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コラム Articles
メタバース

メタバースが話題になってきています。仮想空間でアバターが動く、といわれてもピンとこない人も多いと思います。実物を見れば一目瞭然ですがVRとの混乱もあるようです。 簡単にいえばメタバースは仮想空間という世界、VRはそれを実現するツールという説明がなされています。それでもなんだかわかりにくいですね。 メタバースは英語だとmetaverseです。Metaは「高次の、~を超えた」という意味のギリシア語です・・・

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ウイルス

正月祝いも明けて、さあ仕事と思っている時に、またしてもコロナウイルス感染が広がり始め、今年もまた自粛生活か、とげんなりしてきます。 ウイルスは英語でvirusなので英語起源でないことがわかります。英語ではヴァイラスと読んでいます。英語のカタカナ読みが多い外来語の中では珍しく、これはドイツ語読みです。医学用語はドイツ語起源が多いですが、今はかなり英語に変わってきています。残っているのはメス、クランケ・・・

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人日

人日と書いてジンジツと読みます。五節句の1つですが、ご存じの方は少ないと思います。3月3日(上巳ジョウシ) 5月5日(端午タンゴ) 7月7日(七夕シチセキ) 9月9日(重陽チョウヨウ)が五節句です。読み方も端午は割合知られていますが、あとはあまり知られておらず、七夕もタナバタとして知られています。とくに1月7日はほぼ知られていません。なぜこの日が選ばれているかというのは古来中国では奇数が吉数とされ・・・

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小寒

1月5日は二十四節気の小寒です。今日から寒の入りなので寒中見舞いを出します。年賀状を出し忘れた所とか、出していないのに来てしまった場合の返事に利用するとよいです。 小寒は旧暦だと12月で冬にあたります。二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらに季節を6つの節気に分けた季節の移り変わりを表したものです。昔の農業ではこの旧暦に従って農作業をしてきました。つまり実際の気候の変化により近いものだ・・・

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スクールカラー

箱根駅伝では各校がスクールカラーの襷を繋いでいくことが重要な要素になっています。いつも思うのですが、箱根からの復路では10分遅れでまとめてスタートとか、途中1位と20分遅れると襷が繋げない、という変な規則があるのはテレビ局の放送時間枠のせいなのです。スポーツのルールはそのコミュニティが決めるべきもので、他の組織が介入するのは望ましくないです。スポーツと商業は切り離しにくい側面があるのも事実ですが、・・・

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箱根駅伝

箱根駅伝も正月の行事になってきた。考えてみると、これは地方大会であり、本来なら全日本駅伝の下位レースなのだが、駅伝ランナーの夢になっているのはテレビの影響以外の何物でもない。正月には高校サッカーとか、大学ラグビーなどもあるのだが、人気と有名度は段違いである。スポーツをテレビが支配しているのはいかがなものだろうか。 年末のNHK紅白歌合戦と正月2,3日の箱根駅伝の間、他のテレビ局はもうやる気がないの・・・

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正月三が日

明日から仕事始めの人も多いでしょう。これも仕事納め同様に官庁の決まりで、民間がそれに合わせています。官尊民卑は政治体制というより、もう日本の伝統の一部になっていると解釈するのが正しいでしょう。よく考えてみると、官尊民卑と民主主義が矛盾しているように考えるのは、欧米の民主主義が王権との対立であることを意識するからで、日本の官僚組織は王権ではなく民主なので、矛盾がないのかもしれません。 初夢といえば2・・・

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姫始めと初売り

姫始めといえば、男女の…を始めてする日として有名ですね。実際、そういう風習もあります。これは世界的に類例がないと思います。外国でこの話をしたら、日本人はどうしてそういうことを考えるのか、と不思議がられました。断食が過ぎて大食いするとか、なら理解できますが、この日から始めるというのは確かに変ですね。 実は姫始めの起源はまったく違うものです。姫飯(ひめいい)といい、柔らかいご飯を食べる日です。固いご飯・・・

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元旦

元旦というのは元日の朝のことです。この旦という字は普段ほとんど見ることがありませんね。日が太陽、一が水平線なので、日の出の意味だそうで、分かりやすい象形文字です。元朝ともいいます。 元旦は家庭で団欒が常識ですが、江戸時代は宝船売りが回ってきた、と落語で学びました。宝船は七福神が載っている船の絵で「おたから、おたから」という売り声で売り歩いたといいます。この宝船の最古形が京都五条の松原通にある五条天・・・

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大つごもり

大晦日の別名が大つごもりです。月末を晦日(みそか)といい、年末が大晦日です。晦日の別名がつごもりなので、年末が同様に大つごもりです。みそか、という表現もいいのですが、つごもり、という音がなんとなく押し迫った感じが出て、好みです。みそかというのは三十がミソなので、30日の意味です。月末が30日とは限らないため、月が籠るという意味でのつごもりという表現があったようです。とにかくこの日にはその月のツケを・・・

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餅搗き

餅搗きは日本独特の風習ですが、最近は見なくなりました。ほとんどの家庭ではスーパーでプラスチック型の鏡餅を買ってくるのではないでしょうか。最近はこの鏡餅型の中身はパックされた切り餅が入っていて便利という商品も売られています。搗きたての餅が食べたいという人には餅つき機があります。臼に杵で搗くというのはイベントでもないと見ることはないと思われます。 落語「尻餅」では昔の餅搗きの風景が出てきます。「賃搗き・・・

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煤払い

煤(すす)という字もほとんど見られなくなりました。煤払いという年末の行事もお寺などでしかいわれない風物となりました。今は古民家でもないかぎり、家の中に煤がある家はないと思われます。昔は竈(かまど)だけでなく、囲炉裏や火鉢のような暖房器具、ランプや蝋燭(ろうそく)行燈(あんどん)などの照明器具も煤が出る物でしたから、しょっちゅう掃除が必要でしたし、仏具や神棚など普段あまり掃除ができない所は年末に大掃・・・

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里帰り

日本では盆暮れの里帰りという江戸時代からの風習が未だに続いています。昔の奉公人には休日という習慣はなく、住み込みで食事の賄いつきで仕事をし、年二回お休みがでるわけです。そして労働を通じて技術を学び、将来は暖簾分けという独立に際してはお店が資金の支援をするというシステムでした。ベテランの奉公人になれば、住み込みでなく通いも可能で、嫁とりして暖簾分けというのが当時のビジネスモデルでした。貧しい農家や職・・・

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御用納め

今週に御用納めの方も多いと思います。会社勤めの方が多いので、なんとなく御用納めから年末年始休暇に入るのが当たり前のような感覚になりますが、実際にはお店をやっている方は年末年始の方が忙しいです。人が休んでいる時こそ稼ぎ時という商売は結構多いものです。 欧米は27日から勤め始めです。26日までがクリスマス休暇で休みです。国にもよりますが、クリスマス中は休む商店がほとんどです。そのため旅行者や独身は生活・・・

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年の瀬

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わんとぞ思ふ これは崇徳院の和歌(小倉百人一首)で有名で、落語でこの歌の意味を知った人も多いかと思います。むろん百人一首で覚えている人も多いと思います。 この歌と落語の意味は後日にするとして、この歌を取り上げたのは「瀬」という意味が明快に説明されているからです。瀬というのは川の流れが浅くて急流になっている所のことで、転じて慌ただしく駆け回っている様子を表し・・・

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クリスマス・ツリー

最近はクリスマス・ツリーを飾る家庭も少なくなってきているようです。理由は日本の住宅には飾るスペースがないからで、小さい子供のいる家庭でプラスチック製のミニチュアを置く程度だと思います。そしてクリスマスが済んだら捨てるか、すぐに片づけているようです。 欧米では今でも大きなクリスマス・ツリーを飾り、オーナメンツと呼ばれるきれいな飾りつけをするのが12月の楽しみな行事となっています。このツリーの周りにク・・・

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クリスマス

欧米つまり多くのキリスト教徒はクリスマス・イブに深夜ミサに参加して、世界平和などを祈る習慣があります。夜パーティをする人もいないわけではないですが、敬虔な人は翌日の昼にディナーを食べて、お酒を飲んでお祝いをします。午前中はクリスマス・モーニングといい、深夜ミサで寝不足なので、少し休息したり、子供たちのお楽しみであるプレゼント交換をしたりします。12月になるとクリスマス・ツリーを飾り、その前にプレゼ・・・

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クリスマス・イブ

日本ではなぜか24日にクリスマスをする家庭が多く、チキンとケーキを買ってくるのが常識になっています。これは正に「日本の常識」です。そもそもイブはeveningつまり前夜ということです。25日がクリスマスでChristmasとはChristはキリスト、masはラテン語で祭りの意味ですから、直訳すればキリスト祭です。そもそもキリストは苗字ではありませんが、その話は長くなるので別の機会に。クリスマスはキ・・・

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冬至の食べもの

冬至はゆず湯に入って、カボチャのいとこ煮を食べる、というのが我が家の習慣ですが、ゆず湯は身体が温まるので意味はわかりますけど、なぜカボチャ、なぜ小豆、いとこ煮とはどういう意味、など子供の頃は不思議でした。昔、教わったのは、カボチャは南瓜と書き、ナンキンはンがついているから、運が付くというゲン担ぎだそうです。それなら南京豆(ピーナツ)でもいいのでは、と屁理屈したのも懐かしい思い出です。今はネットがあ・・・

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冬至

冬至は1年で昼間が一番短い日となっています。科学的にはもう少し前で、理由は日没が早いからだそうですが、この日を境に日が長くなります。いわば真冬なわけで、西洋とくに北欧では冬至祭をする国が多いです。これから春に向かうわけですから、めでたい日です。それで大昔は冬至が元日でした。現在の暦では1月1日が元日ですが、なぜなのか疑問をもつ人は少ないと思います。実は、暦と天文学的現象は一致していないことの方が多・・・

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