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書籍の歴史
昨今は電子書籍が普及し、これは革命の前兆であろうと思っています。実際はすでにSNSが社会運動を起こしており、歴史的に見ると新たな時代に入ったのでしょう。 大昔、情報は口伝のみでした。文字の発明により、記録という行為が行われるようになりましたが、手間がかかりました。古代エジプトのヒエログリフを見ると、ほぼ絵ですから、粘土板に掘るのも大変だったことでしょう。メッセージを頭の中にしっかり入れておき、思い・・・
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縁故主義とネポティズム
Nepotismは縁故主義と訳されることが多いのですが、英語のニュアンスと少し違うように思っています。身内贔屓(ひいき)と訳した方がいいのではないでしょうか。日本の政治は世襲政治家が多く、これも欧米から見るとネポティズムと感じるようですが、日本の場合は個人的な思想ではなく、社会システムになっていると指摘する人が政治学者や社会学者にいます。アメリカでは今、大統領の政治問題になっているようです。日本の・・・
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涅槃会と西行忌
本来は旧暦の2月15日が涅槃会であり、西行忌なのですが、今では新暦に移して行事を行うところが増えてきたので、本日のコラムにします。個人的にはこうした旧暦の行事をそのまま新暦に移すことには抵抗があります。同じ考えの人もいるようで、旧暦の2月15日に涅槃会を行う寺も少数ですが、あります。涅槃会というのは釈迦の入滅の日、つまり命日のことです。涅槃会では普段非公開の涅槃図などが公開されます。旧暦涅槃会の2・・・
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バレンタイン・デー
日本のバレンタイン・デーはチョコレートの日になってしまいました。それも高級化が進んで、結果的に義理チョコが消滅、自分チョコになっていきました。男性はホッとした半面、寂しい思いをしているのかもしれません。そもそもバレンタイン・デーは女性が「普段は告白できない」愛を男性に告白する、という説が日本では信じられていたのですが、そもそもこの説が怪しいだけでなく、女性の告白はもう当たり前になってきていて、むし・・・
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Family name
明治8年(1875)2月13日、「平民も必ず姓を称し、不詳のものは新たにつけるように」と苗字を名乗ることを義務づける「平民苗字必称義務令」という太政官布告が出されたのを記念して、この日が苗字制定記念日なのだそうです。ということはそれまでは、庶民には苗字がなかったわけです。今、夫婦別姓の問題が議論になっていますが、これも「姓があるから」という視点も成り立つ訳です。しかしそういう主張は聞いたことがあり・・・
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ダーウインの日
2月12日はDarwin Dayです。ダーウインは進化説で有名ですが、その内容を説明できる人は案外少ないです。「人間はサルから進化した」程度の認識の人が多いと思います。そもそもダーウインは地質学者であったことをごぞんじでしょうか。 ダーウインの仮説は「適者生存・自然淘汰(自然選択)・性淘汰(性選択)・生存競争・突然変異」の5つの仮説です。その実証としてガラパゴス島を探検しました。彼が有名になったの・・・
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建国記念日
2月11日は日本の建国記念日です。多くの国では独立記念日として祝っています。建国と独立では意味が微妙に違います。独立という場合は、それまでどこかの支配下にあったという意味です。たとえばアメリカには独立記念日がありますが、イギリスの植民地であったのが、独立戦争によって勝ち取ったことを記念しています。フランスの場合は独立記念日とはいいません。それは市民革命によって王政を倒して国を作ったという意味なので・・・
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フトの語呂合わせと豆の意味
2月10日は語呂合わせで「フト」の日です。どんな日があるのか調べてみたら、たくさんでてきました。10日:世界マメの日、海の安全祈念日、左利きグッズの日、ニットの日、ふきのとうの日、ふとんの日、みやざき地頭鶏の日、観劇の日、簿記の日、ニートの日、キタノ記念日、豚丼の日、フットケアの日、ドクター・ショール フットの日、太物の日、ふとんをクリーニングする日、フルーツアートの日、二世帯住宅の日、二重(ふた・・・
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フクの日
2月9日は語呂合わせで「フク」の日です。フクにはいろいろあって、洋服のフク、幸福のフクもあります。普通はフグという魚もゲンをかついでフクと呼ぶことが多いので、多くの専門店がフクの日にしています。またフグの産地もいろいろあるので、産地ごとにフクの記念日にしています。同じ語呂合わせですが、ニクとも読めるので、肉の日にもなっていますが、こちらは毎月、肉屋さんがやってますから、今回は魚のフクの話にします。・・・
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事(こと)始めと事八日(ことようか)
2月8日に事初めを行う地域があります。事というのは意味が広く、物事を始めるのが事始め、物事を終わるのが事納めということです。年神様を迎える行事だとすると12月8日が事始めに該当し、この日から正月の準備を始めます。反対にその日に仕事を終えるのであれば事納めということになります。内容によって始めと納めが異なるので、まとめて事八日という言い方もあります。これも本来は旧暦の習慣ですが、新暦に移されてしまい・・・
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フナの日
2月7日は語呂合わせでフナの日だそうです。べたな語呂ですが、茨城県古河市のフナ甘露煮店組合が2001年に制定したそうで、ローカルな記念日です。同組合は最初、2000年に11月27日を「いいフナの日」を制定したが、翌年から2月7日に変更されたそうです。変更理由がはっきりしないのですが、わかりやすい、が理由のようです。翌年変更ということはよく考えて制定したわけではなさそうですね。 最近、フナの姿があま・・・
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海苔
2月6日は海苔の日だそうです。今年は海苔不足で恵方巻もあまり販売されないみたいですが、従来、コンビニの恵方巻が売れ残って捨てられたという話を聞いて、もったいないことだと思っていました。そもそも恵方巻は大阪天満宮の行事だったのが、テレビが広げて、この時期にあまり海苔が売れないので海苔業者が乗っかってできた新行事であり、この際、控えた方がよいと思われます。 「海苔の日」は全国海苔貝類漁業協同組合連合会・・・
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日本語検定
2月5日は語呂合わせで日本語検定の日だそうです。日本語検定に協賛している東京書籍株式会社が日本語検定のPRを目的に制定しました。 平成19年に始まり、平均で年間約10万人が受けているそうです。この試験は主として日本人などを対象としており、受検者の多くは学生のようです。英検の方は年間約400万人だそうですから、国民の関心は英語の方のようです。時々誤解があるのですが、日本語検定と主として外国人(日本語・・・
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立春
2月4日は新暦の立春です。立春は二十四節気の1つで、最初の節気つまり1年の始まりということになります。立春は1日のことではなく、今年は2月18日までです。よく誤解がありますが、二十四節気の春は立春に始まり、雨水、啓蟄と続いて、その次に春分(お彼岸)になります。感覚的にはここから春が実感できます。春分の後、清明、穀雨と続いて春が終わります。1年を24に分割したのが二十四節気ですから、1季節に6節気あ・・・
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節分は年4回?
2月3日は新暦の節分です。節分について今更説明の必要はないと思いますが、翌日2月4日は立春です。しかし節分が年4回あることは案外知られていません。立春、立夏、立秋、立冬の前日がすべて節分です。立春から新年という習慣も昔はありました。旧暦では、立春に最も近い新月を元日とし、月の満ち欠けを基準にした元日(旧正月)と、太陽黄経を基準にした立春は、ともに新年ととらえられていたのです。したがって、旧暦12月・・・
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情報セキュリティとDX
2月2日は2006年10月政府の情報セキュリティ政策会議において情報セキュリティの日が制定されました。情報セキュリティ政策会議で第1次情報セキュリティ基本計画が定められ、サイバーセキュリティ基本法が定められました。情報セキュリティの向上への気運を全国的に波及・浸透させるとともに、広く官民における意識と理解を深めることが目的で、情報セキュリティへの取組みに関し、特に顕著な功績または功労のあった個人ま・・・
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重ね正月
2月1日を重ね正月という風習もあるそうです。1月31日で晦日正月となり正月は終わりかと思ったら、それを利用して、もう1回正月にしようという日です。これも旧暦の考え方の行事なので、本来は旧暦でないと意味がないのですが、新暦になって移されてしまったようです。 この行事の前提には数え歳という考え方があり、正月に歳をとるという昔の習慣の理解が必要です。数え歳にはゼロ歳というのがなく、生まれた瞬間が1歳です・・・
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晦日正月
1月31日は晦日正月(みそかしょうがつ)です。ミソカというのは本来、三十日のことで、十を「そ」と読むのは三十路(みそじ)のような例があります。日をカと読むのは二十日(はつか)などがあります。旧暦だと一月(ひとつき)は30日までしかないので、月末=30日であり、月末を晦日=三十日で矛盾はなかったのです。新暦になり、大の月と小の月ができて31日月末ができたため、晦日が三十日でない月ができたわけです。1・・・
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宮中祭祀
1月30日は、年間20以上ある宮中祭祀の一つ、孝明天皇祭です。明治7年(1874)から明治45年までは国の祭日として実施されました。孝明天皇が崩御されたのは旧暦の慶応2年12月25日ですが、明治5年の暦法変更で新暦1月30日にあたることからこの日に祭祀が行われるようになりました。 孝明天皇祭では皇居内にある皇霊を祀る皇霊殿と孝明天皇の陵である京都の後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ)に・・・
人口調査と国勢調査
明治5年(1872)1月29日、明治政府による日本初の全国戸籍調査が行われたことを記念して、この日が人口調査の記念日となっています。明治4年の戸籍法に基づいて実施され、明治5年に編製され干支「壬申」から壬申戸籍と呼ばれることもあります。これも明治5年のできごとで、いろいろ大転換がありました。 当時の人口は男1679万6158人、女1631万4667人で合計3311万825人だったそうです。今の4分・・・
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