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送り火
8月16日は送り火の日です。13日にお迎えしたご先祖が帰られるのを惜しんで火を焚いてお送りするものです。有名なのは京都の大文字焼ですね。火を焚いてお迎えし、火を焚いてお送りするという風習は火が神聖なもの、という思想で、世界共通のようです。電気がなかった時代は明かりといえば蝋燭や篝火(かがりび)、松明(たいまつ)でした。今でも蠟燭や灯明(とうみょう)を灯します。一方で火事の危険もあるので、火の用心に・・・
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終戦記念日
8月15日は終戦記念日です。日本ではこの日に玉音放送があり、天皇から国民に敗戦を伝えたことをもって終戦としています。どの時点をもって敗戦とするか、についてはつねに議論になります。日本の敗戦は連合軍のポツダム宣言を受諾したことをもって敗戦とするというのが国際的な認識なので、論理的には9月2日に降伏文書に署名しているので、その日を終戦とするのが正しいのかもしれません。しかし8日15日の玉音放送をもって・・・
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専売特許
8月14日は専売特許の日です。「1885年(明治18年)のこの日、日本初の専売特許が交付された。7月に施行された「専売特許条例」に基くもので、特許第1号となる堀田瑞松の「錆止め塗料及び塗り法」ほか7件が認められた。彫刻家で漆工芸家であった堀田氏は、鉄船用の塗料として漆などを原料に開発し、その改良品は日本海軍だけでなくロシア海軍の軍艦や米ガス会社のタンクにも使用され、日本初の世界的な発明となった。」・・・
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迎え火
8月13日は新暦でお盆をする人にとって、ご先祖様をお迎えする迎え火を焚く日です。火を焚いて迎えるという習慣は日本独自のものではなく、近年、日本だけでなくアジアに広がっているハロウインでも、根本であるドルイド教では、火を焚いて霊を迎え、新年を迎える習慣がありました。それがハロウインのカボチャの灯火へと変わっていきました。蠟燭の灯火は焚火の変形とも考えられ、火を焚くことが悪霊を追い払うという思想は世界・・・
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君が代
8月13日は国家君が代の日です。1893年(明治26年)のこの日、文部省が訓令「小学校儀式唱歌用歌詞並楽譜」を布告し、小学校の祝日・大祭日の唱歌に『君が代』『一月一日』『紀元節』など8曲が定められました。『君が代』の歌詞は、『古今集』の読み人知らずの和歌に、イギリスの軍楽隊長フェントンが曲を作り、歌われていました。しかし、メロディーと歌詞が一致していないということなどで、それを宮内庁雅楽課の林広守・・・
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山の日
8月11日は山の日という祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としている、そうですが、抽象的でよく意義がわかりません。Wikipediaによると、制定の経緯は 「国民の祝日として「山の日」を制定することを求める日本山岳会をはじめとする全国「山の日」協議会加盟諸団体や既に「山の日」を制定していた地方自治体、その他山岳関係者や自然保護団体等からの意見を受け、2013年4月、超・・・
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ハトの日
8月10日は語呂合わせがしやすいので、たくさんの記念日があります。ハト、ハート、ハット、ハントなどの同音語だけでなく、ハにはバやパにもなりますし、8もハチやヤにもなります。10はトウだけでなく、ジュウ、テンなどにも替えられます。これらの組み合わせとなると、想像ができない数になりそうです。日本語の同音異義語や語呂合わせという言葉遊びの本領発揮という感じです。https://zatsuneta.com・・・
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Indigenous People
8月9日はInternational Day of the World's Indigenous Peoplesです。1994年12月の国連総会で制定された国際デーの一つです。日本ではこれを国際先住民の日と訳しています。世界には推定3億7000万人の先住民がおり、90ヵ国に住んでいます。先住民は人権・環境・開発・教育・健康・経済・社会開発などの分野において問題に直面しています。国際社会は、先住民の・・・
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立秋
まだまだ暑いですが、今年は8月8日が立秋です。旧暦では6月22日ですから、なんとも不思議な感覚です。二十四節気は太陽の運行ですから、新暦とは近いのですが、それでもまだ早い気がする一方で、旧暦だと1か月以上の差があって、今年のように閏月があるとなおさら差が大きくなります。昔の人はどう思っていたのでしょうか。そもそも暦の日付はあまり気にしていなかったのかもしれません。暦は行事のためにだけあり、実際の季・・・
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はてな
8月7日は語呂合わせだとハナです。そこで「はてな」について一席。有名な落語に「はてなの茶碗」というのがあります。上方落語で、関東では「茶金」というそうですが、個人的には上方の方をよく聞きました。あまり詳しく書くとネタバレになりますが、茶金のいうのは茶屋の金兵衛の省略です。茶屋といっても大きな今でいう骨董屋さんで、お公家さんの家にも出入りしている大商人です。この茶金さんが清水寺の茶店でお茶を飲みなが・・・
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ハローは日本英語
誰でも知っている「ハロー」は英語で書くとhelloです。そのまま読めばヘローですね。実際に英会話とか映画が聴くと、ハロウとロウの方にアクセントがあり、日本語ではハの方にアクセントがあるので、微妙に違っています。英会話の時は、状況からして聞き間違うこともないし、相手も気にしていませんから、そのまま通用してしまいます。これは外国人が「コニチワ」と発音していても、「ああ外国人だな」と思うだけで気にしない・・・
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ハンコの日
8月5日は「ハンコの日」です。このハンコという日本独特の制度は最近、公文書や私文書でも省略する方向に進んでいます。確かに押印するのは面倒な作業ですが、代わりに自著するのはもっと面倒です。ハンコの起源は中国ですが、現在の中国には印鑑制度はないそうです。 ハンコは「読んだ」あるいは「承認した」という意味を示しています。日本以外では署名(サイン)がその機能を果たしています。ハンコには三文判といわれる既製・・・
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ハシの日
8月4日は「ハシの日」と聞いて、何の日を連想されるでしょうか。橋、箸、端?さらに捻れば嘴や土師なども辞書からでてきます。記念日に語呂合わせが多いのも、日本語に同音異義語が多いことが要因になっています。「この橋わたるべからず」という高札に対して「真ん中を通ってきました」という一休さんの頓智も橋と端という同音異義語を利用した「強弁」です。普通なら強引な解釈となるところが、頓智となるところが一休さんの偉・・・
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DINK
もう死語ですが、昔、Double Income No Kid 略してDINKというのが流行りました。夫婦で二人稼いで子供がいなければ豊かな生活ができる、ということなのです。この前提はそれまでは旦那さんの稼ぎだけで生活し、奥さんは子育てに追われて、子育てや教育には金がかかるので豊かな生活は送れない、という社会情勢があります。この思想が現在の少子化の原因であった、という指摘は未だにありません。そして夫・・・
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ハーブの日
8月2日はハーブの日です。ハーブ(herb)はアメリカ英語では「アーブ」と読むことを知っている日本人は稀です。このように発音しないhをsilent hといいます。他にもhonor, honestなど先頭に来るhを発音しない単語はあります。それぞれオナーとかオネストと読んでいるので、ホナーとかホネストと読む人は英語を習いたての小学生でもないかぎり、いないと思われます。日本でハーブと読むのはイギリス英・・・
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八月一日(ほずみ)
難読人名の1つとして八月一日(ほずみ)があります。これは旧暦の八月一日になると稲などの作物の穂が実るので、穂を摘む季節になった、という意味が語源になっています。新暦だと真夏なのでピンときません。今年は閏月が入ったため、9月15日が旧暦八月一日になります。現代では稲作も早稲(わせ)が中心になり、この頃になると新米もでてきます。閏月がなければひと月後の10月15日頃なので、収穫が始まっても不思議はない・・・
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ラムネとサイダー
夏の縁日ではラムネが定番の飲み物です。ラムネは海外ではほぼ見ることがない日本独特の飲み物だと思います。語源的にはレモネードが訛ったものだそうで、黒船でやってきたペリーが持ち込んだものという説が広がっています。レモネードはlemon aidのことでヨーロッパでは古くから作られてきました。レモン汁にハチミツを加えて炭酸か水で割ったものです。ミントの葉を添えることもよくあります。日本では炭酸というと水と・・・
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夏土用と五行思想
夏土用の丑の日が近くなると、鰻の宣伝ばかりで嫌になります。いい加減平賀源内の戦略から逃れたい気分です。そもそも夏の鰻はアブラのノリは少なく、冬の鰻の方がはるかにおいしいです。江戸風ではさらに蒸してアブラを落とすので、うまみが減り、タレの甘さに誤魔化されてしまいます。鰻のうまさより甘いタレのかかった飯がおいしいだけなのかもしれません。実際、東京以外で、蒸さないタイプのいわゆる地焼きの鰻を食べると鰻の・・・
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七福
7月29日はシチフクと読めます。七福という名のお店はたくさんあるので、縁起がいいようです。個人的には「七ふく」という薬の名前が懐かしいです。今は小林製薬が引きついでいる(https://www.kobayashi.co.jp/brand/hichifuku/history/index.html)そうですが、江戸時代から続く万能薬として有名でした。5代将軍綱吉の時代、元禄3年(1690年)のころに大・・・
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第1次世界大戦開戦
1914年7月28日から1918年11月11日にかけて、連合国と同盟国(中央同盟国)の間で戦われた世界規模の戦争が第一次世界大戦です。当時は世界大戦という呼び名でしたが、第二次世界大戦後、第一次という呼び名に替わりました。 この戦争では7000万以上の軍人(うちヨーロッパ人は6000万)が動員され、史上最大の戦争の一つです。第二次産業革命による技術革新と塹壕戦による戦線の膠着で死亡率が大幅に上昇し・・・
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