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秋の社日
秋分に最も近い戊(つちのえ)の日を「秋の社日」といいます。 春の社日は「春社」、秋の社日は「秋社」とも呼ばれ、土地の神様をまつる日とされています。 春の社日の頃は種まきの時期にあたり、秋の社日の頃は収穫の時期にあたります。 社というのはその土地の神様、守護神、産土神(うぶすなかみ)のことをさします。元々社日を祝う習慣はやはり古代中国にあり、土という意味がある戊の日に豊作祈願をするものでした。この風・・・
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秋彼岸明け
本日は彼岸明けです。仏教の世界では、現世を此岸(しがん)、煩悩を解脱した涅槃の境地・理想の境地を彼岸といいます。彼岸は誰もが知っていますが、此岸はあまり知られていません。彼岸は西、此岸は東にあると言われており、太陽が真東から真西に沈む「春分の日」「秋分の日」は、彼岸から此岸へ最も渡りやすい日であるとの考えから、お彼岸期間に供養を行うようになったといわれています。この彼岸の時期に先祖供養をする習慣は・・・
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秋彼岸の入り
お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの仏教的行事です。日本は正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。これを「日本教」と評した文明学者(ハンチントン)もいましたが、客観的にみるとかなり当たっていると思います。宗教が混淆化することは、とくに珍しい現象ではないのですが、古い時代から綿々と続いているというのは世界的に珍しいかもしれません。彼岸は仏教用語で西・・・
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旧暦の八朔
今年は新暦9月15日が新月で、旧暦八月一日、八月朔日つまり八朔となります。 八朔といえばミカンしか思い浮かばない人がほとんどだと思いますが、昔の人々にとっては重要な日でした。この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからありました。このことから、田の実節句(たのみのせっく)ともいう言い方もあります。この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や公家の間でも、日頃お世話になっている・・・
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アフタヌーン・ティ文化
最近、一部ではアフタヌーン・ティーブームですね。高級ホテルなどがスイーツバイキングの次に商品化しようとして、テレビを使ってステルス・マーケティングしています。中身を見ると、本場というか起源の英国のものとはかなり様相が違います。 元は英国の貴婦人たちが午後に軽食を食べたことが始まりです。英国の食事は、朝はあっさりしたもので、焼きトマトと茹で豆にトーストと卵料理程度。テレビやネットではフル・ブレックフ・・・
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ことばの意味と存在
ことばにはいろいろな意味がありますが、その1つに言霊(ことだま)というのがあります。ことばには魂が宿り、それが現実の世界に反映するという思想です。物理学ではありえないので、迷信として排斥する人もいますが、一方で、相手を呪ったり、神様や仏様にお願いする時にもことばでするので、言霊をまったく信じないなら無意味な行動ということになります。ことばを物理的に解析することは非常に難しいです。音声を物理的に研究・・・
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迎え火
8月13日は新暦でお盆をする人にとって、ご先祖様をお迎えする迎え火を焚く日です。火を焚いて迎えるという習慣は日本独自のものではなく、近年、日本だけでなくアジアに広がっているハロウインでも、根本であるドルイド教では、火を焚いて霊を迎え、新年を迎える習慣がありました。それがハロウインのカボチャの灯火へと変わっていきました。蠟燭の灯火は焚火の変形とも考えられ、火を焚くことが悪霊を追い払うという思想は世界・・・
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かき氷と天神祭
7月25日は「かき氷の日」だそうです。「「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれることから、「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせと、1933年(昭和8年)のこの日、フェーン現象により山形県山形市で当時の日本最高気温40.8℃を記録したこと(日本最高気温の日)にちなみ、かき氷を食べるのにふさわしい日とのことで7月25日が選ばれた。」とのこと。(https://zatsuneta.com/arch・・・
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地蔵盆
7月23/24日は地蔵盆が主として関西地方で行われます。地蔵盆は地蔵菩薩の縁日で、毎月24日ですが、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものを地蔵盆といいます。寺院に祀られている地蔵尊が対象ではなく、道祖神信仰と結びついた路傍や街角のお地蔵さんいわゆる「辻地蔵」が対象となっています。京の地蔵盆が比較的知られています。前日の宵縁日(旧暦7月23日)を中心とした3日間を指すこともあり、縁日(お祭り・・・
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縁日
縁日というと屋台店のことだと思われるようになってきました。これは意味の主客が転倒しています。本来、縁日とは、神仏の降誕、降臨、示現、誓願などの縁(ゆかり)のある日、すなわち有縁(うえん)の日のことをいいます。縁日には祭りや供養が行われ、この日に参詣すると普段以上の御利益があると信じられています。それで多くの人が集まるので、それを目当てにした屋台店が並ぶようになりました。縁日の屋台では普段、あまり目・・・
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古材と古民家
5月31日は語呂合わせで「古材」の日だそうです。ちなみに前日の5月30日は「古民家の日」だそうです。どういう語呂合わせかというと、古民家の家を「おうち」とよんで0をオと読むからだそうです。かなり苦しいですね。 古材はリサイクルというより、付加価値が高い資源です。木材は切ったばかりの新材は水分が多く、腐ったり、たわんだりしやすいので、乾燥してから使うのがほとんどです。とくに家具や楽器など精密さを要す・・・
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呉服屋
今でも地方に行くと多少、残っていますが、呉服屋という商売は絶滅しつつあります。地名には呉服町という町名が残っている地域があります。そもそも呉服というのは、古代中国の呉(ご)の国から来ており、絹織物のことを意味していました。絹織物そのものというより、絹糸を織って反物にする技術が応神天皇の時代(4世紀後半から5世紀)に伝わったとされていますから、古くから日本にありました。今ではゴフク としか読みません・・・
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シュークリーム
5月19日はシュークリームの日だそうです。19(じゅうく)がシュークリームという音に似ているからだそうで、もはや語呂合わせでもないのです。昔「ウルトラマンの年は?」というクイズがあり、答えは「18(シュワッチ)」というのがありましたが、ダジャレにしても、サムいギャグ並みです。 シュークリームというのは完全な日本語で、元はフランス語のchou a la creamシュ・ア・ラ・クレームからきたようで・・・
ガブリエル・ファーレンハイト
ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイト(Daniel Gabriel Fahrenheit、1686年5月24日 - 1736年9月16日)は、ポーランド・リトアニア共和国、王冠領プロイセンのグダニスク(ドイツ語名ダンツィヒ)で生まれ、主にオランダで活動したドイツ人技術者(専攻は科学機器製作)・物理学者。ファーレンハイトの生まれた日付の5月14日はユリウス暦によるものであるが、グレゴリオ暦では5月・・・
旧暦の生活
今月は閏2月です。今年は2月が2回あります。昔の人はどう思っていたのでしょうね。2月には立春とか節分という行事がありますが、2回やっていたのでしょうか。どうもそのようですが、選択性もあったようです。9月の月見などがある場合は、前の十五夜、後の十五夜と呼んで、2回楽しむ習慣もあったようです。そもそも行事は義務ではないですし、楽しむことが前提なので、選択的でよいわけです。そうした精神的な余裕のある生活・・・
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古民家の春 Spring at Old House
越後にも春がやってきました。コロナ禍前に植えた桜がようやく咲くようになりました。この後、ソメイヨシノが咲き、八重桜が咲きます。 Spring has come to us. The new sakura planted before Covid-19 has bloomed. Someiyoshino the famous cherry and Yae Sakura follow it.
冬の嵐の後始末 After the winter storms
越後は冬に嵐と雷がすごいです。それで古いトタン屋根は吹き飛ぶことが多いので、毎年少しづつ修理しています。 We have storms and thunders in winter at Echigo. Old roof panels are blown out and they should be repaired every year.
町屋の日
3月8日は町屋の日とか。どういう語呂合わせなのかと思ったら、3月はmarchなので、マーチヤということだそうです。ついに英語まで語呂合わせするのですね。 もっともoneワンは犬の日で使われていますし、初めてのことではないです。 町屋といえば京町屋が有名になりましたが、町屋の日も京町家情報センターが制定したものです。町屋とは本来は店舗と住宅が一緒になった長屋風の商家の建物です。昔は、武家屋敷や農家は・・・