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建国記念日

2月11日は建国記念の日で休日です。今年は金曜日で次が土曜日なので連休の人もあるかもしれませんが、昨今の状況ではお出かけも難しいですね。雪が降る所も多いので雪見酒というのもオツなものです。 建国記念の日は昔は紀元節といいましたが、戦後GHQのお達しで名前が変わったそうです。いくら戦勝国とはいえ他国の文化にまで踏み込むのは横暴だったのですが、日本人は素直に受け入れ今日に至っています。紀元節とは日本の・・・

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初午

立春後の初めての午の日に初午詣りが行われます。初午は初〇の中で最も有名で「明烏」の初めの方に、真面目一方の大店の若旦那が初午のお稲荷さん詣りでおこわをたくさんいただく、という下りがでてきます。吉原へもお稲荷さんのお籠りということで連れていかれる筋になっています。江戸では重要な祭日の1つでした。 この話からもわかるように初午は稲荷神社の祭礼で、馬なのになぜ狐かというと、稲荷が「稲成り」に通じるという・・・

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初巳

旧暦1月9日は初巳です。初辰に続く祭日です。初巳は弁財天(弁天様)の祭日で、日本三大弁天である竹生島神社(滋賀県)、江島神社(神奈川県)、厳島神社(広島県)を始め、全国の弁天様で初巳の例祭が行われます。例祭というのは、その神社の由来に関わる祭日のことです。例大祭と呼ばれることもあります。 弁財天は七福神の1つで女性の神様で琵琶を持っていますから、芸事の神様です。また同時に金運、財運の神様なので、銭・・・

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初辰

旧暦1月8日は初辰です。初辰と聞いてピンと来る方はほとんどないと思います。旧暦ではすべての日に干支が当て嵌められています。まず十二支については説明不要でしょうから十干の説明をします。十干とは五行で説明した、き(木)、ひ(火)、つ(つち)、か(金)、み(みず)にエとトを組み合わせた十種類で、きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと、です。これに漢字が充て・・・

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春の七草

今年は2月7日が旧暦1月7日、七草粥の日です。こういう行事は新暦と旧暦の2度楽しむのもよいのではないでしょうか。大昔は前日の6日に若菜摘みという行事があって、野山に七草を摘みにいくのが行事で、和歌にもたくさん詠まれています。 「君がため、春の野に出でて、若菜摘む、我が衣手に、雪は降りつつ」(光孝天皇) 有名な百人一首の1首です。衣手(ころもで)というのは袖のことです。君はどなたかわかりませんが、大・・・

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カーニバル

日本を含むアジアで春祭りをしている頃、ヨーロッパではカーニバルの最中です。カーニバルは謝肉祭と訳されるように、肉を食べていけない期間に入る前にたらふく食べて、騒いでおこうというお祭りです。カトリック圏で特に盛んです。日本ではブラジルのカーニバルばかり有名ですが、ヨーロッパ諸国では風習は違ってもカーニバルがあります。 そもそもカーニバルは、キリスト教徒にとって一番大切な復活祭(イースター)に先立つ4・・・

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青春

立春から春が始まりました。1年が春から始まって冬で終わるのは世界共通のようです。考えてみれば、植物の芽が出て、葉が出て、成長して、花が咲き、実がなって、枯れるという循環に一致しています。動物も春に子が生まれるものが多いです。 古代中国では、春夏秋冬の季節に色を当てて、青春、朱夏、白秋、玄冬としています。日本では青春だけが頻繁に使われますが、他の季節はほぼ使われていません。この季節の移り変わりを人生・・・

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立春

立春は春の始まり、二十四節気の始まりなので、ある意味、新年がこの日から始まるともいえます。旧暦の世界では元日と立春の2回新年の始まりがあったことになります。これを論理的でない、と切り捨てる人もいるでしょうが、風習としてお祝いが何度も来るのも悪くないと思います。元来、日本ではお祭りがたくさんありました。その時代の方が現代よりよほど精神的な余裕があり、楽しい日々が送れたと思います。 春節は立春から始ま・・・

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節分

節分は旧暦の習慣なのですが、どういうわけか新暦の今でも派手に実施されています。豆撒きという風習のせいかもしれません。近年は恵方巻をコンビニが広げたことも関係あるかもしれません。 節分とは節の分かれ目ということであり、翌日が旧暦1月4日の立春です。つまりは節分までは二十四節気の大寒のままです。そして立春から新しい節気が始まるので、ある意味新年はこの日から始まるので、節分は大晦日と同じです。 大晦日に・・・

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二日

二日と書いて、フツカと読む場合とニニチと読む場合があります。二人分はフタリブンデショウカ、ニニンブンでしょうか。二人前は?二泊はフタハク?ニハク?外国人に聞かれた時、迷いませんか?日本では古い数字と新しい数字が併用されていることが外国人には習得が非常に難しいものの1つです。 日にちはツイタチ、フツカ、ミッカ…のようにトオカまでは古い用法が今も使われます。人数はヒトリ、フタリまでは共通ですが、3人、・・・

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旧正月

今年は新暦2月1日が旧暦元日になります。元日は朔日(ついたち)でもあります。毎月の始めの日が朔日で、ツイタチは月立ちが転化したものです。朔日から新たな月が始まるのですが、この夜の月が新月つまり完全に月が見えない日です。月は太陽の光を反射して輝くということは理科の時間に習ったと思います。月の満ち欠けは月が地球の影に入り太陽光を反射しないために起こります。三日月の黒い部分は地球の形なのです。そう思って・・・

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旧暦大晦日

1月31日は旧暦の12月29日で月齢28.4と聞いてピーンと来る方は相当旧暦に詳しい方です。翌日2月1日が旧暦1月1日で月齢29.4つまり新月です。新月については明日のコラムに回すとして、旧暦だと明日が元日、今日が大晦日ということになります。 29日なのに大晦日?と思った方、旧暦の仕組みを知る良い機会です。12月31日が大晦日になったのは明治になって西洋のグレゴリオ暦を採用したからです。大晦日とは・・・

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合理主義への誤解

合理主義とは読んで字の如く、理性に合うということです。よく似た音で功利主義というのがあり、これは読んで字の如く利の功名ではなく、平たくいえば結果オーライの考え方です。正確には帰結主義といいます。功利主義と似たようなのが利己主義。これは自分さえよければ、という考え方で、よく知られています。 このように〇〇主義というのは基本は英語のismであり、考え方、思想のことです。意外に思われるかもしれませんが、・・・

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トリアージ

トリアージというのは災害時の治療の優先順位のことですが、この思想は日本人にはなかなか理解できないようです。重傷者から治療していくことにはあまり抵抗はないようですが、黒判定つまりもう死亡と同様で回復の見込みがない場合に最低限の治療しかしない、実際にはほぼ放置される、という選択に抵抗感があるようです。 防災訓練などでは、準備用品などには丁寧な説明がありますが、トリアージについては説明者にも心理的抵抗が・・・

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防災文化

日本は「災害大国」で頻繁に災害に見舞われます。そのせいで災害対策が進んでおり、震度5程度の地震があっても建物の崩壊や死者が非常に少なくなってきています。諸外国でこの程度の地震があると家が崩壊し何百人も死亡者がでるというニュースをみます。地震だけでなく毎年来る台風や大雨などによる被害への対応も見事だと思います。 これは防災が徹底してきたことの成果ですが、この防災という概念に相当する英語はぴったりする・・・

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赤字と黒字

会計では赤字と黒字は重要です。語源は手書きで数字を記入していた時代、マイナスを赤いインクで書いて注目することから、赤字というようになった比喩表現です。現代なら何色の文字でもよいのですが、昔は墨も黒と赤しかなかったので、その習慣が続いたのですが、今でも修正や点数付けには赤色が用いられます。赤と黒は古今東西、対比色として利用されてきました。トランプカードの模様、ルーレット、小説の題、男女の例えなど、比・・・

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楽天と厭世

楽天家というのは楽天市場の利用者のことでないことはもちろんです。英語でオプチミストと言い、反対語はペシミストです。ペシミストの訳語は厭世家です。厭世的というのは今ではあまり言われなくなり、否定的な意味が強いですが、古来はけっこう好まれていました。厭世の類語に遁世というのがあり、世捨て人という表現もありました。世間に背を向けた孤独の生き方がカッコイイと評価されていたのです。有名人としては菅原道真、兼・・・

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相対と絶対

相対・絶対という概念は簡単ですが、応用が結構難しいです。最適は相対的概念なのですが絶対的に応用している人がいます。最近は「多様化」が流行ですが、多様化は相対的でしょうか絶対的でしょうか。現在の風潮では多様化することが絶対的に正しいと考えている人が多数です。それは価値観です。価値観が相対的な人は稀有で普通は受け入れるか受け入れないかの二者選択でしょう。ところが自分が心理的に受け入れることができる人か・・・

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最適化の問題点

近年は何かというと適正化というキーワードが使われます。これは主としてコンピュータ用語で、パソコンではデフラグにより高速で使いやすい状態にすることを意味します。最適化ともいいます。元は英語のoptimaizationで、これは派生語なので動詞のoptimizeが本来の元です。日本語は名詞中心なので、optimizeを「最適化する」のように逆の派生をしています。英語のoptimizeの類義語としてop・・・

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%表示はアナログ

%による表示はデジタルだと思っている人がいます。%は英語のper centで、perは割り合いを示す/の意味です。割り算の記号です。3分の2を2/3と書くのは2を3で割るという意味で、/は分数の記号でもあります。分数がアナログであることは以前に説明しました。セントcentは100という意味でcenturyは100年、1 centは1ドルの100分の1です。パーセントは「百で割ると」という記号で/1・・・

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