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逆成 back-formation
新しい語を作り出すしくみのことを造語法といいます。造語法にはいろいろな方法があり、言語によっても違います。その中で逆成という方法が日本語でもよく用いられます。とくに外来語を借用して作った外来語を利用する場合に、原語の意味をあまり理解せず逆成する現象が近年増えてきました。日本語の逆成の例としては、「億ション」があります。マンションは英語のmansionからの借用ですが、マン=万という意味と解して、1・・・
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納豆の日
7月10日は語呂合わせの予想通りの「納豆の日」です。わかりやすい、というかベタですね。 近年、欧米でも納豆人気が高まっているようです。インターネットの普及で納豆の健康食品としての価値が理解されてきたようです。 1980年代頃まではアメリカに味噌や納豆を持ち込むには大変な苦労がありました。アメリカは日系人も多く、リトル・トーキョーのような日本人街もあって、日本文化への理解はある方でしたが、それでもロ・・・
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泣く日
7月9日はなんと「泣く日」だそうです。誰が設定したのかはどうもよくわかりません。記念日は企業などが提案することが多いのですが、「全米感涙協会」という団体名がサイトにでてきます。しかし7と9で「泣く」の語呂合わせは日本の話ですし、ここが提案したとは思えません。しかし調べてみると、全米感涙協会というのはアメリカの団体ではなく、日本の団体だそうで、「全米感涙協会」は2014年に、涙を流すことで気持ちのデ・・・
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ナンパの日
いろいろ語呂合わせの日がありますが、7月8日はなんと「ナンパ今の日」だそうです。記念日はどこかの企業か機関が提案することが多いので、どこがこんな提案をしたのか興味があって調べてみました。「マガジンハウス発行の雑誌『ポパイ』の1991年(平成3年)6月19日号で提唱された記念日。日付は「ナン(7)パ(8)」と読む語呂合わせから。「七夕」の翌日ということで新たな恋の展開を目指す意味も。この日は見知らぬ・・・
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小暑・七夕
今年の小暑は七夕と重なります。小暑は二十四節気の1つで夏至と大暑の真ん中です。これから本格的な暑い夏になる季節ということになります。二十四節気はさらに三分割され七十二候となります。七十二候は美しい表現ばかりです。 初侯:温風至(あつかぜいたる):熱い風が吹いてくる時期です。現在では温風といえば暖房の温かい風をさしますが、本来は梅雨明け頃に吹く南風をさしました。梅雨の湿気も伴い、蒸し暑くなってくる頃・・・
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サラダ記念日
「「この味がいいね」と君が言ったから、7月6日はサラダ記念日」(『サラダ記念日』は、俵万智の第一歌集。河出書房新社、1987年5月8日初版発行)。この短歌はいろいろな意味で、いろいろな方面に衝撃を与えました。 本コラムのように「今日は何の日」をネタにしている身にとっても、「記念日とは何か」を考える機会になりました。記念日には「憲法記念日」「建国記念日」のように法律で国民の休日で定められたものから、・・・
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穴子の日
7月5日は「穴子の日」だそうです。単純な語呂合わせです。土用の丑の日の鰻のように、もっと売りたいと願う業者が制定したものです。この時期は穴子が最も美味しい時季とされています。 穴子は鰻と同様にビタミンAやビタミンB類、カルシウムが豊富で夏バテに効果的だそうです。カタチは似ていますし、正直なところ、蒲焼にして丼で食べたら、鰻の小型と区別できない人がほとんどではないでしょうか。「うな丼」「あなご丼」と・・・
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Happy Birthday, America
July 4thはアメリカ合衆国の独立記念日です。Independence Dayともいいますが、July 4thが通称のようになっています。USAは今年で247歳になります。ちなみにお隣の大韓民国は今年で78歳、中華人民共和国は74歳、ロシア連邦は31歳となります。日本はどこから独立とみなすかが問題ですが、2月11日を建国記念日として制定し紀元節を元にしていますから、2683歳ということになりま・・・
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アイデンティティの決定要因
アイデンティティとは何か、ということが案外理解されていません。訳語が自己同一性というこれもわかりにくい直訳なので、一般には理解されにくい専門用語です。他にもいろいろ訳語があるようですが、もっともわかりやすいと思われるのが「私は何者」という自分で自分をどう考えるか、ということだと思います。その自分をどう思うのかという要因はいろいろあり複雑です。近年話題の性別の問題はその一つで、普通の人は性別だけでな・・・
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半夏生
2023年7月2日は半夏生(はんげしょう)という雑節の1つです。雑節とは二十四節気の他にある旧暦の行事で、他にも節分、彼岸、八十八夜、入梅、土用、二百十日などおなじみのものもあります。雑節の中であまり知られていないのが半夏生と社日です。昔は夏至から数えて11日目とされていたようですが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていておおよそ7月2日となっています。変わった名前の由来は・・・
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原子爆弾とコンピュータ
ノイマンという名前はコンピュータ関係以外の人にはあまりなじみがないと思います。彼の業績については簡単にはまとめきれないので、https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・フォン・ノイマンを参照してください。彼は「数学・物理学・工学・計算機科学・経済学・ゲーム理論・気象学・心理学・政治学に影響を与えた20世紀科学史における最重要人物の一人とされ、特に原子爆弾や汎用電子コンピュー・・・
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