その他の投稿も検索をすることができます。
「検索ワード」「分野」「内容」を入力して
「検索」をクリックして下さい。

  • 「検索ワード」

  • 「分野」

  • 「内容」

コラム Articles
英語は暗記科目?

英語が嫌い、という理由の1つに「暗記するのが面倒だから」というのがあります。受験英語に関してはそういう面が大きいと思います。単語帳という英語と日本語の対応表で単語を覚えることが基本のようになっています。試験でも単語の意味(日本語)や英文解釈のように、日本語に変換する作業が英語教育の基本になっています。母語があって、それを核として外国語を学ぶ方法を移行型といいます。移行以外の方法としては、その外国語・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
どうして英語を勉強しないといけないの?

英語の先生なら1度はこういう質問を受けます。新人の先生だと想定外の質問で戸惑うこともあると思います。ベテランの先生なら、これは本当に理由を知りたいわけではなく、まして哲学的質問でないことはすぐわかります。要するに「英語を勉強したくない」という意味なのです。こういう「言外の意味」のことを語用論的意味といいます。「ああお腹が空いた」という場合、生理的な空腹を表現しているのではなく、「何か食べたい」とい・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
逆成 back-formation

新しい語を作り出すしくみのことを造語法といいます。造語法にはいろいろな方法があり、言語によっても違います。その中で逆成という方法が日本語でもよく用いられます。とくに外来語を借用して作った外来語を利用する場合に、原語の意味をあまり理解せず逆成する現象が近年増えてきました。日本語の逆成の例としては、「億ション」があります。マンションは英語のmansionからの借用ですが、マン=万という意味と解して、1・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
納豆の日

7月10日は語呂合わせの予想通りの「納豆の日」です。わかりやすい、というかベタですね。 近年、欧米でも納豆人気が高まっているようです。インターネットの普及で納豆の健康食品としての価値が理解されてきたようです。 1980年代頃まではアメリカに味噌や納豆を持ち込むには大変な苦労がありました。アメリカは日系人も多く、リトル・トーキョーのような日本人街もあって、日本文化への理解はある方でしたが、それでもロ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
泣く日

7月9日はなんと「泣く日」だそうです。誰が設定したのかはどうもよくわかりません。記念日は企業などが提案することが多いのですが、「全米感涙協会」という団体名がサイトにでてきます。しかし7と9で「泣く」の語呂合わせは日本の話ですし、ここが提案したとは思えません。しかし調べてみると、全米感涙協会というのはアメリカの団体ではなく、日本の団体だそうで、「全米感涙協会」は2014年に、涙を流すことで気持ちのデ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
ナンパの日

いろいろ語呂合わせの日がありますが、7月8日はなんと「ナンパ今の日」だそうです。記念日はどこかの企業か機関が提案することが多いので、どこがこんな提案をしたのか興味があって調べてみました。「マガジンハウス発行の雑誌『ポパイ』の1991年(平成3年)6月19日号で提唱された記念日。日付は「ナン(7)パ(8)」と読む語呂合わせから。「七夕」の翌日ということで新たな恋の展開を目指す意味も。この日は見知らぬ・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
小暑・七夕

今年の小暑は七夕と重なります。小暑は二十四節気の1つで夏至と大暑の真ん中です。これから本格的な暑い夏になる季節ということになります。二十四節気はさらに三分割され七十二候となります。七十二候は美しい表現ばかりです。 初侯:温風至(あつかぜいたる):熱い風が吹いてくる時期です。現在では温風といえば暖房の温かい風をさしますが、本来は梅雨明け頃に吹く南風をさしました。梅雨の湿気も伴い、蒸し暑くなってくる頃・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
サラダ記念日

「「この味がいいね」と君が言ったから、7月6日はサラダ記念日」(『サラダ記念日』は、俵万智の第一歌集。河出書房新社、1987年5月8日初版発行)。この短歌はいろいろな意味で、いろいろな方面に衝撃を与えました。 本コラムのように「今日は何の日」をネタにしている身にとっても、「記念日とは何か」を考える機会になりました。記念日には「憲法記念日」「建国記念日」のように法律で国民の休日で定められたものから、・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
穴子の日

7月5日は「穴子の日」だそうです。単純な語呂合わせです。土用の丑の日の鰻のように、もっと売りたいと願う業者が制定したものです。この時期は穴子が最も美味しい時季とされています。 穴子は鰻と同様にビタミンAやビタミンB類、カルシウムが豊富で夏バテに効果的だそうです。カタチは似ていますし、正直なところ、蒲焼にして丼で食べたら、鰻の小型と区別できない人がほとんどではないでしょうか。「うな丼」「あなご丼」と・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
Happy Birthday, America

July 4thはアメリカ合衆国の独立記念日です。Independence Dayともいいますが、July 4thが通称のようになっています。USAは今年で247歳になります。ちなみにお隣の大韓民国は今年で78歳、中華人民共和国は74歳、ロシア連邦は31歳となります。日本はどこから独立とみなすかが問題ですが、2月11日を建国記念日として制定し紀元節を元にしていますから、2683歳ということになりま・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
アイデンティティの決定要因

アイデンティティとは何か、ということが案外理解されていません。訳語が自己同一性というこれもわかりにくい直訳なので、一般には理解されにくい専門用語です。他にもいろいろ訳語があるようですが、もっともわかりやすいと思われるのが「私は何者」という自分で自分をどう考えるか、ということだと思います。その自分をどう思うのかという要因はいろいろあり複雑です。近年話題の性別の問題はその一つで、普通の人は性別だけでな・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
半夏生

2023年7月2日は半夏生(はんげしょう)という雑節の1つです。雑節とは二十四節気の他にある旧暦の行事で、他にも節分、彼岸、八十八夜、入梅、土用、二百十日などおなじみのものもあります。雑節の中であまり知られていないのが半夏生と社日です。昔は夏至から数えて11日目とされていたようですが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていておおよそ7月2日となっています。変わった名前の由来は・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
原子爆弾とコンピュータ

ノイマンという名前はコンピュータ関係以外の人にはあまりなじみがないと思います。彼の業績については簡単にはまとめきれないので、https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・フォン・ノイマンを参照してください。彼は「数学・物理学・工学・計算機科学・経済学・ゲーム理論・気象学・心理学・政治学に影響を与えた20世紀科学史における最重要人物の一人とされ、特に原子爆弾や汎用電子コンピュー・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
爆縮 implosion

北大西洋の潜水艦事故の話はもうマスコミはすっかり忘れていると思います。今更のようで恐縮ですが、米沿岸警備隊のマスコミへの発表の中で、catastrophic implosionという英語が非常に印象的でした。「壊滅的爆縮」という訳語が多かったと思いますが、事実を非常にうまく説明していると思いました。Catastrophicというのは力学的に力が溜まってきたものが突然破壊へと向かうことを意味し、たと・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
肉の話

ベタな語呂合わせですが、毎月29日は肉の日です。いいかえると「肉の縁日」です。肉といえば牛肉、豚肉がまず浮かぶと思います。鶏肉はどうなのでしょうか。魚肉はどうなのでしょうか。トリは微妙で、魚は肉扱いになっていないように思います。肉は英語でmeatなのは誰でも知っています。しかし牛肉はbeef、豚肉はpork、鶏肉はchickenで英語では別語になっています。これを語彙分化といい、文化的関心度の指標・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
貿易の日

「通商産業省(現:経済産業省)が1963年(昭和38年)に制定。1859年(安政6年)6月28日(旧暦5月28日)、江戸幕府がアメリカ・イギリス・フランス・オランダ・ロシアの5ヵ国との間で結んだ友好通商条約に基づいて横浜・長崎・箱館(函館)の3港を開港し、自由貿易を許可する布告を出した。貿易に携わる企業だけでなく、広く国民全般が輸出入の重要性について認識を深める日として記念日とした。この「貿易記念・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
Micro-, Small and Medium-sized Enterprises Day

国連は零細・中小企業の重要性を認識し、これらの企業を支援するための意識と行動を高めることが目的で6月27日を零細・中小企業の日と定めているそうです。日本語だと零細と中小企業という分類のようですが、零細企業、中小企業の定義は国や業種によって異なります。日本では零細企業は経営規模の極めて小さな企業を意味するが、法的には小規模企業者という区分に該当し、卸売業・サービス業・小売業では従業員の数が5人以下、・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
記念日と休日の考え方

昨日のコラムで縁日が毎月を基本としていることをご紹介しました。それに対して記念日は年1回というのが圧倒的に多いです。ちなみに6月26日もいろいろ記念日がありますが、語呂合わせでは「露天風呂の日」だそうです。このコラムでご紹介してきた記念日の多くは企業や団体が一般社団法人日本記念日協会に申請し認定・登録されたものです。これが公式の記念日ということになりますが、その前に国が法律で定めた国民の休日という・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
縁日

縁日というと屋台店のことだと思われるようになってきました。これは意味の主客が転倒しています。本来、縁日とは、神仏の降誕、降臨、示現、誓願などの縁(ゆかり)のある日、すなわち有縁(うえん)の日のことをいいます。縁日には祭りや供養が行われ、この日に参詣すると普段以上の御利益があると信じられています。それで多くの人が集まるので、それを目当てにした屋台店が並ぶようになりました。縁日の屋台では普段、あまり目・・・

カテゴリー
コラム Articles
コラム Articles
UFOの日

Unidentified Flying ObjectつまりUFOの日は6月24日だそうです。日本ではユーフォーと呼ぶのが一般的ですが、アメリカでは他の三文字省略語同様にユーエフオーと読むことが多いです。これはたぶんテレビ番組の影響です。USAはユーサとは呼びません。変な英語読みの元凶はテレビ番組であることが多いです。それだけ影響力が強いといえます。UFOの直訳は未確認飛行物体です。確認するiden・・・

カテゴリー
コラム Articles