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聴覚障害者に対するサービス側の意識調査結果2006
あらまし 2006年に実施した聴覚障害者に対するサービス側の意識調査結果の報告(PDFのみ)。結論として 企業の姿勢として障害者雇用促進法の存在は知っているが、聴覚障害者はほとんど雇用されていないし、今後の聴覚障害者雇用は考えていない。現在は改善されていると期待したい。 一方で、聴覚障害者の罹災率はきわめて高いままであるから、緊急対策が必要である。
新しい手話学と手話教育(PDF版)
動画 PowerPointによる発表済の手話の工学的研究についての提案のPDFのみの公開。動画は別途発表。音響工学との比較による手話工学の構築案を具体的に示した。手話の構成素は手の形、位置、動きという定説を工学的に見直し、動作とCLという要素を考え、動作は位置と動きを合成した軌跡とし、手の形は手話動詞の語幹になるという定義をすることで、新しい手話学を提案した。
日本手話におけるNMSの機能
あらまし 日本手話研究においてはNMSの文法機能が重視されてきた。これはアメリカ手話学の影響であり、直接的にはLiddelの手話文法論である。それはその著書以前にこうした議論がまったくなかったことからもわかる。しかし本論では手話の文法の多くが形態論レベルに反映されており、手指の動作に示されていることを説明している。NMSは音声言語の音調などの機能と似ており、文法よりは感情的な強調を表現していること・・・
Sign Language Studies 9
書名 Sign Language Studies 9 概要 カナダの木工所のサイン、身振りと言語起源の問題など、手話を広く捉えた論文が掲載されている。この頃から、聾者の手話だけでなく、いわゆる業界のサインなども視野に入れる視点が示されている。Kendonのgestuculation(身振り化)というコミュニケーション方法の提案はHewsの言語起源論を発展させたものである。
Sign Language Studies 6
書名 Sign Language Studies 6 概要 編者のストーキーが指摘しているように、準備段階、日本でいう研究ノートのような参考文献リストが掲載。日本では論文リストだけでは評価されないが、アメリカでは関連文献リストだけでも評価対象となる。
手話の言語的特性に関する研究
書名 手話の言語的特性に関する研究 概要 博士論文の公刊。過去の手話学の主要な論文と業績の紹介、及び工学的見地からの手話分析の公表。手話パラメータのうち「動き」が主要な要素であることを指摘した。
短文記憶法
概要 動画で公開されているものをPDFに再編集したものです。音声がないだけで、文章を読めば内容は把握できます。動画を閲覧したい場合はhttps://www.shuwa-study.net/hiden/でご覧ください。内容はあっさりしていますが、実際にこの方法を用いると驚くほど効果があります。理論的根拠はしめされていませんが、まずは実践をお勧めします。
情報価値の低下
現代社会は情報化の時代とよくいわれますが、情報が大量生産されるようになり、相対的に価値が低下しています。情報が十分に吟味されることが少なくなり、使い捨てのような状態になってきています。 たとえば学問の世界でも、今はインターネットで簡単に検索して手に入れることができます。昔は、専門的情報は専門書にしかなく、専門書は売れ行きが少ないため、印刷部数が少なく、結果としてとても高価であり、特別な人しか入手で・・・
江戸幕府の始めと終わり
旧暦2月12日徳川家康は江戸幕府を開きます。慶長八年のことです。そして明治元年の同じ日に徳川慶喜は江戸城を出て上野寛永寺に移り謹慎しました。265年間続いた江戸幕府の終わりです。正確には明治元年九月八日の「一世一元の詔」により慶応から明治に改元されたことをもって江戸時代の終わりということに歴史上はなっています。 一世一元とは天皇一代に一つの元号という現代型の元号制度の始まりです。それ以前の元号は天・・・