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コラム Articles
桜餅の違い新着!!

桜餅の関東と関西の違いは、ひとことでいうと、関東では「長命寺」という小麦粉の薄生地であんこをくるんだ桜餅が主流です。関西では道明寺というもちもちでつぶつぶの生地であんこを包んだ桜餅が主流です。 関東風桜餅の発祥元は、山本新六という人物で、1717年、花見名所を作ろうと、隅田川のほとりにたくさんの桜の木が植樹された頃に、長命寺の門番だった新六は、桜の葉の塩漬けを使った桜餅を考案しました。これを門前に・・・

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彼岸の中日新着!!

彼岸は中日を真ん中に「入り」と「明け」を含めて7日間あります。現在は「〇〇の日」のような1日かぎりの行事が圧倒的に多いのですが、昔は祭りといえば3日間あるのが普通でした。それは海外でも同じだったようで、わくわくする行事は長く楽しみたいのが自然な感情でしょう。そして現代のように楽しみが多くなかったので、行事が娯楽になっていた面も否定できません。そもそも宗教も現代で考える思想的な側面やイデオロギーとの・・・

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聖パトリックの日新着!!

3月17日はSt. Patrick's Dayです。日本でも最近は一部でパレードが行われるようになりました。菓子メーカーがあまり騒がないのはなぜなのか、よくわかりませんが、緑にするだけなので、どこかが始めるかもしれません。 聖パトリックはカトリックの聖人で、アイルランドにカトリックを普及させた人です。アイルランド系のアメリカ人が広げた祝日で、今ではイギリスでも広がってきています。ただイギリスもイン・・・

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上巳の節句新着!!

今年の3月3日は上巳(じょうし、じょうみ)の節句です。上巳の節句はいわゆる桃の節句、雛祭りです。「上巳」は上旬の巳の日の意味であり、元々は3月上旬の巳の日であったものが、古来中国の三国時代の魏の頃より3月3日に行われるようになったと言われています。今年は巳年でもあり、とくに縁起がいいかもしれませんね。あいにく、日付の方は巳ではなく、未(ひつじ)です。この日は旧暦だと2月4日であり、慶長9年(160・・・

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天皇誕生日

天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。こうして国民が陛下のお誕生日をお祝いする、というのはなぜなのでしょうか。誕生日のお祝いというのは家族とか、親しい人、大切な人に対してです。つまり天皇陛下というのは国民にとって、大切な人と考えている、ということになります。この機会に、なぜ天皇というご存在が大切なのかを考えてみるのもよい機会です。世界には王国がいくつもありますが、どの王朝も交代があり、日本の皇室・・・

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立春

今年は2月3日が二十四節気の1つ、立春になります。前日が節分、つまり節気の分かれ目ということです。節分と立春は時々混同されますが、別の日です。節分や立春の日の決まり方には一定のルールがあります。2021年から2057年までの節分は、西暦年を4で割って余りが1の場合は2月2日、それ以外は2月3日になります。そして立春は節分の翌日になるルールです。2025年は「2025年÷4=506余り1」なので2月・・・

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平曲

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」この文は誰もが知っていると思います。学校でも習ったことがあるはずです。これは「平家物語」の冒頭の部分です。この平家物語を盲僧が琵琶を弾奏しつつ語るのを「平曲」と呼んでいます。「語る」というは、節を付けて歌うことで、内容が叙事詩的なので「歌う」と言わずに「語る」というのだそうです。平曲に使われる琵琶を特に平家琵琶と呼び、構造は楽琵琶と同じですが、小型のものが・・・

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旧暦正月

今年は新暦1月27日が旧暦の旧正月になります。地方では旧正月の行事が行われることもあります。旧暦1月1日は、通常雨水(2月19日ごろ)の直前の朔日であり、1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動します。旧暦で平年だった年は翌年の旧正月は約11日後退し、閏月があれば約18日進みます。日本の旧正月には、おせち料理が中心となります。おせち料理は、色とりどりの料理が重箱に詰められ、一年の幸運や健康を・・・

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初天神

1月25日は初天神です。「初天神」(はつてんじん)は古典落語の演目として有名です。元は上方落語でしたが江戸落語でも演じられるようになりました。原話は安永2年(1773年)に出版された『聞上手』の「凧」だそうです。柳家小三治の得意話で、名演が音源や動画に残っています。初天神は、天神様(菅原道真)を祀る天満宮に、正月の25日に参詣することで、その日に行われる縁日を指すます。道真の誕生日が6月25日であ・・・

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閻魔(えんま)参り

「閻魔参り」という行事をごぞんじですか。仏教において、1月16日と7月16日は特別な日とされ、「閻魔参り」または「閻魔賽日」と呼ばれています。閻魔は、死後の世界において人々の善悪を裁くとされる閻魔大王のことです。この日は、地獄の釜の蓋が開き、亡者たちが一時的に苦しみから解放されると伝えられています。この日に閻魔大王を祀る寺院へお参りする習慣があります。特に、罪や過ちを犯した人々が、自らの行いを懺悔・・・

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小正月

正月の後の15日前後の3が日が小正月です。本来は旧暦の行事なのですが、現在は新暦に移して行われるようになった行事の1つです。小正月に対して、正月を大正月ということもあります。なぜ15日なのか、というのは旧暦の考え方が関係しています。旧暦では新月の朔日が1日で、満月が15日です。今年は1月29日が新月ですから、この日が旧正月です。そして、旧小正月は2月12日が満月で、旧暦小正月になります。明治5年の・・・

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どんど焼き、左義長

1月14日には、地域で「どんど焼き」が行われます。14日から16日の3日間が旧正月で、そのうちのどれかの日に、正月の飾りなどを集めて燃やす行事です。都市では街中で火を焚くことは禁止されているので、ほぼ行われなくなり、だんだん忘れ去られていますが。地方ではまだおこわわれています。どんと焼きは「とんど焼き」とも、地域によっては「左義長(さぎちょう)」や「道祖神祭」「さえのかみ祭り」、「鬼火(おにび)た・・・

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成人の日

今年は1月13日が成人の日です。以前は1月15日に固定で、祝日でしたが、連休を増やそうという変な政策で第2月曜日にシフトされました。成人の日は、20歳になった若者たちが成人として認められることを祝うための日ですが、最近は成人の年齢が18歳になったため、過渡期はいろいろ混乱が起きています。成人の日の起源は1948年にさかのぼります。この年に、当時の内閣が「成人の日」を制定しました。なぜ1948年かと・・・

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初巳(はつみ)

1月12日は初巳です。今年は巳年なので、巳年の初めての巳の日ということで、金銀、財宝に恵まれることをお祈りする日です。蛇を祭神にしている神社がベストですが、かなり少ないので、弁財天つまり弁天様をお祭りしている神社仏閣に参詣されるのがよろしいようです。蛇は弁天様の使いとされているから、ということだそうです。さらに、蛇は脱皮を通じて再生する象徴でもあり、これは繁栄や無限の生命力を象徴することから、弁財・・・

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人日の節句

正月七日は「七草粥の日」として、広く知られています。そもそもこの日は人日(じんじつ)の節句です。その起源は中国にあり、古代中国では正月の7日目を「人日」と呼び、この日を人を敬う日として祝い、誰も罰を受けない特別な日とされました。この習慣は日本に伝わり、奈良時代には宮廷行事として定着しました。この日には、春の七草が入った七草粥を食べる風習があります。この風習の起源は古代中国で、正月の7日間を動物に見・・・

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姫はじめ

正月二日の行事といえば、今は「箱根駅伝」と思う関東人が多いです。出身大学が出場する場合はなおさらです。国立競技場のラグビー観戦の人もいると思います。サッカーは元日の天皇杯が諸事情で移動しているようです。無論、初詣に行く人もいると思います。昔の習慣としては、初荷、初売りというのがあり、商売はこの日から、という商習慣がありました。今でもデパートやスーパー、商店街では初売り福袋というのがあり、好景気の時・・・

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おおつごもり

今日から旧暦師走に入ります。師走朔日です。今年の暦は新旧で一カ月ズレています。今日は「おおみそか」で、「みそか」が毎月の支払日であるように、年払いの支払日です。今では考えられない悠長な商売があったのです。払えなくて夜逃げして踏み倒した人もいたようですが、基本的には売り手と買い手の信頼があったわけです。夜逃げして、一時的に逃れても、行った先では信用をえられず、結局、生活できなくなってしまう、という社・・・

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正月飾り

正月飾りには多少のルールがあって、「一夜飾りはよくない」といいます。昔から一夜飾りは縁起がよくないといわれていますが、その説はいろいろあるようです。歳神様をお迎えするのに大晦日に飾りつけを行うような急ごしらえでは、神様に失礼、誠意に欠けるため。あるいは、新しい歳神様(1年間滞在します)が31日の早朝にその家に来られ、今までの歳神様は元旦の零時ちょうどに帰られます。31日の昼間や夜に飾ったのでは引継・・・

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Yule(ユール)

クリスマスに比べ、ユールというのはほとんど知られていません。クリスマスというのは英語のChristmasの借用語で、Christは「キリスト」、masは「祭」の意味です。一般にイエスの降誕の日とされていますが、これは「伝説」であって、そもそもイエスの生誕は年月日に諸説があります。西洋歴はキリスト教暦ですから、西暦ゼロ年がイエスの誕生年のはずです。紀元前BCはBefore Christですし、ADは・・・

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クリスマス・イヴ

12月24日はクリスマス・イヴであることは誰もが知っているはずですが、今の日本では、この日がクリスマスと思っている人がほとんどではないでしょうか。 “クリスマス”にはチキンを食べて、クリスマスケーキを楽しみにする、というのが、「年中行事」になっている感じがします。この時期にチキンを食べるのは、どうやら日本独自の習慣のようで、アメリカが七面鳥を食べる習慣を真似たものだといわれています。そのアメリカが・・・

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