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初辰

旧暦1月8日は初辰です。初辰と聞いてピンと来る方はほとんどないと思います。旧暦ではすべての日に干支が当て嵌められています。まず十二支については説明不要でしょうから十干の説明をします。十干とは五行で説明した、き(木)、ひ(火)、つ(つち)、か(金)、み(みず)にエとトを組み合わせた十種類で、きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと、です。これに漢字が充て・・・

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春の七草

今年は2月7日が旧暦1月7日、七草粥の日です。こういう行事は新暦と旧暦の2度楽しむのもよいのではないでしょうか。大昔は前日の6日に若菜摘みという行事があって、野山に七草を摘みにいくのが行事で、和歌にもたくさん詠まれています。 「君がため、春の野に出でて、若菜摘む、我が衣手に、雪は降りつつ」(光孝天皇) 有名な百人一首の1首です。衣手(ころもで)というのは袖のことです。君はどなたかわかりませんが、大・・・

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カーニバル

日本を含むアジアで春祭りをしている頃、ヨーロッパではカーニバルの最中です。カーニバルは謝肉祭と訳されるように、肉を食べていけない期間に入る前にたらふく食べて、騒いでおこうというお祭りです。カトリック圏で特に盛んです。日本ではブラジルのカーニバルばかり有名ですが、ヨーロッパ諸国では風習は違ってもカーニバルがあります。 そもそもカーニバルは、キリスト教徒にとって一番大切な復活祭(イースター)に先立つ4・・・

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青春

立春から春が始まりました。1年が春から始まって冬で終わるのは世界共通のようです。考えてみれば、植物の芽が出て、葉が出て、成長して、花が咲き、実がなって、枯れるという循環に一致しています。動物も春に子が生まれるものが多いです。 古代中国では、春夏秋冬の季節に色を当てて、青春、朱夏、白秋、玄冬としています。日本では青春だけが頻繁に使われますが、他の季節はほぼ使われていません。この季節の移り変わりを人生・・・

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立春

立春は春の始まり、二十四節気の始まりなので、ある意味、新年がこの日から始まるともいえます。旧暦の世界では元日と立春の2回新年の始まりがあったことになります。これを論理的でない、と切り捨てる人もいるでしょうが、風習としてお祝いが何度も来るのも悪くないと思います。元来、日本ではお祭りがたくさんありました。その時代の方が現代よりよほど精神的な余裕があり、楽しい日々が送れたと思います。 春節は立春から始ま・・・

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節分

節分は旧暦の習慣なのですが、どういうわけか新暦の今でも派手に実施されています。豆撒きという風習のせいかもしれません。近年は恵方巻をコンビニが広げたことも関係あるかもしれません。 節分とは節の分かれ目ということであり、翌日が旧暦1月4日の立春です。つまりは節分までは二十四節気の大寒のままです。そして立春から新しい節気が始まるので、ある意味新年はこの日から始まるので、節分は大晦日と同じです。 大晦日に・・・

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二日

二日と書いて、フツカと読む場合とニニチと読む場合があります。二人分はフタリブンデショウカ、ニニンブンでしょうか。二人前は?二泊はフタハク?ニハク?外国人に聞かれた時、迷いませんか?日本では古い数字と新しい数字が併用されていることが外国人には習得が非常に難しいものの1つです。 日にちはツイタチ、フツカ、ミッカ…のようにトオカまでは古い用法が今も使われます。人数はヒトリ、フタリまでは共通ですが、3人、・・・

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旧正月

今年は新暦2月1日が旧暦元日になります。元日は朔日(ついたち)でもあります。毎月の始めの日が朔日で、ツイタチは月立ちが転化したものです。朔日から新たな月が始まるのですが、この夜の月が新月つまり完全に月が見えない日です。月は太陽の光を反射して輝くということは理科の時間に習ったと思います。月の満ち欠けは月が地球の影に入り太陽光を反射しないために起こります。三日月の黒い部分は地球の形なのです。そう思って・・・

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