その他の投稿も検索をすることができます。
「検索ワード」「分野」「内容」を入力して
「検索」をクリックして下さい。

  • 「検索ワード」

  • 「分野」

  • 「内容」

コラム Articles
大つごもり

大晦日の別名が大つごもりです。月末を晦日(みそか)といい、年末が大晦日です。晦日の別名がつごもりなので、年末が同様に大つごもりです。みそか、という表現もいいのですが、つごもり、という音がなんとなく押し迫った感じが出て、好みです。みそかというのは三十がミソなので、30日の意味です。月末が30日とは限らないため、月が籠るという意味でのつごもりという表現があったようです。とにかくこの日にはその月のツケを・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
餅搗き

餅搗きは日本独特の風習ですが、最近は見なくなりました。ほとんどの家庭ではスーパーでプラスチック型の鏡餅を買ってくるのではないでしょうか。最近はこの鏡餅型の中身はパックされた切り餅が入っていて便利という商品も売られています。搗きたての餅が食べたいという人には餅つき機があります。臼に杵で搗くというのはイベントでもないと見ることはないと思われます。 落語「尻餅」では昔の餅搗きの風景が出てきます。「賃搗き・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
煤払い

煤(すす)という字もほとんど見られなくなりました。煤払いという年末の行事もお寺などでしかいわれない風物となりました。今は古民家でもないかぎり、家の中に煤がある家はないと思われます。昔は竈(かまど)だけでなく、囲炉裏や火鉢のような暖房器具、ランプや蝋燭(ろうそく)行燈(あんどん)などの照明器具も煤が出る物でしたから、しょっちゅう掃除が必要でしたし、仏具や神棚など普段あまり掃除ができない所は年末に大掃・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
里帰り

日本では盆暮れの里帰りという江戸時代からの風習が未だに続いています。昔の奉公人には休日という習慣はなく、住み込みで食事の賄いつきで仕事をし、年二回お休みがでるわけです。そして労働を通じて技術を学び、将来は暖簾分けという独立に際してはお店が資金の支援をするというシステムでした。ベテランの奉公人になれば、住み込みでなく通いも可能で、嫁とりして暖簾分けというのが当時のビジネスモデルでした。貧しい農家や職・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
御用納め

今週に御用納めの方も多いと思います。会社勤めの方が多いので、なんとなく御用納めから年末年始休暇に入るのが当たり前のような感覚になりますが、実際にはお店をやっている方は年末年始の方が忙しいです。人が休んでいる時こそ稼ぎ時という商売は結構多いものです。 欧米は27日から勤め始めです。26日までがクリスマス休暇で休みです。国にもよりますが、クリスマス中は休む商店がほとんどです。そのため旅行者や独身は生活・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
年の瀬

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わんとぞ思ふ これは崇徳院の和歌(小倉百人一首)で有名で、落語でこの歌の意味を知った人も多いかと思います。むろん百人一首で覚えている人も多いと思います。 この歌と落語の意味は後日にするとして、この歌を取り上げたのは「瀬」という意味が明快に説明されているからです。瀬というのは川の流れが浅くて急流になっている所のことで、転じて慌ただしく駆け回っている様子を表し・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
クリスマス・ツリー

最近はクリスマス・ツリーを飾る家庭も少なくなってきているようです。理由は日本の住宅には飾るスペースがないからで、小さい子供のいる家庭でプラスチック製のミニチュアを置く程度だと思います。そしてクリスマスが済んだら捨てるか、すぐに片づけているようです。 欧米では今でも大きなクリスマス・ツリーを飾り、オーナメンツと呼ばれるきれいな飾りつけをするのが12月の楽しみな行事となっています。このツリーの周りにク・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
クリスマス

欧米つまり多くのキリスト教徒はクリスマス・イブに深夜ミサに参加して、世界平和などを祈る習慣があります。夜パーティをする人もいないわけではないですが、敬虔な人は翌日の昼にディナーを食べて、お酒を飲んでお祝いをします。午前中はクリスマス・モーニングといい、深夜ミサで寝不足なので、少し休息したり、子供たちのお楽しみであるプレゼント交換をしたりします。12月になるとクリスマス・ツリーを飾り、その前にプレゼ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
クリスマス・イブ

日本ではなぜか24日にクリスマスをする家庭が多く、チキンとケーキを買ってくるのが常識になっています。これは正に「日本の常識」です。そもそもイブはeveningつまり前夜ということです。25日がクリスマスでChristmasとはChristはキリスト、masはラテン語で祭りの意味ですから、直訳すればキリスト祭です。そもそもキリストは苗字ではありませんが、その話は長くなるので別の機会に。クリスマスはキ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
冬至の食べもの

冬至はゆず湯に入って、カボチャのいとこ煮を食べる、というのが我が家の習慣ですが、ゆず湯は身体が温まるので意味はわかりますけど、なぜカボチャ、なぜ小豆、いとこ煮とはどういう意味、など子供の頃は不思議でした。昔、教わったのは、カボチャは南瓜と書き、ナンキンはンがついているから、運が付くというゲン担ぎだそうです。それなら南京豆(ピーナツ)でもいいのでは、と屁理屈したのも懐かしい思い出です。今はネットがあ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
冬至

冬至は1年で昼間が一番短い日となっています。科学的にはもう少し前で、理由は日没が早いからだそうですが、この日を境に日が長くなります。いわば真冬なわけで、西洋とくに北欧では冬至祭をする国が多いです。これから春に向かうわけですから、めでたい日です。それで大昔は冬至が元日でした。現在の暦では1月1日が元日ですが、なぜなのか疑問をもつ人は少ないと思います。実は、暦と天文学的現象は一致していないことの方が多・・・

カテゴリー
コラム Articles