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ルート66 ② Kingman新着!!
キングマンは予想より小さな町で、夕方にようやく辿り着き、予約した宿に入ってすぐ夕食にでかけました。こういう小さな町だと店が早く閉まることもあるからです。そして数少ないレストランの1つに入って、食事を始めたのですが、少し離れたテーブルには現地の人らしい老夫婦がいて、その老婦人がこちらをチラチラみながら、人差し指で目尻を上げる仕草をするのを見てしまいました。これは東洋人を蔑視する仕草です。1980年代・・・
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ルート66 ①新着!!
カールの紹介やら、事前に連絡しておいた人々を訪ねて、LAからシカゴそしてNYまで家族でドライブすることになりました。このルートは有名なルート66で、映画やテレビドラマでよく使われてきました。当時はすでに高速道路網が完成されており、I-20がそれに近いルートを走っています。イメージとしては旧東海道とそれに並行している東名高速のような感じです。I-20の途中には少し外れてR66を走る観光道路があって、・・・
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手話研究の星5 マキンタイア(Marina McIntire)③ 新着!!
マリナの授業中の討論の中で、一人、日本にbuffaloがいるか?と質問してきた学生がいました。バッファローはアメリカの牛で、野牛であるバイソンbisonと並ぶアメリカ独自の牛という認識を持っていた私は日本にはいないと答えました。しかし彼は「いるはずだ、来週証拠写真を持ってくる」というので、次の週まで結論は持ち越しとなりました。 翌週、彼が持ってきた写真は沖縄の水牛の写真でした。これに対する答えはし・・・
旧正月新着!!
今年は2月17日が旧暦元日、旧正月となります。旧正月という言葉は、どこか懐かしい響きをもっています。けれど実際には、これは単なる「昔の正月」ではありません。現在も東アジアを中心に広く祝われている、いわば“もうひとつの時間の始まり”です。 旧正月とは、太陰太陽暦―月の満ち欠けを基準にしつつ、太陽の運行で季節を調整する暦―による新年を指します。中国では春節と呼ばれ、2026年の春節は2月17日頃になり・・・
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手話研究の星5 マキンタイア(Marina McIntire)② 新着!!
そうした興味をもっていた一人がマリナ・マキンタイアでした。彼女は幼児の手話習得についての修士論文を出した直後で、当時は珍しいテーマであったため、私も興味を持ち講義にでることにしました。予想通り、学生は日米の手話の違いに興味を持っていましたが、それだけでなく、日本文化にも興味を持っていました。それはLAという特別な地域性もありました。日系人が多く住み、リトル・トーキョーという日本人街があり、日本から・・・
手話研究の星5 マキンタイア(Marina McIntire)① 新着!!
CSUNでの留学中の身分はAdjunct Professorでした。日本語に訳すと特任教授に近いですが、雇用契約は大学によって異なり、多くの場合、留学する客員教授や客員研究員にも使われる制度です。日本ではまずない制度ですが、アメリカでは通常7年間フルタイムの教授を務めると1年間の有給休暇の権利が与えられます。これをSabbatical leaveといいます。7年という周期には1週間と同じくキリスト・・・
手話研究の星4 ウッドワード(James Woodward)新着!!
カールのパーティで出会った一人に、スーザン・ディ・サンティスという女性の手話学者がいます。彼女は日本贔屓で、日本文化に深い興味があり、日本語も少し学習していました。日本文化に興味をもったのは、彼女がベジタリアン(菜食主義者)であり、日本食は最高だということでした。彼女は当時、LAの北のサンタバーバラの山奥に住んでいるということで、訪問することになりました。そのパートナーが“Woody”ウッドワード・・・
手話研究の星3 ルー・ファント(伝説の手話芸人)新着!!
カールの家では、世界の(といっても欧米限定ですが)祝祭日に、それに関する料理をしてパーティを開くということをしていました。パーティ好きの典型的アメリカ人ですが、そこにテーマがあるわけです。イースター、ハロウイン、クリスマスといった典型的なアメリカ文化はもちろん、北欧の文化、ユダヤの文化など、いろいろな文化と料理を同時に教わることができました。スージー夫人は料理名人で、レシピ本を見て、材料も仕入れ、・・・
手話研究の星1 カール・カーシュナー⑤(カリフォルニア聾学校)新着!!
当時、カリフォルニア州には2つの公立聾学校がありました。1つはサンバナディーノ、もう1つはフリーモントです。前々回のロイのコラム記事で、マージが所属していたオロニーカレッジの近くにフリーモント校があり、マージの紹介で視察できました。 ここの特徴は複数障害児の受け入れを積極的にしていたことです。当時のアメリカの聾学校は基本的に寄宿舎でした。遠くから通うことは無理だからです。そしてその小さなコミュニテ・・・
建国記念日新着!!
よく外国人から日本の文化の特殊性が指摘されますが、建国記念日もその1つです。世界中のどこの国でも建国(独立)記念日はその国最大の祝日で、国挙げてのお祭りになります。ところが日本の建国記念日は意外に地味です。中には反対する人さえいます。外国でも建国記念日に反対する人はいますが、それは内戦などによって、排除された反政府勢力です。とくに民族が異なる場合には、反対する気持ちもわからないではありません。もし・・・
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手話研究の星1 カール・カーシュナー④(Tripod とNPO)新着!!
TCという理念とインクルージョンという理念を合体させ、さらにモンテソリメソッドを導入した幼児教育を実践したのが、カールが創始したトライポッド(Tripod)です。トライは3、ポッドは足で、普通名詞ならカメラの三脚のことです。カールの思想は教師と親と子供の三者が同じ立場で尊重しあう、ということを三脚で象徴しています。 LAの北部に幼稚園を開設し、そこには聾児と聴児が同じ場所で学んでいました。手話は自・・・
手話研究の星2 ロイ・K・ホルコム(R.K.Holcom)新着!!
トータルコミュニケーションの創始者はホルコムという難聴者です。彼は私の英語でも聞き取れる中度難聴者で、夫人は聾者です。夫人も北カルフォルニアのオロニーカレッジの教授で、同校には日本からの留学生も多く、慕われています。ロイは夫人が聾者で、自分は難聴者で、3人の子供は聾者も難聴者もいます。3人とも優秀でホルコム三兄弟として活躍していました。 ロイによると、家族でコミュニケーションするには英語も手話も必・・・
手話研究の星1 カール・カーシュナー③(米教育制度)新着!!
手話と聾教育の実態を研究するには、全部回ってみるしかありません。そこでカールの紹介で、すべてを回ってみることにしました。日本からも何人かの研究者が訪問していますが、すべてを回って実態を調査するには、時間だけでなく面談するだけの英語力が必要です。訪問者のほとんどが、「見学」し、文献をもらって帰るだけでした。長期留学生は1か所だけです。私の場合は紹介者に恵まれたことも幸運でした。カールは実践家で社交的・・・
手話研究の星1 カール・カーシュナー②(米教育制度)新着!!
カール・カーシュナーがプリンシパルをしていたケンドールは、形式上ギャロデット大学に所属していますが、日本の大学付属校とはまったく違います。ケンドールは12年制という特殊な制度になっていて、その上にはモデル中等学校(MSSD)があります。ケンドールとMSSDは別組織のため、ケンドール卒業生は他の高校に行ったり、MSSDに他の聾学校から入学する生徒もいます。アメリカでは国民の多くが移動するため、生徒も・・・
手話研究の星1 カール・カーシュナー①新着!!
宗教関係のコラムはしばらくお休みして、今日から手話研究の星たちを筆者の実体験を元にご紹介いたします。研究業績については、論文をご覧いただくのがベストなので、ここでは人物についての私見を述べていくことで、研究者の実像と研究成果を比較していただき、その思想や文化的背景をご推察いただく資料としたいと思います。 第1弾はCarl Kirchnerです。来日も数回あるので、実際に会われた方、あるいはカリフォ・・・
手話の雑学129 仏教の障害者観新着!!
仏教では障害者をどのように考えているでしょうか。仏教の障害者観は、一言でまとめるなら「揺れながら進化してきた」です。慈悲と解脱を掲げつつ、歴史の層ごとに異なる理解が折り重なっています。 まず、原始仏教(初期仏教)では人間の苦しみ(ドゥッカ)が中心テーマです。老・病・死は万人に等しく訪れる事実で、障害は「特別な逸脱」ではなく、「苦の一形態」として把握されます。重要なのは、障害が「人格の価値」を下げる・・・
手話の雑学128 神道と手話新着!!
神道における手話の扱いとして、神道は手話を否定も排除もしていません。むしろ「言葉以前の身体表現」を重視する体系なので、理論的にはかなり親和的といえます。神道において重要なのは祝詞の意味内容よりも正しい発声・拍子・姿勢・所作です。祝詞は「意味が通じるか」より、「型が崩れていないか」が優先されます。これは、音声言語中心主義とは真逆の発想です。神前では、沈黙・立ち姿・動作そのものが意味を持ちます。つまり・・・
節分会新着!!
立春と節分会は、日本の暦と想像力がもっとも生き生きと交差する季節の結節点です。節分は「季節を分ける」日で、本来は年に四度ありましたが、やがて立春前日の一回が特別視されるようになりました。冬の終わりと春の始まり。その境目は、古来もっとも“ゆらぎ”の大きい時間と考えられ、鬼や疫、災いが入り込みやすいとされます。だからこそ豆をまき、声を張り、身体を動かし、世界の輪郭をはっきりさせる必要があったのです。 ・・・
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手話の雑学127 神道の障害者観新着!!
神道は障害者を“罪ある存在”とは見なさないが、長い歴史の中で“穢れ(けがれ)”という概念と複雑な距離を取ってきた宗教です。重要なのは、神道の「穢れ」は道徳的な悪や罪ではないという点です。穢れとは、死・血・病・災害など、生命の秩序が揺らぐ状態を指します。つまりそれは人格評価ではなく、状態の問題です。ここで誤解が生まれがちですが、病や障害=穢れ、穢れ=悪、という単純な思考は、神道には本来ありません。穢・・・
手話の雑学126 インドの手話事情新着!!
ヒンドゥー教と手話の関係は、制度的には薄く、思想的・身体文化的には驚くほど深い、という少しねじれた構図をしています。一直線ではなく、地下水脈のようにつながっている感じです。 まず現実面では、インドには Indian Sign Language(ISL)があり、ろう学校や都市部を中心に使われています。ただし歴史的に、ヒンドゥー教が「手話を言語として神学的に位置づけてきた」わけではありません。むしろ長・・・










