その他の投稿も検索をすることができます。
「検索ワード」「分野」「内容」を入力して
「検索」をクリックして下さい。
英単語のアクセントは後ろから2番目
英単語のアクセント・パターンとして「後ろから2番目の音節にアクセントが置かれる」のが典型的である、という法則なようなものがあります。ネイティブも気づいている人は稀有ですが、一方で日本人でも英語での接触が多い人はいつのまにか習得しているアクセント・パターンです。 たとえばショウヘイ・オオタニなら、タに強勢が置かれます。そうすると日本人は強勢のある場合に長音を付加する傾向があるので、「おーターに」と聞・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
弱形と縮約5 縮約形を覚える
典型的な縮約形として、Not at all.を考えます。とりあえず意味のことは脇においておきましょう。これは日本英語だとノット・アット・オールですが、英語では「絶対」そういう発音になりません。日本語に近い音だと「ナラロー」でしょうか。子音と母音がすべてくっつきnotatallとなり、このままだと「ナタトール」ですが、英語の話し言葉ではしばしばtはrに替わります。そして語尾のlは日本語のオに似た音に・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
英語と日本語のリズムの違い
日本語の場合、七五調の中の語数を勘定してみると、構成の違いがわかります。日本語では助詞が1モーラである以外は、ほぼ2モーラの語が多く、その組み合わせで4モーラになっていることが多いのです。つまり名詞4+助詞1の結合が5モーラになり、七五調のベースとなっています。その結果、日本語は4拍子が基本という構造が出来上がっていると考えられます。 英語の場合、強勢アクセントにより単語の中が強弱のパターンがあり・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
英語のリズム2
英単語は1音節のものだけでなく、2音節や3音節、4音節の単語もありますから、構成はそれほど単純ではないです。英語の時間にいわゆるアクセント問題として、複数音節の語のアクセント(強勢)の位置がどこに来るかという問題に頭を悩ませた記憶のある方も多いと思います。本当のところは、きちんと習った覚えがないので、あてずっぽうで回答した人も多いと思います。実は単語の音節分解の規則は結構面倒で、英語の先生もよく知・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
英語のリズム1
日本語のリズムが七五調である、つまり4分の4拍子であることは説明しました。では外国語はどうなのでしょうか。たとえば英語の場合、Good Morning.は日本語の拍子で数えると2拍です。まずこの拍子とは何かを考えなくてはなりません。日本語はほぼ子音と母音が1セットになった「モーラ」という独特の音の単位が基本になっています。英語のような欧米の言語だけでなく、ほとんどの言語は子音と母音が分離しています・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
日本語のリズム(七五調)2
日本の歌の多くが七五調であるのは、日本語がそもそも七五調であることが原因です。七五調は古くから日本の歌に取り入れられている韻律ですから、日本語と深い関係があることは明白です。言語が先か歌が先かという問題は、鶏の卵が先か鳥が先かという議論と同じで、どちらかを先にすることはできません。最初から表裏一体であったと考えられます。 この日本語の韻律を「日本語四拍子論」という人もいますが、特別なネーミングをす・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
日本語のリズム(七五調)
呼吸が言語のリズムを作っていることは日常的に感じます。歌を歌う時、息継ぎが大切で、息継ぎを前提として音楽の小節が作られています。普段、音楽の譜面を見ることのない人はあまり考えたこともないでしょうし、音楽をやっている人も小節の区切りに縦線が入っていることは気にしていないと思います。この小節という単位はリズムの単位です。たとえば4分の4拍子の場合、1小節に4分音符4つが入るという意味です。同じ1小節に・・・
- カテゴリー
- コラム Articles