その他の投稿も検索をすることができます。
「検索ワード」「分野」「内容」を入力して
「検索」をクリックして下さい。
はりきゅうマッサージ
八月九日は語呂合わせでハリキュウの日だそうです。ちなみに鍼灸(しんきゅう)の日は4月9日で似たような日が年に2度あるのです。こちらは日本鍼灸協会が2017年の制定とか。ハリキュウの日は全日本鍼灸(しんきゅう)マッサージ師会が2003年(平成15年)に制定したのだそうですから、こちらの方が古いようです。全日本と日本になっているので、どのギョーカイにもある分断というか、別行動というか、相克があるようで・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
八八
八月八日は語呂合わせしやすいので、いろいろな記念日あるだろうと思って調べてみました。 母の日は5月なのでまさかと思ったら、ババの日でおばあさんの日だそうです。敬老の日もあるのにと思ったら、2月2日をジジの日にするのだとか。よくわかりません。誰が提案したのかと思ったら伊藤忠食品株式会社だそうで、どういう意味があるのでしょうね。 歯が並ぶので歯並びの日。これは日本臨床矯正歯科医会の提案。これはわかりや・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
立秋
文月十日は立秋です。暦の上では今日から秋なのですが、まだまだ暑い日が続きます。それで「残暑お見舞い申し上げます」というお便りをだすわけです。いわゆる暑中見舞いは昨日までに出すべきもので、秋なのにまだ暑さが残っています、という季節感なわけです。 七十二侯では「涼風至」(すずかぜいたる)となり、秋の気配を感じるようにはなりましたが暑さは残っています、という正に残暑のことを意味します。実際、空の雲も入道・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
延喜式
現代の日本史教育では延喜式について学習することは少ないです。古事記や日本書記については誰でも名前くらいは知っているが、延喜式については宗教が絡むせいか、詳細を習う機会がほとんどないようです。延喜式は平安時代中期に編纂された三代格式の一つで、律令の施行細則をまとめた法典です。現代風に考えるなら、憲法の下にある六法のようなものです。三代格式のうちほぼ完全な形で残っているのは延喜式だけで、細目まで規定さ・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
太閤検地
天正十年文月八日、羽柴秀吉は所領の近江で初めて検地を行いました。これが太閤検地の始まりとされています。また天正十六年のこの日、刀狩令が発布され百姓から刀や鉄砲などの武器を徴収し、同時に海上賊船禁止令で水軍による海賊行為の禁止が行われました。これらは安全保障の内政として重要です。現在の銃刀法による日本に治安状態と銃規制のない米国との違いがその重要性を示しています。 太閤検地は納税の安定性という国家経・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
ハシの日
8月4日は語呂合わせのハシの日です。ハシにもいろいろあり、箸、橋、端など同音異義語の典型です。やはりご多分にもれず箸の会社が制定したもので、日頃お世話になっている箸への感謝という意味です。延命長寿と無病息災を祈願する日枝神社の「箸感謝祭」というお祭りもあるそうです。箸供養というのもあり、使わなかった箸は捨ててしまわないで、神社にもっていくと、この日にお炊き上げしてくれるそうです。道具を大切にする日・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
蜂蜜・鋏・鱧
この3つの共通点は何でしょうか。簡単な謎解きで、どれも8と3がついています。ハチミツ、ハサミ、ハモとカナ書きにすればすぐわかります。8月3日はこれらの記念日です。鱧は3がついてない、というクレームをつけたくなった方は、最近のクレーマータイプになってきていると思ってください。鱧は元々、あの鋭い歯で咬みつく=はむ、が語源で、関西では今でもハミと呼ぶ地域があります。それでハとミで8と3です。納得されたで・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
大雨時行
旧暦文月五日は大雨時行という七十二侯の1つです。たいうときどきにふる、と読みます。昔の大雨は今のような集中豪雨ではなく、夕立程度だったようです。夕立はユダチとも読み、歌にも歌われています。「夕立は馬の背を分ける」といい、局部的に降ることを意味しています。一度に激しく降る様子を「篠突く雨」という表現が講談や落語には出てきますが、篠とは篠竹のことで、細い竹が真っすぐ生えますから、篠竹が束になって刺さっ・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
地券
明治5年7月4日大蔵省は全国に地券を交付しました。地券とは今日の土地登記簿のことですが、日本では古くから税金のための検地が行われてきました。有名なのは太閤検地で天正10年(1582)から秀吉が死ぬ慶長3年(1598)まで続けられた全国規模の土地調査です。それ以前は平安時代の荘園公領制でした。太閤検地の目的は効率のよい収税で、複雑な土地所有関係を整理して、農民と土地をしっかり結びつけることでした。そ・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
ステルスマーケティング(ステマ)
ステルスマーケティングStealth Marketingとは消費者に広告と明記せずに隠して行う宣伝手法のことで、略してステマと呼ばれています。Stealthとは秘密とか偽装を意味し、steal盗む、の方は良く知られていますが、発音が変わるせいか、日本では普段は習うことの少ない特殊な英語でした。似たような語形変化と発音の変化でheal/healthがあります。ヒーリングとヘルスが同じ語から変化したと・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
薩英戦争
文久三年(1863)文月二日薩摩藩と大英帝国は戦闘に入りました。そもそもの原因は前年の生麦事件の解決と補償を求めた英国と、実力で要求を拒否する薩摩藩が鹿児島湾で激突しました。 日本での評価はそれほどでもないのですが、海外の歴史家はかなり驚いたようです。日本国と英国の国同士の戦いなら普通のことですが、一地方の軍と大英帝国がほぼ互角に戦ったのは特異といわざるをえません。 生麦事件とは薩摩藩国父島津久光・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
文月
本日から文月(ふづき、ふみづき)には入ります。文月から秋の月になるのですが、まだまだ猛暑が続く夏真っ盛りという感じです。文月の由来は文被月(ふみひろげづき)つまり書物を広げる月ということで、字が上手になることを祈って、七夕の短冊に歌や願い事などを書くという風習と関わっているとされています。新暦の七夕は過ぎてしまいましたが、旧暦では六日後、今年は8月4日になります。今でも旧暦のまま七夕をする地域もあ・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
土潤溽暑
旧暦水無月晦日は土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)という七十二候の1つです。溽=むしあついと読みます。非常に蒸し暑い様を溽暑(じゅくしょ)といい、梅雨が終わり、夏真っ盛りになる頃の湿気の多い蒸すような暑さを意味します。こういう漢字と言葉は残しておきたい日本遺産ですね。土が潤うというのは、地面が湿気を帯びて蒸し蒸しする感覚を表現したもので、実際には強い太陽光で熱をもち乾燥します。この土の熱を「土熱・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
朝鮮戦争終結と日本の敗戦状況
1953年7月27日に朝鮮戦争が終結しました。朝鮮戦争の頃の日本は戦後のドサクサがまだ続いており、国民は生活に必死であまり関心がなかったように思います。しかし朝鮮半島においては国家が分断され今日までそれが続いている悲劇的な戦争です。要するにソ連と当時のアメリカの都合だったことは明白です。 Widipediaの記述を中心にざっくりとまとめます。第二次世界大戦中の連合国会談により降伏後の日本が朝鮮半島・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
幽霊の日
7月26日は幽霊の日だそうです。そんな日もあるのかと調べてみたら、文政八年(1825)7月26日に江戸中村座において四代目鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が初演されたことを記念しているのだそうです。旧暦のことなので、本当は新暦にするのはまずいのではないかと思います。それこそ元の日が幽霊になってしまいます。 日本の幽霊は足がないことになっていますが、それは歌舞伎役者の尾上松緑が考えた演出だといわれてい・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
味の素
7月25日は味の素の日だそうです。明治41年(1908)4月24日、東京帝国理科大学教授池田菊苗博士は昆布だしのうまさの正体がグルタミン酸であることをつきとめ、うまいと感じるものの正体をうまみと命名しました。そしてグルタミン酸を調味料にするため、ナトリウムを加えて濃縮する技術を開発し、同年7月25日に製造法の特許を取得しました。その後、鈴木製薬所に製品化を依頼し、明治42年「味の素」という製品販売・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
応永の外寇と倭寇(海乱鬼)
応永26年(1419)水無月二十六日、応永の乱の中で激しい戦闘がありました。応永の外寇は日本史の中では教えられることが少ないのですが、李氏朝鮮による対馬への侵攻のことで、糠岳戦争ともいわれ、朝鮮史では己亥東征と言うそうです。当時、対馬が倭寇の根拠地とみなされていて、たびたび倭寇に襲われた朝鮮側が征伐のために侵入した戦争です。倭寇というのは「日本の海賊」という朝鮮側、中国側の解釈ですが、実際には日本・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
大暑と丑の日
水無月二十五日は二十四節気の大暑です。今年は新暦7月23日から8月6日までの15日間が大暑で、今日がその入りということです。盛夏というか、1年でもっとも暑い期間ということで、これが過ぎると秋に入ります。 大暑は土用の丑の日と重なるので、鰻屋さんが大忙しの日という習慣になっていますが、これは江戸時代の平賀源内のCM戦略に乗ったまま今も続いているのです。夏土用の丑の日は「う」のつく食べ物が健康によいと・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
著作権とNFT
著作権というと文字からは何か著作をした場合の権利と理解されそうですが、英語ではcopyrightつまり複製する権利ということになっています。実際、著作権は国ごとに内容が異なります。現在の日本の著作には小説、音楽、美術、アニメなど広く「表現されたもの」が含まれ、表現の創作者が著作者、表現されたものを著作物、そして著作者に与えられた権利が著作権ということになっています。現時点で著作物と考えられているの・・・
- カテゴリー
- コラム Articles
破防法と公安調査庁
1952年7月21日、破壊活動防止法が公布され、公安調査庁が設置されました。映画やドラマでは時々、公安調査庁がでてきますが、普段、活動を目にすることはありませんし、警視庁公安部と誤認されることも多く、似たような組織として内閣情報調査室もあって、正しく理解されていることは少ないです。こういう情報機関をインテリジェンスといい、007のジェームス・ボンドの映画のせいもあって、スパイの世界との混同もありま・・・
- カテゴリー
- コラム Articles