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服装の非言語情報
8月31日と聞くと、夏の終わり、夏休みの終わり、宿題におおわらわ、のようなイメージがあると思います。今は衣変えという習慣はほぼなくなっていますが、昔は季節の変わり目には服装が変わりました。夏服と冬服があり、学校の制服や会社のスーツなどは、6月1日に冬服から夏服へ、10月1日に夏服から冬服へ衣替えすることが多かったようです。現在は暑さや寒さの時期が変わってきたので、機械的に日にちで変わることは少なく・・・
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マッカーサーの進駐
1945年8月30日厚木海軍飛行場に連合国日本占領軍最高司令官のダグラス・マッカーサー元帥が到着しました。これが日本の占領の始まりでした。その後、9月2日、日本と連合国との間で交わされた休戦協定(停戦協定)いわゆる降伏文書の調印が行われました。この協定により日本の降伏が確認され、ポツダム宣言の受諾は外交文書上固定されたことになります。マッカーサーは調印式にアメリカ代表として立ち会った後に東京に入り・・・
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触覚の不思議
人間の感覚は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感と思われています。これを定めたのはアリストテレスだということですから、近代的には別の分析があります。普通の感覚だと、それ以外に「痛い」とか「熱い」とか感じますが、これは痛覚というようです。ただ五感のように具体的な感覚器官つまり目、耳、鼻、舌、皮膚のような目に見える部位がないため、例外的に思われてきました。 般若心経では「無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法」・・・
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においの不思議
普段、あまり注目されませんが、視覚や聴覚の他に、嗅覚もコミュニケーションに使われます。ただジェスチャーや表情、音調とは異なり、人間が意図的に発することがほぼできないので、コミュニケーション手段とは思われないようです。 においは好感がある場合を香り、アロマとされ、よくないにおいを臭いとして区別します。人間の場合は嗅覚はかなり退化していますが、動物は優れた嗅覚をもっており、敵と仲間の識別や、雌雄の判別・・・
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音調の不思議
ジェスチャーと表情は人間の行動であり、受信者は視覚的情報として受け取ります。コミュニケーション手段としては、視覚情報だけでなく音声情報も利用されます。音声情報は音素のように分節できる要素とイントネーションなどのように語や文などの単位全体に被さる、かぶせ音素(超分節音素)があります。日本では英語の発音というと音素のことばかりを気にしますが、コミュニケーション上はむしろかぶせ音素の方が意味機能を果たす・・・
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表情の不思議
ジェスチャーに含める人もいますが、NVC(非言語伝達)の重要な要素に表情があります。表情は感情が自然に表出されるものなのですが、接客などのビジネスの場では意図的に表情を利用することがしばしばあります。笑顔smileは誰にも好感が持たれるということで、接客の場では挨拶と共に笑顔が示されます。英会話練習において、日本ではそれほど指導されませんが、本当は出会った最初にHi!と言った後にsmileするのが・・・
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ジェスチャーの不思議
言語が通じない時、自然にジェスチャーでコミュニケーションしようとしますね。なぜなのか、未だによくわかっていません。そして子供の言語獲得の段階では、言葉の前に身振りの獲得があります。またペットなどの動物の訓練にはハンドサインのような身振りと言葉で行います。これらのよく知られた事実から類推すると、身振りは人間の進化の古い時期に獲得した能力だといえそうです。相手の動作から情報を読み取る能力は人間以外の動・・・
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非言語情報
言語がコミュニケーションの主としたツールであることは疑いのないところですが、いわゆる非言語コミュニケーションNon-verbal Communication略してNVCがかなり前から話題になっては消えるという何度かのブームがあります。何をNVCと定義するかによって、内容も構造も変わってきます。ジェスチャーや表情がNVCであることは定説になっていますが、服装や相手との距離、立ち位置や座る位置などの空・・・
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処暑
8月23日から処暑になります。処暑は二十四節気の1つで、暑さが終わる頃、という意味で、処は「ところ」という意味の他に「止まる」という意味もあるそうです。処という漢字には「とりさばく」という意味があるところから、処断とか処理、処方、処罰という語もあります。今年の8月23日は旧暦だと7月8日なので、これから暑さが増していく感じになり、新暦と旧暦のギャップが典型的に出てきています。今年は猛暑続きで、まだ・・・
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言語の力
言霊(ことだま)というと何か超科学的な迷信の世界と思われますが、言語には目に見えない、人の心を動かす力があることは誰もが実感し、実際に活用されています。言語学の大元は魔法の術であり、今では文法grammarと魅力のglamourは別語ですが、語源的には「人を惑わすもの」魔法と同じ意味をもっていました。実際、英語のような語学を学ぶ時、文法の意味がわからず、挫折した人も多いと思いますが、いくら説明され・・・
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欧米の古戦場
日本の古戦場はほとんどが住宅に埋め尽くされ、昔の面影はわずかに残る土塁とか小山と碑だけということが多いのですが、欧米の古戦場は当時の面影を残していることが多いというのが個人的な印象です。理由は簡単で、城の大きさと建築方法にあると思われます。日本の城は天守閣を中心にして、堀や土塁で周囲を囲む形が一般的で、現在、堀は埋められて道路になっていたり、土塁は崩されて、一部に石垣が残っているだけです。天守閣も・・・
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小牧・長久手の古戦場
「どうする家康」は小牧・長久手の戦いに入ります。天下分け目の戦いといえば関ヶ原の戦いをイメージする人が多いのですが、個人的にはこの戦いが家康と秀吉の実質的な戦いであり、分け目だと思っています。結果的に勝敗が曖昧でしたが、それは家康の戦略であり、最終戦は大阪冬の陣と夏の陣で豊臣家を滅亡させるので、これが最終戦です。しかしその前の関ヶ原の戦いで趨勢は決まっていました。すなわち家康対秀吉の争いは、小牧・・・・
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ことばの意味と存在
ことばにはいろいろな意味がありますが、その1つに言霊(ことだま)というのがあります。ことばには魂が宿り、それが現実の世界に反映するという思想です。物理学ではありえないので、迷信として排斥する人もいますが、一方で、相手を呪ったり、神様や仏様にお願いする時にもことばでするので、言霊をまったく信じないなら無意味な行動ということになります。ことばを物理的に解析することは非常に難しいです。音声を物理的に研究・・・
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間違った命名
人が物に名前をつける時、植物や動物の和名はなんとなくイメージができたりするのは、何かに例えていることが多いです。中にはニセ○○とか○○モドキとか可哀そうな名前のこともあります。またイヌ○○のように犬が可哀そうな場合もあります。 たとえができない場合、つまり初めてみるような物の場合は困ります。外国探検中の時は現地人に物を指差して??のような表情でたずねることになります。この時、こちらが指している物と・・・
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名前の重要性
人間は名前がないと物の認識ができない、とされています。草花も名前を知らないうちは雑草ですが、名前を知ると識別ができるようになり、愛でる気持ちになります。動物にも個体別に名前をつけることで親近感がわきますから、ペットには個別の名前をつけます。空の星も星座名を知らなければ、光の点でしかありません。 名前は人が付けます。そこに名づける人の意図が反映されます。専門用語も名前の一種ですが、専門家だけがわかる・・・
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送り火
8月16日は送り火の日です。13日にお迎えしたご先祖が帰られるのを惜しんで火を焚いてお送りするものです。有名なのは京都の大文字焼ですね。火を焚いてお迎えし、火を焚いてお送りするという風習は火が神聖なもの、という思想で、世界共通のようです。電気がなかった時代は明かりといえば蝋燭や篝火(かがりび)、松明(たいまつ)でした。今でも蠟燭や灯明(とうみょう)を灯します。一方で火事の危険もあるので、火の用心に・・・
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終戦記念日
8月15日は終戦記念日です。日本ではこの日に玉音放送があり、天皇から国民に敗戦を伝えたことをもって終戦としています。どの時点をもって敗戦とするか、についてはつねに議論になります。日本の敗戦は連合軍のポツダム宣言を受諾したことをもって敗戦とするというのが国際的な認識なので、論理的には9月2日に降伏文書に署名しているので、その日を終戦とするのが正しいのかもしれません。しかし8日15日の玉音放送をもって・・・
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専売特許
8月14日は専売特許の日です。「1885年(明治18年)のこの日、日本初の専売特許が交付された。7月に施行された「専売特許条例」に基くもので、特許第1号となる堀田瑞松の「錆止め塗料及び塗り法」ほか7件が認められた。彫刻家で漆工芸家であった堀田氏は、鉄船用の塗料として漆などを原料に開発し、その改良品は日本海軍だけでなくロシア海軍の軍艦や米ガス会社のタンクにも使用され、日本初の世界的な発明となった。」・・・
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迎え火
8月13日は新暦でお盆をする人にとって、ご先祖様をお迎えする迎え火を焚く日です。火を焚いて迎えるという習慣は日本独自のものではなく、近年、日本だけでなくアジアに広がっているハロウインでも、根本であるドルイド教では、火を焚いて霊を迎え、新年を迎える習慣がありました。それがハロウインのカボチャの灯火へと変わっていきました。蠟燭の灯火は焚火の変形とも考えられ、火を焚くことが悪霊を追い払うという思想は世界・・・
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君が代
8月13日は国家君が代の日です。1893年(明治26年)のこの日、文部省が訓令「小学校儀式唱歌用歌詞並楽譜」を布告し、小学校の祝日・大祭日の唱歌に『君が代』『一月一日』『紀元節』など8曲が定められました。『君が代』の歌詞は、『古今集』の読み人知らずの和歌に、イギリスの軍楽隊長フェントンが曲を作り、歌われていました。しかし、メロディーと歌詞が一致していないということなどで、それを宮内庁雅楽課の林広守・・・
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