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正月事始め新着!!
一般的には12月8日が「事納め」で、来年の2月8日が「事始め」ですが、逆に12月8日がお正月の準備を始めるという意味で「事始め」で、来年の2月8日が「事納め」とする地方もあります。これらのことを合わせて「事八日」や「事の日」と呼びます。「事」という抽象的な言い方で、解釈の余地を残す、という昔の智慧です。昔は12月13日を「正月事始め」と言っていました。「正月事始め」の起源は、江戸時代に遡ります。こ・・・
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大雪(たいせつ)新着!!
「大雪(たいせつ)」は、二十四節気の一つで、一般的には12月7日頃に始まり、冬の本格的な到来を告げる節気です。「大雪」の名の通り、雪が多く降り積もる時期とされています。農作業が完全に終わり、動物たちが冬眠に入る様子などが見られる季節でもあります。雪国では雪の重みで木々の枝が折れないよう、雪吊りをするところが多くなります。12月8日は「事八日(ことようか)」といい、「お事汁」という根菜たっぷりのみそ・・・
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霜月神楽新着!!
旧暦では本日から霜月に入ります。霜月は祭りが盛んな月です。今では新暦にそれらを移行しているので、先月に祭りがたくさんありました。その1つが新嘗祭でした。今ではあまり知られていませんが、一部地域では伝統を守っています。 霜月神楽(しもつきかぐら)は、日本の伝統的な祭りの一つで、主に秋の終わりから冬の初めにかけて行われます。地方によって異なる場合もありますが、一般的には新暦の11月から12月にかけて開・・・
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紅葉狩り新着!!
秋が深まると「紅葉狩り」の季節となります。これは日本独特の文化と慣習でしょう。欧米では日本のように紅葉狩りはしませんが、紅葉が美しい場所はあります。これにぴったりとした訳語はないのですが、leaf peepingと言えば理解してもらえます。英語は動詞表現が中心なので、 go see the autumn leaves あるいはgo see the autumn foliage のように言います。「・・・
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感謝祭新着!!
11月23日は昔の新嘗祭(にいなめさい)、今の勤労感謝の日です。新嘗祭は、日本の伝統的な祭りで、天皇がその年に収穫された新穀を神々に供え、感謝の意を表す儀式です。新嘗祭の「新」は新穀を、「嘗」は食べることを意味します。この祭りは、古代から日本各地で行われていた五穀の収穫を祝う風習に由来します。記録に残る最古の新嘗祭は、『日本書紀』に記された神武天皇の時代に遡ります。新嘗祭は、天皇が新穀を神々に供え・・・
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七五三の習慣
11月15日は七五三(しちごさん)です。今年は金曜日で赤口なので、込み合うこともあって、他の日にお参りしたり、記念写真をとる家族も多いようです。昨今は土日と大安が重なる日を選ぶ人も多くなり、そうなると11月2日しかないので、この日が一番混むという予想です。神社のお祓いも待ち時間が長くなるので、小さい子がいる場合は、いろいろ大変です。七五三は、日本の伝統的な子供の成長を祝う行事です。この行事は、3歳・・・
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伝統の語源
「伝統」という言葉は、中国の古典に由来します。「伝」は「伝える」、「統」は「統べる」という意味を持ち、合わせて「伝え統べる」、すなわち「受け継がれてきたもの」を指します。日本での初出は平安時代の文献に見られますが、具体的な文献名や時期については諸説あるそうで、明治時代の訳語ではないようです。伝統に相当する昔の表現としては、「古来の習わし」や「家風」、「家訓」などが使われていました。これらの言葉は、・・・
彼岸明け
「春分の日」と「秋分の日」を中日として前後3日間を含めた計7日間がお彼岸の期間です。彼岸明けも彼岸の期間内にあたりますので、お墓参りを行っていただいても問題ありません。大事なのは彼岸にこだわることよりも、きちんと故人を意識して偲び、思い出してあげて心を込めて供養することです。スケジュールが合わずにお彼岸期間内に、お墓参りをできなかった年もあると思います。本来であれば彼岸の時期にお墓参りを行うのが一・・・
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土用の丑の日
8月5日は旧暦文月(7月)2日で辛丑(かのとうし)です。本来なら、この日が土用の丑の日です。先日の新暦丑の日に食べそこなった人、あるいはまた鰻を食べたい人はチャンスです。もしかすると多少鰻が安いかもしれません。本来、と言う意味は、土用丑に鰻を食べるという習慣は江戸時代の平賀源内が決めたものなのだからです。新暦は明治5年以降ですから、源内先生の教えに素直に従うなら、文月2日に食べるべきです。とはいえ・・・
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土用の丑の日
今年は7月24日が土用の丑の日です。鰻の厄日です。丑の日に鰻を食べる習慣を広げたのは平賀源内という江戸時代の学者だというのが通説になっています。平賀源内がうなぎを広めるに至った理由は彼なりにうなぎを世間に広く食べてもらうためのマーケティングの一環だったと言われています。うなぎは現代社会でも高級品ですが、江戸時代でも一般市民にとってもかなり高級な食べ物だったそうです。うなぎを食べるという風習は少なか・・・
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七夕
もう過ぎてしまいましたが、7月1日は半夏生でした。そして今日は七夕です。半夏生は雑節という日本独自の習慣で、今でこそ、雑節と二十四節気は分けられていますが、昔は暦ということで区別せず、お年寄りのいう通りの食べ物や飲み物を用意していた、という生活だと思います。七夕というと、ある落語を思いだします。借りた袴を留守の間に返し、「七に置いた」と書置きします。それを読んだ貸主が「借りたものを質に入れるとは何・・・
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甲子仏滅の日
本日は干支の甲子(きのえね)という60日周期の第1日目です。とくにめでたいということではないと思われるかもしれませんが、この日は、七福神の一つである大黒天の縁日にあたり、大黒天を祀っている寺社では甲子祭が開かれます。大黒天は、金運、商売繁盛、縁結びなどのご利益があるので、参拝してお願いごとをすれば、夢が叶う可能性大です。ご近所の大黒天が祀られているお寺があれば、ご参詣するのもよいでしょう。甲子の日・・・
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3度目の庚申
本日は今年、3度目の庚申です。庚申という道教の習慣は平安時代に貴族の間で流行り、一種のもの忌みのような感じの行事でした。しかし、江戸時代に庶民に広がるにつれ、宗教的な色合いが減り、徹夜行事として、楽しみの1つになっていったようです。昔は、それほど娯楽が多くなく、年に数回の祭りや正月、盂蘭盆会の他は、縁日とか二十四節気の行事のたびに、集まって食事をすることが娯楽でした。結婚式や葬式も大きな行事でした・・・
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春社
春の社日を略して春社といいます。そもそも社日は他の雑節に比べて知名度は低くなりました。雑節は二十四節気とは別に日本独自に設定された旧暦の行事です。節分、八十八夜、入梅、二百十日、土用などはよく知られていますが、社日や半夏生は知名度が低いようです。春の社日は、種まきをする前に土地の神様に挨拶をする日のことで、秋の社日は収穫をする前に土地の神様に挨拶をする日のことで、農業と深い関係があります。日本は昔・・・
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初庚申
今年の新暦2月26日、旧暦1月17日は干支の庚申になり、今年初の庚申となります。ちなみに今年の庚申は2月26日、4月26日、6月25日、8月24日、10月23日、12月22日です。干支は60日で1周しますから、60日毎にあります。新暦は月の日数が不規則なのでわかりにくいですが、旧暦は30日毎なので、すぐにわかります。 庚申の習慣が日本に伝わったのは平安時代だそうですが、庶民に広がったのは江戸時代で・・・
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閻魔賽日と藪入り
旧暦睦月と文月十六日は閻魔賽(さい)日です。この日は藪入りでもあります。閻魔は死後の世界において人々の善悪を裁くとされる閻魔大王です。この日は地獄の釜の蓋が開き、亡者たちが一時的に苦しみから解放されるとされています。地獄も藪入りなのです。この日に閻魔大王を祀る寺院へお参りし、罪や過ちを犯した人々が、自らの行いを懺悔し、閻魔大王に赦しを乞うために訪れるのです。普段の生活で罪や過ちを犯したことのない人・・・
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睦月満月の小正月
2月24日は旧暦睦月十五日、初満月です。そして小正月です。昔は初の満月の日に小正月祝いをしていたのです。無病息災や家内安全などの祈願をします。小正月は別名を女正月(おんなしょうがつ・めしょうがつ)ともいいます。昔は元旦を男の正月としていたので、小正月を女の正月と呼ぶようになりました。女正月は年末年始にゆっくりと休めなかった女性たちが、ゆっくりと休養したり遊んだりする日でもあります。今では新暦の正月・・・
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白馬節会と人日の節句、七草粥
旧暦1月7日に「白馬節会(あおうませちえ)」が宮中では行われていました。白馬と書いてアオウマと読むのは由来があります。白馬節会が始まった当初は中国の故事に従い、ほかの馬よりも青み(鴨の羽の色)をおびた黒馬(「アオ」と呼ばれる)が行事で使用されていました。醍醐天皇の頃になると白馬または葦毛の馬が行事に使用されるようになりましたが、読み方のみそのまま受け継がれたため「白馬(あおうま)」となったとされて・・・
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六日年越し
旧暦1月6日には旧暦1月7日の「七日正月」の前日として、「年越し」の行事が行われていました。七日正月というのもおもしろい習慣で、本来は「人日(じんじつ)の節句」です。人日の節句とは、日本における五節句の一つであり、その中でも特に新年を祝う節句です。人日の節句は、1月6日の「六日年越し」と1月7日の「爪切りの日」という日本の伝統的な行事とも関連があります。六日年越しは、新年の悪霊を追い払い、無病息災・・・
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初水天宮
旧暦1月5日に水天宮にお参りすることを初水天宮といい、初詣とは別の意味があります。初水天宮とは1月5日に東京か福岡県のどちらかの水天宮に参拝することです。水天宮は水と子供を守護し、水難除け、漁業、海運、農業、水商売、また安産、子授け、子育ての神様となっています。東京の水天宮の歴史は江戸時代までさかのぼります。福岡県久留米市の水天宮を信仰していた久留米藩主第9代の有馬頼徳(ありまよりのり)が、参勤交・・・
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