戸時代末期(幕末)の慶応3年(1867)旧暦11月15日に起こりました、今年の旧暦11月15日は12月15日です。坂本龍馬と中岡慎太郎、龍馬の従僕であった山田藤吉の3人が京都河原町通蛸薬師下ルの近江屋井口新助邸において殺害された事件です。この近江屋事件の前に、尊王攘夷派の志士たちが薩摩藩の藩主・島津久光を暗殺しようとした寺田屋事件(1862年)がありました。この事・・・

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討ち入り新着!!

忠臣蔵は誰もが知っていますが、その物語は映画やテレビドラマの影響で固定化されています。その元となったのは人形浄瑠璃や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」です。「刃傷松之廊下」「赤穂義士の討ち入り」も実際にあったことですが、当時は、私怨による仇討ちですし、徒党を組んでの押し入りですから、ヤクザの出入りと同じで、御法度でした。そこで、昔の室町時代の話、という設定にして、検閲を逃れたわけです。そのせいで、名前も変・・・

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正月事始め新着!!

一般的には12月8日が「事納め」で、来年の2月8日が「事始め」ですが、逆に12月8日がお正月の準備を始めるという意味で「事始め」で、来年の2月8日が「事納め」とする地方もあります。これらのことを合わせて「事八日」や「事の日」と呼びます。「事」という抽象的な言い方で、解釈の余地を残す、という昔の智慧です。昔は12月13日を「正月事始め」と言っていました。「正月事始め」の起源は、江戸時代に遡ります。こ・・・

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うったえる、を考える新着!!

「うったえる」という語は、最近では訴訟の意味で使われることが多いのですが、それだけ世の中が殺伐としてきたともいえます。「訴える」は、日本語の古い動詞で、「訴(うった)う」という形が原型です。この言葉の語源は、中国語の「訴(そ)」に由来します。漢字の「訴」自体は、「言う」や「告げる」という意味を持ち、何かを言い表す、特に不平や不満を表現するという意味合いが含まれています。歴史的用法の変化は、平安時代・・・

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