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パリ祭(フランス革命記念日)

7月14日はパリ祭です。なぜ外国のローカルな祭りを取り上げたかというと、歴史的に日本人に影響を与えてきたからです。パリ祭というのは日本だけの呼び名で、現地フランスでの名称はFete nationale francaiseつまりフランス国民の祭典ということで革命記念日とか建国記念日というのが正しいのです。なぜパリ祭になったかというとwikipediaによれば「ルネ・クレール監督の映画 『Quator・・・

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承久の乱

承久3年(1221)6月15日に承久の乱が終結します。今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は承久の乱で終わるらしいですから、ネタバレにならないように事実だけを知っておくと、ドラマが一層楽しめると思います。 承久の乱は後鳥羽上皇が鎌倉幕府執権の北条義時に対して討伐の兵を挙げて敗れた戦です。上皇の院宣で討伐対象として挙げていたのは義時であったが、北条家は鎌倉幕府全体への攻撃であるとして東国御家人た・・・

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住吉の潮湯

旧暦6月14日に大阪の住吉神社で「潮湯」という伝統行事があるそうです。正しくは住吉御神輿洗神事(すみよしみこしあらいのしんじ)というのだそうですが、住吉祭に使う御神輿を海水で清めるという神事です。解説によると「住吉大社夏祭はこの神事から始まり、夏越(なごし)祓神事、堺への神輿渡御祭へと続く。七月の「海の日」、住吉公園で神輿を祓い清める式である。南港の沖で汲んだ海水で禊を行う。この汐を浴びると病が治・・・

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最後の遣隋使

旧暦6月13日にはいろいろな事件がありました。天宝15載(756)安禄山らの蜂起により唐の皇帝玄宗が愛妾・楊貴妃を伴って都落ち。天正10年(1582)山崎の戦いで羽柴秀吉が明智光秀を破る。光秀は敗走中に雑兵に刺殺される。どちらも悲劇的な結末です。延暦13年(794年)桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂が蝦夷征討に出発。戦いの幕開け。慶長20年(1615)江戸幕府が一国一城令を布告。あまり重要視されて・・・

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納豆

7月10日は予想通り納豆の日です。昔、日本史の年号を覚えるのに平城遷都を「納豆食べておならする」というのを今でも覚えています。歴史といえば年号覚えみたいな感覚があって、何の意味があるのかわからないままテストのために覚えていました。今から見ると西暦で覚えると時間的経過が分かりやすいので、そういう感覚が浸透したのだと思いますが、歴史とは時間的な経過だけが問題ではないので、もっと中身をきちんと学習すべき・・・

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ジェットコースター

7月9日は昭和30年後楽園に初めてジェットコースターが設置されたのを記念するジェットコースターの日だそうです。ジェットコースターというのは和製英語で外国ではroller coasterといいます。ジェット機のように速いというイメージからつけたそうで、当時は「少年ジェット」という漫画があったように速いものに何でもジェットをつけたようです。本当のjetは噴流のことで、ジェットエンジンというのは噴流を出・・・

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質屋の日

7月8日は質屋の日だそうです。例によって語呂合わせです。シチヤと読むのは共通語で関東方言がベースになっているのですが、西日本ではヒチヤと訛るのが普通です。この訛りという考え方もそろそろ考え直したいです。言語学的には訛るというのは変化であって、地域的・歴史的に言語はつねに変化していくものなので、共通語そのものも変化していくと考えます。訛りというのは標準語という思想があり、標準からはずれている、という・・・

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小暑と七夕

「七においた」をどう読まれますか。「タナにおいた」「シチにおいた」の読み違いが落語のネタになっています。「あんたはモノを知らんなあ、七とかいてタナと読むだろうが。七夕のタナやないか」と言われてどのような反論をされますか。実は古文書にはこういうアテ字がよく使われています。今でも八百屋さんが「白才」「キャ別」と書くことがよくあります。音に合わせて易しい漢字に充てるのがアテ字です。北海道の地名などアイヌ・・・

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記念日を考える

「この味がいいね」と君が言ったから、7月5日はサラダ記念日。 俵万智の有名な短歌ですが、短歌の世界だけでなく諸方面に衝撃を与えました。短歌は俳句と違い季語も不要ですし、和歌は俳句よりも歴史が古いにも関わらず、自由度が高いのが特徴的です。日本の歴史上もしきたりにうるさくなったのは武家社会になってからで、貴族社会は道徳も緩く、それが雅とされてきた感じがします。和歌の時代は恋愛がテーマの中心で、俳句にな・・・

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ビキニと水爆

7月5日はビキニの日です。ビキニといえば女性の水着をまず連想すると思いますが、そのビキニ水着をフランスのルイ・レアールが初めて発表したのが、1946年のこの日でした。なぜビキニかというと、その4日前の7月1日にアメリカがビキニ環礁で水素爆弾(水爆)の実験を行ったことにちなんだもので、水爆が与えた衝撃と同じくらいすごい衝撃を与えたことに由来するとされています。今では見なれた水着で、もっと露出が過激な・・・

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独立記念日

7月4日はアメリカの独立記念日です。アメリカでは独立記念日Independence Dayと呼ぶことよりもJuly Fourth あるいはFourth of Julyと呼ぶことの方が多いです。わざわざ日付で呼ぶのは、それくらい重要な日という意味です。お祝いなので“Happy Birthday, America”と言う人が多く、国家は歌いにくいのでBeautiful Americaという第二国歌とも・・・

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宝治合戦と三浦一族の滅亡とその後

宝治元年(1247)水無月五日、鎌倉で起きた幕府内の内乱が宝治合戦です。この合戦に負けた三浦氏は滅亡し、北条が幕府の執権として完全掌握することになる事件です。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではどうやら承久の変で終わるようなので、以後の御家人同士の内部分裂と北条氏の支配までは行かないようです。以前のコラムに書きました和田合戦は建暦3年(1213)で和田義盛の反乱ですが、北条義時の時代ですから、大・・・

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半夏生

水無月四日は半夏生(はんげしょう)です。二十四節気ではなく雑節の一つなので知る人ぞ知る季節です。七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていました。理科的には黄経100度の点を太陽が通過する日で、太陽暦の7月2日頃です。夏至や冬至、春分、秋分と考え方は同じですが、きっちりした時点ではないのですが、季節的にいろいろな変化がみられるので、伝統的な・・・

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黒船来航

嘉永六年(1853)水無月三日、マシュー・ペリーが率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船2隻を含む艦船4隻が江戸湾入り口の浦賀沖に停泊し、一部は測量と称して江戸湾奥深くまで侵入した事件が起きました。7年前、ジェームズ・ビドルが来航したのですが、開港に失敗し、その結果を理解したアメリカは、今度は最初から脅す戦略に出たのです。そのこわもて外交の結果、幕府はペリー一行の久里浜への上陸を認め、そこで・・・

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半導体

6月30日はトランジスタ記念日です。トランジスタといっても覚えている人は高齢者のみで、しかも意味を知っている人は数少ないと思います。トランジスタ・ラジオがソニーの人気商品でしたし、トランジスタ・グラマーという表現が死語になって久しいので、今では何のことかわからない人がほとんどだと思います。トランジスタは半導体の一種で発明者はこれでノーベル賞をもらったくらいの大発明でした。現代でも話題になる半導体と・・・

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水無月

今日は水無月朔日(みなづきついたち)です。新暦だと6月がもう終わるのに、旧暦では6月が始まるという1ヵ月遅れのわけです。6月は梅雨で雨も多いのになぜ水無し月なのか疑問を持たれる方も多いと思います。水無月の無(な)は無いといういみではなく、「~の」という意味だという説があります。古語の「な」にはいろいろな用法があるのですが、上代語では格助詞として連体修飾語を作る機能があります。たとえば「港=水(み)・・・

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貿易

6月28日は貿易記念日だそうです。安政6年(1859)6月28日(旧暦5月28日)、江戸幕府がアメリカ・イギリス・フランス・オランダ・ロシアの5ヵ国との間で結んだ友好通商条約に基づいて横浜・長崎・箱館(函館)の3港を開港し、自由貿易を許可する布告を出しました。貿易に携わる企業だけでなく、広く国民全般が輸出入の重要性について認識を深める日として記念日として通商産業省が1963年(昭和38年)に制定し・・・

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メディア・リテラシー

6月27日はメディア・リテラシーの日だそうです。長野市に本社を置くテレビ信州が制定したもので、1994年(平成6年)のこの日、松本サリン事件があり、事件現場近くに住む無実の男性がマスコミにより犯人扱いされる報道被害がありました。テレビ信州では報道機関におけるコンプライアンスの基軸としてメディア・リテラシー活動に取り組んでいて、この日にはメディア・リテラシーに関する番組の制作やシンポジウムが行われる・・・

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国連憲章

6月26日は国際連合憲章の日です。 国連広報センターのサイトによると「1945年4月~6月の2ヶ月間、「国際機関に関する連合国会議(United Nations Conference on International Organization)」がサンフランシスコで開催されました。そして、会議最終日の6月26日、「戦争の惨害」を終わらせるという、強い公約とともに国連憲章(the Charter o・・・

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ジェームズ・ビドル

ジェームズ・ビドルという名前をごぞんじでしょうか。野球選手としてご存じの方もおられると思います。彼とは同姓同名の歴史上の人ですが、それほど歴史に埋もれてしまった人物です。弘化3年(1846)閏5月26日に浦賀に入港したアメリカ人海軍軍人で、ペリーの前にやってきました。ビドルは戦列艦・コロンバスおよび戦闘スループ・ビンセンスを率いて、日本に向かってマカオを出港し、弘化3年閏5月26日に浦賀に入港した・・・

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