Homogeneous or heterogeneous



少し難しい英語ですがhomogeneousはホモジーニアスと読み「均質な、等質の」という意味です。英検1級以上、大学院相当の学習レベルの単語だそうです。普通は反意語であるheterogeneousヘテロジーニアスとセットで覚えます。ヘテロの方はさらに学習レベルが高いです。

昔、「ホモ牛乳」というのが商品名でありました。均質化された牛乳という意味で、撹拌技術により「どこを飲んでも同じ味」ということでホモジナイズド(均質化)という意味でした。それに対しノンホモ牛乳というのもあり、牛乳は搾ったまま、そのままにしておくと、クリームが上に浮いてきて、下の方は水っぽく分離します。このクリームから生クリームやバター、チーズを作ります。ホモ牛乳もノンホモ牛乳もあり、殺菌法の違いや流通の違いもありますが、ノンホモ牛乳は値段も高いです。

この「ホモ」という用語ですが、ホモサピエンスのように人類学ではラテン語のhomoつまりヒトの意味で使われています。均質の意味のhomはギリシア語です。この区別は英米人も恐らくできていませんし、カタカナにした日本人には別とは感じられません。また昔は男性同性愛をホモと呼んでいました。Homosexualは本来、同性愛の意味ですが、日本では男性愛の意味だけでした。それで「ホモ牛乳」と聞くたびに「オカマが飲む牛乳」という連想があったせいか、商品名からも消えました。

日本でいうオカマは英語だとgayに相当し、これにも女装するかしないか、など細かな定義もあるようですが、アメリカでは1970年頃から一般化しgayであることを告白することも珍しくなくなってきました。一方で女性運動が盛んになってきた頃でもあり、それまでgayとして同性愛がgayとlesbianに分離し、同時にheterosexualに対してstraightと呼ぶ英語が増えてきました。またどちらでもOKというbisexualもでてきました。概念的にはストレートが直球なのに対し、それ以外は変化球ということです。要するに性的な好みtasteの問題なので、当時、もし同性愛者から迫られた時に相手を傷つけない断り方として”I admire your taste but please do mine.”という表現をアメリカ人から教わりました。学校では絶対教わらない「英会話」です。Admireという単語をこういう風に使うのだと感心した記憶です。

L=lesbian, G=gay, B=bisexualは性的嗜好sexual tasteのことです。本来であれば、これにS=straightも入れて、互いに尊重admireするのが個人主義です。最近はLGBSにT=transgenderを入れてLGBTと日本では言いますが、sexとgenderは意味が異なるので、日本語では同じ「性」ということで混乱しています。それにQ=questioning, queerも加えたり、+はetcetraその他、ということらしいです。複雑ですね。

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