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コラム Articles
睦月の異名

2月28日は旧暦1月28日。今年はたまたま新暦2月1日が旧暦1月1日朔日なので、今月はぴったり1月遅れでしたが、その一致も今日までです。旧暦では1月30日まであるので、あと2日分が翌3月になり、新暦3月3日が旧暦の2月1日朔日となり新月になります。 1月は別名睦月であることは知られています。ではなぜ睦月というかというのは諸説あるようですが、私の好みでいえば、睦は「仲睦まじい」の睦なので、仲が良いと・・・

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日干支

干支といえば年干支がよく知られています。実は月や日にも干支が当てはめられています。鰻を食べるのに丑の日とか、安産のお守りをいただくのは戌(いぬ)の日がいい、などという言い伝えがありますが、これは十二支を当てはめた日のことです。旧暦カレンダーには月の干支と日の干支もあり、それぞれが十干十二支の60種類が当てはめられているのですから、その組み合わせは60x60x60=216,000通りもあるわけですか・・・

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226事件

2月26日はあの226事件の日です。この日になるとなぜか五代目柳家小さん師匠のことを思いだします。たぶんインタビュー番組か高座のマクラなのかだったという曖昧な記憶ですが、師匠はまだ前座だった頃、徴兵になり入隊後1か月で配属された歩兵連隊が226事件の出動で反乱軍になってしまったという話をされていました。夜明けに叩き起こされて出兵になり、訳も分からないうちに反乱軍にされてしまい、挙句に満州に転属にな・・・

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初天神

毎月25日は天神祭です。現在は新暦1月25日を祭礼にしている天満宮が多いと思いますが、旧暦の方が昔の習慣がよくわかります。天神様は言わずと知れた菅原道真公ですが、天の神という意味ではなく、道真公の神号である天満大自在天神の略称なのです。それゆえ道真公を祭る神社は天満宮と呼ばれます。それにしてもすごい神号で平安時代の人はよほど恐れたと見えます。道真公(菅公ともいう)はいわゆる怨霊で、日本では古来、怨・・・

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大喪の礼

平成元年(1989)2月24日は昭和天皇の大喪の礼があった日です。崩御されたのは1月7日でした。昭和天皇はご在位が63年と長く、その前の大正天皇の大喪の礼は昭和2年(1927)でしたから、当時10歳以上だった人はこの時73歳以上ということです。2度見た方は少なかったでしょう。当時テレビなどありませんから、葬列を見た人はほとんどないと思われます。ネット情報では「大喪儀は2月7日夜に天皇の霊柩を乗せた・・・

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天皇誕生日

2月23日は天皇誕生日です。天皇についてあれこれ議論するのは畏れ多いので、外国人がどう考えるのかを考えてみたいと思います。英語ではEmperorといいますが、陛下を英語でどう呼ぶかというと、ちょっとややこしくて、面と向かっての場合(まず滅多にないですが映画などでは出てきます)Your Majestyです。それ以外は三人称でHis Majestyです。なので今上陛下はHis Majescty the・・・

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猫の日

2月22日は例の語呂合わせで、ニャンニャンの日、猫の日です。ちなみに犬の日も当然ありますが、今日は猫の話題のみにします。猫に関する話題は非常に多いので選択に困るのですが、まずは猫目石(キャッツアイ)について。キャッツアイというと漫画の方が有名かもしれませんが、本来は宝石の名前です。正確には猫目石とキャッツアイは別物でクリソベリルという種類だそうです。猫の目の瞳孔のような縦筋模様がでる宝石のことだそ・・・

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国際母語デー

2月21日は国際母語デーInternational Mother Language Dayです。言語と文化の多様性、多言語の使用、そしてあらゆる母語の尊重の推進を目的として、UNESCO(ユネスコ)が1999年11月17日に制定したものです。 ユネスコと聞くと日本では世界文化遺産のことしか報道されませんが、マスコミもこういう重要な日は報道と解説をしてほしいものです。1952年2月21日、当時はパキ・・・

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寒椿

この季節の花の中で目立つのは梅と椿ですね。椿は日本人好みなのか、いろいろな種類があります。中でもよく文芸作品や俳句に出てくるのが「侘助」という種類です。小ぶりの一重咲で、名前の由来について諸説があります。千利休が好んだということもあり、茶の湯のわびさびに通じることから、多くの文人の好みとなったようです。普通の椿のようにたくさん一度に咲くのではなく、寒中にぼつぼつと寂しげにうつむき加減の下向きに花が・・・

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雨水

2月19日、旧暦1月19日は二十四節季の雨水(うすい)です。同じ漢字ですがアマミズではありません。1月4日から立春となり、15日間が過ぎて次の節季に入ります。意味は雪が解けて雨になる、それだけ春が進むということだそうです。実際にはまだ雪も降る地域が多いのですが、確かに春の訪れを感じさせる自然現象が見られます。昔の人はこうした小さな変化にも敏感に反応して楽しんでいたのですね。 冬は乾燥が進みますが、・・・

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十六夜

2月18日は太陰暦十六夜です。イザヨイと読みます。他の月は十五夜(じゅうごや)、十三夜(じゅうさんや)のように数字に夜(や)をつけて呼びますが、この日だけ特別な読み方をするので不思議に思っていました。語源を調べてみると、出遅れる、躊躇している、という意味の「いさよう」から来ているようです。満月を過ぎた十六夜月はやや月の出がやや遅くなるので、それを月が出るのをためらっているととらえて、イザヨイという・・・

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大安満月

2月17日は大安で満月、そして辛丑の吉日です。金運アップの日だそうですから、財布を新調したり、銀行口座を開設したり、会社を設立したりするのに最適の日です。宝くじを買うと当たるかもしれません。縁起をかつぐなら、正にピッタリの日です。 大安とは六曜の中の吉日で、六曜とは大安、赤口、先勝、友引、先負、仏滅が順に巡ってくる暦の一つで、今でも結婚式や葬式などでは重要視する人が多いようです。旧暦があまり利用さ・・・

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藪入り

1月16日は藪入りです。藪入りという表現はもう死語になっています。藪入りを知っている人でも1月16日と聞くと違和感を持たれる人がいると思います。藪入りは1月16日と 7月16日の年2回ありました。この日から奉公人は数日間のお休みをもらって実家に帰るのです。今では帰省は夏のお盆と冬の年末年始ということになってしまいましたが、新暦8月15日前後は旧暦の7月16日前後に当たるのでシフトしたのだと考えられ・・・

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小正月

今年は新暦2月1日が旧暦1月1日ですから、旧暦との換算が簡単です。2月15日が旧暦1月15日で小正月です。小正月は祝う地域も少なくなり、祝う地域も新暦でしているようです。旧暦では小正月はかなり大切な期間で、14日から16日というのが普通ですが、次の満月まで、とする地域もあったそうです。 そもそも正月とは文字通り最初の一カ月のことですが、今では正月三ケ日だけの意味になっています。そして7日に七草粥を・・・

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バレンタインデー

バレンタインデーといえばチョコレートの日が日本の常識です。そもそもは普段愛を告白できない女性が男性に愛を告白する日であったはずで、その思いをチョコレートに込めて意中の男性に贈る、という習慣でした。これは元々あるチョコレートメーカーが仕掛けた商戦だったのですが、見事にはまってチョコレートの日になりました。 バレンタインはカトリックの聖人の一人で、ローマ時代、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ・・・

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論理と証拠

近年は盛んにエビデンスという表現が見られます。どうして証拠という日本語でいけないのか理解不能です。ある解説によると、エビデンスとは本来、科学的根拠のことですが、いろいろな分野で使われていく中で語義がだんだん曖昧になり、ファクトの意味をもつようになった、といいます。つまりエビデンスの方が意味が広く曖昧だということのようです。この説明もいささか曖昧です。外来語にはこうした注意が必要です。 科学は論理と・・・

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迷信

旧暦のいろいろな行事、たとえば節分の豆撒きなどを迷信として取り合わない人をよくみかけます。そもそも迷信とは何でしょうか。辞書の定義だと「人々が信じていることのうち、合理的根拠を欠いているもの」とあり、似たような概念として「俗信」があるが、迷信と俗信との違いは、社会的な実害があるものが迷信、実害がないものが俗信とされています。俗信という表現はあまり一般的でなく、実害について人々が意識しているかどうか・・・

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建国記念日

2月11日は建国記念の日で休日です。今年は金曜日で次が土曜日なので連休の人もあるかもしれませんが、昨今の状況ではお出かけも難しいですね。雪が降る所も多いので雪見酒というのもオツなものです。 建国記念の日は昔は紀元節といいましたが、戦後GHQのお達しで名前が変わったそうです。いくら戦勝国とはいえ他国の文化にまで踏み込むのは横暴だったのですが、日本人は素直に受け入れ今日に至っています。紀元節とは日本の・・・

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初午

立春後の初めての午の日に初午詣りが行われます。初午は初〇の中で最も有名で「明烏」の初めの方に、真面目一方の大店の若旦那が初午のお稲荷さん詣りでおこわをたくさんいただく、という下りがでてきます。吉原へもお稲荷さんのお籠りということで連れていかれる筋になっています。江戸では重要な祭日の1つでした。 この話からもわかるように初午は稲荷神社の祭礼で、馬なのになぜ狐かというと、稲荷が「稲成り」に通じるという・・・

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初巳

旧暦1月9日は初巳です。初辰に続く祭日です。初巳は弁財天(弁天様)の祭日で、日本三大弁天である竹生島神社(滋賀県)、江島神社(神奈川県)、厳島神社(広島県)を始め、全国の弁天様で初巳の例祭が行われます。例祭というのは、その神社の由来に関わる祭日のことです。例大祭と呼ばれることもあります。 弁財天は七福神の1つで女性の神様で琵琶を持っていますから、芸事の神様です。また同時に金運、財運の神様なので、銭・・・

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